栗駒山 中央コース〜東栗駒山周回

2020年06月03日(水) [日帰り]

• GPS: 03:37
• 距離: 9.4km
• 登り: 653m
• 下り: 642m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:23
• 合計: 3:36

10:36 いわかがみ平
11:37 11:37 中央・東栗駒コース合流地点
11:45 11:56 栗駒山
12:11 12:12 天狗平
12:20 12:21 展望岩頭
12:23 12:23 御駒岳
12:28 12:28 展望岩頭
12:34 12:35 天狗平
12:50 12:51 栗駒山
12:55 12:56 中央・東栗駒コース合流地点
13:06 13:06 東栗駒分岐
13:23 13:29 東栗駒山
14:11 14:12 いわかがみ平
14:12 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いわかがみ平駐車場は、上の駐車場はまだ一部は残雪に覆われているが、それでも駐車スペースは十分にある。
下の駐車場横の公衆トイレには、身障者用トイレ内に更衣スペースが設けられている。

コース状況／危険箇所等

非常にポピュラーなコースなので、平日でも50人以上の登山者と出会った。
中央コースは、頂上直下の東栗駒山への分岐の部分で、僅かな間残雪の上を歩くが特に問題無い。
山頂から更に奥に稜線を進み、1573mピークまで往復してみたが、登山道に問題は無かった。
東栗駒山ルートは、最初に中央コースと別れる辺りは、まだ残雪が豊富にあり登山道は隠されているので、ガスで視界が良くない時などは気を付けて歩かなくてはならない。
そこを過ぎると登山道はほとんど出ており問題無いが、東栗駒山から下って最初に渡る大きな沢と、更に下降し登山口近くになってから渡る沢にはまだタップリ残雪が残っており、雪渓の踏み抜きや崩落に気を付けながら素早く通過しなくてはならない。
東栗駒コースは、登山口近くになると沢状の道を辿る事になり、ぬかるみや滑り易い所が増えるので歩き難くなる。
ルートは雪渓を渡る部分だけ、テープの標識を見落とさない様にして、上手く登山道に戻らねばならないが、他は良く整備された歩き易い道だった。

その他周辺情報

いわかがみ平のレストハウスは、食堂は休業中だが自販機やトイレは使用可能だった。
入浴は一番近いのはハイルザーム栗駒だが、入り口で「問診表」の様な物に記入させられ、それを料金と一緒にフロントに提出しなければならない。
また当面は、東北6県以外に在住の方は受け入れしないそうだ。
風呂に付属した温水プールや露天風呂は、まだ休業中だった。

装備

備考

一応アイゼン・ピッケルも持参したのだが、今回のコースでは全く必要なく、ツボ足にダブルストックで大丈夫だった。

感想

tkitasan

実に久しぶりの栗駒山。
積雪期のスキーツアーでも10年以上来ておらず、無雪期になるとそれよりもずっと前から来ていなかったので、まるで浦島太郎の様な気持ちだった。
駐車場は、ほとんど宮城ナンバーの車ばかりだったので、新型コロナに対する登山者の備えについて、岩手県内で出会ってきた登山者と比べて意識の違いが感じ取れるかと期待していたが、全く同じだった。
出会った登山者に、すれ違い時にマスクやバフなどを使おうとした人は皆無だったし、すれ違いざまに勢いよく「こんにちは！」と挨拶してきたり、パーティで来ている場合はぴったりくっついて談笑しながら歩くなど、コロナ前と全く変わらぬ行動をとる人ばかりだった。
尤もマスクは感染予防には役に立たず、自分から他者への飛沫感染を防ぐくらいしか効果が期待できないし、暑い中では熱中症を引き起こす原因にもなりかねない。
また山中では好天でも風がそれなりに吹いているのが当たり前だし、それを考慮して休憩時に他の人たちと密な状態を作らない様にした方が、感染予防には効果がある様に思える。
しかし同じパーティーであっても、密着して大声で話しながら歩くのは、いくら屋外であっても飲み会やカラオケで一緒に騒いでいるのと同じくらい感染リスクが高い行為なんじゃないかと、横から見ていてそう思った。