安比高原から八幡平へ

2020年07月23日(木) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 14.7km
• 登り: 860m
• 下り: 580m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 1:32
• 合計: 5:58

11:00 前森山
11:40 11:44 西森山
12:31 13:14 屋棟岳
13:39 13:46 大黒森
14:03 14:03 恵比須森
14:22 14:29 茶臼山荘
14:35 14:44 茶臼岳
14:48 14:48 茶臼山荘
15:14 15:18 黒谷地湿原
15:37 15:37 安比岳分岐
15:47 15:56 源太森
16:01 16:01 源太分かれ
16:15 16:17 陵雲荘
16:30 16:30 ガマ沼
16:38 16:39 八幡平
16:44 16:44 鏡沼
16:46 16:47 鏡沼分岐
16:52 16:57 八幡平山頂レストハウス
16:58 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

安比高原スキー場駐車場(無料)に駐車。
ゴンドラを利用して山頂駅へ。 (1,500円）
八幡平山頂からタクシーにて安比高原スキー場まで移動。(10,300円)
　・平舘タクシー 0120-142527 / 0195-74-2525
事前に予約の電話をしましたが、八幡平山頂レストハウスに着く40分くらい前に電話くださいとのこと。混み合うこともないし、予約して時間を決めてしまうと、時間に間に合うよう登山を急いでケガしちゃうかもしれないからとのことです。

コース状況／危険箇所等

笹を刈った道は意外に歩きにくいです。その他は歩きやすい道でした。

その他周辺情報

バッジ：八幡平山頂レストハウス売店16:30までで買えず。
　　　　岩手山焼走り国際交流村の日帰り温泉館「焼走りの湯」売店にて購入。
温泉：安比温泉 白樺の湯
宿泊：相の沢キャンプ場（無料）

写真

7/23 9:46

前日の夜に家を出て、安比高原スキー場にやってきました。

7/23 9:48

まずはホテルの安比高原自然学校で情報収集。前森山までの道はコロナの影響もあり草を刈ってないとのこと。

7/23 10:14

そもそも時間もないので歩いて登るのは断念して、ゴンドラのチケットを購入。

7/23 10:15

スキーの板を持たずブーツも履いていないので、ゴンドラの階段をスイスイ登る。（笑

7/23 10:21

緑の中をゆっくり登って行くゴンドラ。

7/23 10:48

ゴンドラ山頂駅前にいろんな高山植物が植えられていた。観光用かな。

7/23 10:31

ニッコウキスゲ

7/23 10:47

白花四季咲コマクサ

7/23 10:48

エーデルワイス（ウスユキソウ）

7/23 10:51

花を見てばかりでスタートが遅れましたが、いよいよトレイル開始。スキーに来た時ずっと気になっていた木段だ。

7/23 10:55

結構な木段をあがって数分で前森山山頂に到着。スキーブーツ履いてここまで来るのはちょっとしんどいかも。

7/23 11:10

西森山へ向けて森の中をいったん下る。右側に並行してゲレンデがあるはずだけど、草ボーボーで見えない。

7/23 11:14

三本ブナに到着。こんなにも大きいとは。下から登ってきたら、コースタイム2時間でここに到着していたはず。

7/23 11:18

西森山までは急登。前日からの長距離移動の疲れがあるのか、かなりしんどかった…。

7/23 11:39

西森山山頂に到着。西森山のリフト頂上は、、草ボーボーで見えない…。

7/23 11:46

道中こんな感じの道が多かった。笹を刈って作ったらしく、刈られた笹の根が地面から鋭く飛び出ているので踏み抜かないように歩く。うーん、ペースが上がらない。

7/23 11:59

ギンちゃん（ギンリョウソウ）

7/23 12:10

小さな湿地帯のような場所にでてきた。湿原らしい植物でいっぱい。

7/23 12:19

道中ギンちゃんがたくさん。1年分、いや一生分見てしまったかと思うくらい。

7/23 12:28

苔も豊か。

7/23 12:36

屋棟岳に到着。

7/23 12:43

屋棟岳は少しスペースがあって、風が通って気持ちよかったので、ここでお昼ごはんに。

7/23 13:24

再び歩き出すと、視界が開け岩手山の裾野が少しだけ見えた。岩手山全体は見えないけど、ここまで眺望無しの道が続いていたからちょっと嬉しい。

7/23 13:29

モミジカラマツ

7/23 13:37

大黒森に到着。

7/23 13:40

林道のような砂利道になり、これ以降笹道じゃなくなっていった。

7/23 13:39

クルマユリ。葉が車輪のように付いている。

7/23 13:53

コウリンタンポポ

7/23 13:53

笹がないと歩きやすいなぁ。

7/23 13:58

恵比須森に到着。

7/23 14:14

イワハゼ

7/23 14:17

ハクサンチドリ

7/23 14:20

茶臼山荘(無人小屋）に到着。

7/23 14:21

中はすごく綺麗だった。

7/23 14:20

茶臼山荘から茶臼岳に向けて出発

7/23 14:29

すぐに着いちゃった。

7/23 14:31

茶臼岳山頂から。

7/23 14:32

八幡平方面。

7/23 14:32

50kmトレイルコースの稜線をたどって、

7/23 14:32

裾野しか見えないけど岩手山。

7/23 14:49

茶臼岳から黒谷地湿原までは、岩がゴロゴロ転がる道を緩やかに下りていった。

7/23 14:53

シャクナゲ

7/23 15:02

イワイチョウ

7/23 15:02

イワカガミ

7/23 15:04

ニッコウキスゲ

7/23 15:04

オオタカネバラ

7/23 15:05

チングルマの綿毛

7/23 15:05

黒谷地湿原中心部に降りて来ると、ニッコウキスゲが咲き乱れていた。

7/23 15:12

ワタスゲもたくさん。

7/23 15:09

広がる湿原。

7/23 15:11

ベンチがいっぱいあってここでランチもいい感じ。

7/23 15:17

ベンチ前に広がる湿原。

7/23 15:12

しばらく湿原を散策。ニッコウキスゲとワタスゲがいっぱい。

7/23 15:16

木道のすぐ横にいっぱい咲いています。

7/23 15:25

次に目指すは八幡沼。ふたたび岩がゴロゴロした道を登っていく。

7/23 15:33

シラネニンジン

7/23 15:34

安比岳(右)と八幡平(左)の分岐。今日は時間がないので安比岳はまた今度。

7/23 15:35

7/23 15:36

源太森に向けて登る。

7/23 15:38

ここは白い花でいっぱいだった。

7/23 15:47

源太森に到着。後ろに見えるのはさっき登った茶臼岳。

7/23 15:48

八幡沼と八幡平が見えた。

7/23 16:01

八幡沼の北側に広がる湿地帯を木道が続く。だれもいない…。

7/23 16:02

いろんな形をした地塘がいっぱい。

7/23 16:06

八幡沼にも出ることができた。

7/23 16:10

ワタスゲいっぱいの木道。フワフワの綿毛。

7/23 16:15

八幡沼とはここでさようなら。

7/23 16:10

ゴゼンタチバナ

7/23 16:11

ミヤマキンポウゲ

7/23 16:14

アオノツガザクラ

7/23 16:15

イワカガミ

7/23 16:22

ウメバチソウ

7/23 16:27

ミヤマアキノキリンソウ

7/23 16:29

遊歩道を急ぎ歩いていく。というのも八幡平山頂レストハウスが17時までだから。あと30分しかない…。

7/23 16:34

八幡平山頂に到着。すぐ横に展望台があったけど、ガスで眺望なし…。

7/23 16:39

時間がないので売店までランするもメガネ岩で一枚。

7/23 16:45

なんとか17時前に登山口に到着。が、レストハウス内の売店は16:30までとのこと。ガーン！バッジ買えなかった…。

7/23 16:49

意気消沈も、せっかくの県境なので。

7/23 16:52

タクシーを待ちながら。あっ茶臼岳見えた！

7/23 20:18

夕食は平館のたかはしにて天丼！タクシーの運ちゃんに教えてもらいました。

撮影機器：

FinePix F100fd 富士フイルム

Xperia Z3 SO-01G SONY

サイバーショット DSC-RX0 SONY

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

感想

しろたんきゅ

　オリンピックが延期されてしまった7月の4連休。雨に降られない場所をチェックしていると何度も足を運んでいる安比高原スキー場のある岩手がいけそうだ！ということで、岩手県の百名山3座を予定して出発しました。
　岩手に到着するもさすがに梅雨なだけあって、なかなかスカッとしない天気。相の沢キャンプ場（なんと無料）に着いてテントを張りながらも天気予報とにらめっこし、3座の登る順をなかなか決められませんでした。こんなに迷うとは…。
　結局初日は八幡平を安比高原から攻めることに。ここは、『岩手山・八幡平・安比高原50kmトレイル』のコース上になっていて、前から気になっていたコース。一部でも歩けることにワクワクしながらゴンドラに乗りました。ゴンドラに載ってしまうので、あとはなだらかな稜線歩きだ。てことはハイキング程度かなぁ。と思っていたら、基本上り調子の連続アップダウン。思った以上に足を使う登山でした。等高線は緩やかですが、あなどるなかれです。
　前半は笹を刈った幅の広い道が続くものの、カットした笹が地面から鋭く突き上げている場所もあり、決して歩きやすい道ではなく、踏みつけて靴底を突き抜けないかしらと心配しながら歩きました。さらに、フレッシュな熊の糞を3箇所で発見。遭遇しなくてよかった。
　後半の湿原エリアの花々は圧巻の一言。誰もいない中、こんなにもたくさんの花を見ることができるなんて全く思っていなかったので、来て良かったとずっと言っていました。