記録ID: 240314
全員に公開
ハイキング
奥秩父
大雉沢(大薙沢)の踏み跡Vルート散策
2012年10月21日(日) [日帰り]


- GPS
- 07:35
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 710m
- 下り
- 702m
コースタイム
廻り目平7:35―水場8:10―舗装路終了地点8:13―森林管理署小屋跡(峰越林道と分かれ工事用林道へ入る)8:40―大雉沢第3堰堤(左岸へ渡る)8:45/
8:55−第1と第2堰堤の中間(ここで右岸へ渡る)9:10/9:15−第1堰堤(再度左岸へ渡る)9:30/9:40―沢分岐―沢分岐―沢分岐―工事用林道12:35/12/50―峰越林道(大弛峠より6km地点)13:00―東股沢13:35―森林管理署小屋跡14:10―水場14:40―廻り目平15:10
8:55−第1と第2堰堤の中間(ここで右岸へ渡る)9:10/9:15−第1堰堤(再度左岸へ渡る)9:30/9:40―沢分岐―沢分岐―沢分岐―工事用林道12:35/12/50―峰越林道(大弛峠より6km地点)13:00―東股沢13:35―森林管理署小屋跡14:10―水場14:40―廻り目平15:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雉沢沿いの道について: 奥秩父の大弛峠から金峰山へ向かって約30分で朝日峠に着く。 ここは大弛峠が出来る前までは山梨側と長野側を結ぶ重要な峠だった。その朝日峠の長野県側は、峠から大雉沢沿いに廻り目平まで立派な道があったが、峰越林道が開通してからは殆ど歩かれなくなり廃道化している。今回はこの大雉沢沿いの廃道を歩いてきました。 危険個所: 大雉沢の濡れた岩は滑りやすいです。 不明瞭箇所: マーキングがあるので不明瞭箇所は一応なしです。しかし、山の初心者が行くような場所ではありません。 基本的に大雉沢に沿って歩けばよいです。しかし登る場合は枝沢に入り込まないように注意する必要があります。初めて歩く場合は下る方が道迷いの可能性は少ないと思います。 この沢は滝など無く普通に歩けます。明るい沢なので気持ちよく歩けます。 駐車場: 廻り目平から森林管理署小屋跡までいたるところに駐車できます。 |
写真
沢沿いに20分程進むと沢はまた二股二分かれます。
ここからは写真正面の林の中を進みますが、しばらく行くと栂の若い木の激薮になります。赤マーキングはこの薮の中に続いていますが、水量が少ない場合左の沢沿いに進んだ方が早いと思われます。
ここからは写真正面の林の中を進みますが、しばらく行くと栂の若い木の激薮になります。赤マーキングはこの薮の中に続いていますが、水量が少ない場合左の沢沿いに進んだ方が早いと思われます。
二つ前の写真の正面の林の中を少し進んだ付近の様子です。この先が若い栂の激藪ですが、それを抜けあまりの激藪で、抜け出るまでの1時間程は写真を撮り忘れました。
以前、大雉沢を下った時は沢沿いに下りましたが、その方が遥かに楽です。ただしこの沢の石は滑りますので要注意。
以前、大雉沢を下った時は沢沿いに下りましたが、その方が遥かに楽です。ただしこの沢の石は滑りますので要注意。
約1時間経過後栂の激藪を抜け出たところ。
この写真は下流方向を写したものですが、写真中央の河原の右側方向から大雉沢の水が流れてきています。ここからは写真右手の林の中を大雉沢に沿って進みますが、歩き易い林です。
この写真は下流方向を写したものですが、写真中央の河原の右側方向から大雉沢の水が流れてきています。ここからは写真右手の林の中を大雉沢に沿って進みますが、歩き易い林です。
枯れた大雉沢を渡ると広い道になり、そこを30m程進むと別の廃林道がUターンしているところに着きます。左へ5分程進めば峰越え林道に合流します。朝日峠は右へ10分程進み、そこから斜面に取付きます。取付きにはマーキングや白い手製の道標があります。
感想
今回は朝日峠まで行きませんでしたが、以前朝日峠から大雉沢を下りた時の記録もあります。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-46956.html
奥秩父の忘れられた古い道。
このような古い道を歩くのは楽しいです。
大雉沢の名称について。
最近の地図では「大雉沢(オオキジサワ)」の名称が殆どですが、古い地図では「大薙沢」や「大ナギ沢」と書かれているものが多いです。
呼び名としては「オオナギサワ」が正しいようですが、漢字としてはいつの間にか「薙」の草冠が無くなってが大雉沢に変わったようです。「雉」の字はナギと似ているがナギとは読まないようなので、現在の「雉」の漢字は誤植かもしれない。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1890人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大雉沢の偵察、お疲れ様でした。
以前にhachiさんに教えていただいて、朝日峠から下った時のことを懐かしく思い出しました
20枚目の写真の二股の付近も、よく覚えています。
廻り目平から朝日峠までのコースがあれば、いろいろ面白そうなのに、廃道になってしまうのは残念です
ところで、大雉沢じゃなくて大薙沢だったんですね!
びっくり
masaiさん
その節は大変な道をお知らせして済みませんでした
20枚目の写真の二股の先の薮は大変でした。そこは幅2m程の古い道が部分的に残っている道ですがとにかく栂の若い木の薮を歩くのは消耗します
でも以前下りたときは、沢沿いを歩いたのですがこちらの方が楽に歩けますよね。そういえば私は2回目に歩いたとき濡れた岩の上で滑って沢に落ちました
沢の名前は大薙沢が正しいようですが、ある時期の地図から名前が変わるなんて不思議です。
因みに廻り目平へ行く途中の道からは、朝日岳の北面の大ナギ(山肌が崩れたところ)が良く見えますよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する