志賀山、四十八池、渋池 〜ワタスゲの池めぐりと神秘の大沼池眺望〜
- GPS
- 04:29
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 438m
- 下り
- 402m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的にコースはよく整備されています。裏志賀山から四十八池への下りは急ですが、ロープがありますので、慎重に下れば問題ありません。 |
その他周辺情報 | 志賀草津道路の草津温泉〜万座三差路間が通行止めだったため、万座ハイウェイ(有料)を利用しましたが、早朝(6:40通過)だったためか無料で通れました。 駐車場は前山リフト下(10台程度)と、少し横手山方面へ向かって右側に大駐車場があります。トイレは同じく前山リフト下と四十八池湿原にあります。 |
写真
感想
長雨でせっかくの連休も登山には不向きの日々が続いていますが、この日だけが午前中は天気がもちそうだったので、いざという時は傘でも行ける志賀高原に向かいました。
早朝の志賀草津道路は連休にもかかわらず車が少なく、思わず何度も車を止めて、上州や信州の山々の眺望を楽しみました。特に芳が平を見下ろす2170mの国道最高地点からの白根山方面の眺望は圧巻です。何気にここが本日の標高最高到達地点でもありました(笑)
前山に到着すると、8時前にもかかわらずリフト乗り場下の駐車場は満車。少し横手山方面に戻り、大駐車場に車を止めました。横手山、熊の湯は毎年スキーで訪れているので勝手知ったるです。
しかし、志賀プリンスホテルの解体工事が行われていたのはショック。隣の一平荘ホテルも既に閉館しており、このエリアの行く末が心配です。
このコースは池や湿原が多数あり、高山植物もたくさん見れるので、手軽にハイキングを楽しむには最高のコースです。今は終盤ですがワタスゲが主役です。渋池は木に囲まれていて風の影響が少ないため、水鏡に移る木々の緑と、ワタスゲの純白のコントラストが印象的でした。
志賀山、裏志賀山は勾配は急ですが、距離は短いため、ゆっくりお花と眺望を楽しむにはもってこいです。志賀山と裏志賀山の鞍部はお花畑になっています。登山道分岐から裏志賀山山頂までのルートは展望が開け、大沼池を間近に見ることができます。山頂手前の好展望地にベンチがありましたのでここで休憩してコバルトブルーに輝く大沼池、志賀高原最高峰の横手山の眺めを満喫しました。
四十八池湿原もワタスゲが主役です。足元をよく見るとツルコケモモやトキソウなど可憐なお花がたくさん咲いていて飽きることがありません。池塘にはクロサンショウウオが棲息していますが、今回は会えませんでした。湿原にはキンコウカが咲き始めていましたので、これからは主役が白から黄色に変わるでしょう。
コロナと長雨で気分が落ち込み気味でしたが、変わりなく逞しく生きる植物や小鳥のさえずりに元気をもらった山旅でした。
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