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記録ID: 242240
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

面白山〜紅葉見下ろし長左衛門道まったり歩き

2012年11月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:46
距離
14.8km
登り
1,256m
下り
1,270m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:20面白山高原駅-9:39長左衛門峠-10:21中面白山-10:50面白山-11:14三沢山
11:27三沢山-11:43長命水-12:57長左衛門平-14:05面白山高原駅
天候 曇り 山頂部はガス
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR仙山線 面白山高原
コース状況/
危険箇所等
危険個所 紅葉川沿いの道は、崩れて木の根を渡る箇所もあるがロープあり。むしろ高巻き状の道でバランスを崩さぬよう 
なお、長左衛門道は大半車道並みの広さで鼻歌交じりで上を向いて歩けるが、沢を渡る前後等急に細い山道になるのでその時は視線を足元に戻しましょう。
紅葉川沿いの道を行く
紅葉川沿いの道を行く
川沿いは紅葉も盛り
川沿いは紅葉も盛り
ブナ林の黄葉も終盤
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ブナ林の黄葉も終盤
根っこのラダー
中面白への登り
奥新川峠から東へ延びる尾根に一瞬の光
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中面白への登り
奥新川峠から東へ延びる尾根に一瞬の光
大東岳、南面白山は雲の中
大東岳、南面白山は雲の中
見下ろす中面白から紅葉川に落ちる尾根にも一筋の光
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見下ろす中面白から紅葉川に落ちる尾根にも一筋の光
一瞬紅葉の渓が浮かび上がる
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一瞬紅葉の渓が浮かび上がる
面白山手前の岩場で
冬枯れの稜線に残る秋
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面白山手前の岩場で
冬枯れの稜線に残る秋
面白山山腹のガスに煙る樹
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面白山山腹のガスに煙る樹
長左衛門道に入った
対岸の尾根の紅葉
1
長左衛門道に入った
対岸の尾根の紅葉
まぶしい位黄色のカエデ
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まぶしい位黄色のカエデ
ツートン
綺麗な滑滝を横切る所も
(実は下の方が綺麗でしたがうまく写ってませんでした)
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綺麗な滑滝を横切る所も
(実は下の方が綺麗でしたがうまく写ってませんでした)
苔むす木
中略
紅葉川沿いに下ってきました
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中略
紅葉川沿いに下ってきました
霞滝上部の紅葉
上流を振り返る
駅前藤花の滝周辺
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駅前藤花の滝周辺

感想

 前日の戸神山どたばたハイクが余りにあっけなかったので、靴慣らしハイク第2弾で面白山へ。頂稜部はもう冬枯れているだろうが、中腹以下なら紅葉はいけるはず。そこで目を付けたのがまだ歩いていない長左衛門道。900m前後を横巻いているので、樹間に紅葉を見下ろしながらのんびり歩けるはず。紅葉川から反時計回りで北面白山を9の字歩き(ルートの形は9には程遠いですが)することに。またあわよくば・・・・。
 朝仙台市内は快晴で泉ヶ岳も良く見える。だが、仙山線を進む列車が山間にさしかかると徐々に雲が多くなり、面白高原駅に降り立つと時折小雨もパラついている。駅周辺もそうだが紅葉川沿いに入っても紅葉が盛り、さっそくカメラを向けると・・・・バッテリー残量残り1。昨夜充電しなきゃと思いつつ今日のプランを練っていてつい忘れて・・・・。またまたやってしまいましたので、電源オン+速写+即切りのけちけち撮影モードでいつ切れるかロシアンルーレット状態となり、必然的にいいなと思っても撮るのを見送ることに。渓谷沿いの道を遡るにつれ雨は止み晴れないまでも空はやや明るくなってくる。水線を離れるとやや傾斜が出てくるが、明るいブナの林の緩い登りで気分良し。登るにつれまるで地下鉄の様な風音が頭上に近づき樹々の枝を激しく揺らすようになる。樹高が低くなったなと思ったら明るいまま長左衛門平に着く。峠には、南面白まで行くので早立ちしたという単独の方が休んでおり、上はみぞれで強風と教えてくれる。見上げる中面白の上半部は蠢く濃いガスの中にある。
 中面白への道は登るにつれ背後に大東、南面白が伸びあがるがいずれの頂部も分厚い雲の中。しかし、時折雲間の陽射しが見下ろす谷の色を浮かび上がらせる。尾根上に上がった1,100m当りから雲の中に入るが風は思ったほどでもない。中面白山頂は濃いガスの中。天気が良ければ9月に見た東に延びる踏み跡を1205P方面に辿り、面白山の東面を見れないかと思っていたのだが、濃いガスと濡れた笹藪を見てあっさりあきらめる。休まず面白山に向かう。一端下り登り返していると何人かの登山者と行き交うが、自分がヤッケも着けず長そでシャツだけなのを見てか、上は寒いですよと口ぐちにいう。登り着いた面白山頂もガスと風の中
 山頂には数人が休んでいる。結構広いので、風をある程度避けられる所もあるが、展望もないので、お昼は雲の下のはずの三沢山でとることとし、立ち休みだけで下山開始。濡れていやらしい急坂を下って行くと雲の下に出て正面には三沢山、天童高原、雨呼山が、その左には日も差している山形市方面が見える。登り返した三沢山でおにぎりとハムの昼食をとっているとパラパラ雨が落ちてくる。
 一下りで長命水、ここから長左衛門道に入る。平坦な広い道をのんびり行く。どうせ乗れる列車は3時頃、早く着きすぎても時間が余る(とその時は思っていた)。道沿いには紅葉も残り、樹間から対岸の尾根の紅葉が望める。写真にはならないかもしれないが、人の目は垣間見える景観から手前の樹などをノイズ除去して感激できる。反時計回りは正解だったと思う。なぜなら、行く手には大東、南面白があり(雲巻いてますが)、尾根、沢を横巻くごとに次々角度が変わり見える景色も変わる。何本か小窪、沢を横切るが、長い綺麗な滑滝をかけた沢もあった。おおむね平坦な広い道なので、落ち葉を蹴散らしながら上を向いて景色に浸れる。でも時々細い巻き道になることも、そのひとつで木の根トラップに靴を突っ込み突っ伏したのは怪我なしだったので御愛嬌。中面白の裾付近は左上に岩壁が垣間見えるブナの広大な林で鼻歌も出る。風がゴーゴー鳴り始めると長左衛門平下で紅葉川からの道に合し、もう一度峠まで行く。
 後は来た道を下るだけ。まだ時間がありすぎるので早く着く過ぎないよう紅葉を愛でながら下ろうと思ったが、空が暗いためか登りの印象よりいま一つで、それともやはり渓谷は登るものなのか。それよりどうも左足首外側が痛い。歩くのに特に支障はないが靴ずれを起こしたようだ。のんびり下りも駅が見え始めてもう終点と思った時、駅に上り列車が入ってきた。えっと思ったがもう遅い。駅に着く2分前発の快速電車でした(前日の陸前白沢の便と同じと思い込んでいたんですが、陸前白沢に止まらなくてもここに止まる列車があるんだね)。この後寒い駅で1時間ほど列車待ちしましたとさ。
 連日のお粗末ハイクで、靴慣らしも課題あり。でも、長左衛門道左回り、期待通りいい道でした。

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コメント

ゲスト
長左衛門道左回り
新緑の時期に面白山高原駅からカモシカコースを山頂までいき、その後、そのまま下ってから長左衛門道左回りで渓谷を下りました。その時私も長左衛門道で鼻歌が出ました。子供の頃の遠足気分でした。ここにきて天候に恵まれませんね。
2012/11/6 19:02
こんばんは、HITOIKIさん
 長左衛門道は天童高原まで車で来て、右まわりで面白山の帰りに辿る人がほとんどのようですね。同日も7〜8組の方とすれ違いましたが、同方向に行く人には会いませんでした・・・って、同方向は追いつかれるか追いつくかなので会う機会が少ないのは当たり前ですか。でも、私は車で行っても左回りすると思います。
 これからの季節、背稜や日本海寄りの山々の天気がぐずつくのは致し方ないのでしょう。その分少ない晴れ間には太平洋岸では望むベくもない景色を見せてくれるのでは。私にはもう本格的な雪山は無理ですが、山形で手軽な雪山ハイクを愉しめるところがあれば、ご紹介ください。
2012/11/7 0:12
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