ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 247336
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国剣山

【剣山系最後の秘峰】中東山(治平谷コース)

2012年11月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:54
距離
7.7km
登り
969m
下り
960m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:30登山口出発-8:35林道終点-10:45 1445mピーク-11:40中東山山頂
12:20山頂出発-14:30林道終点-15:15登山口到着
天候 曇時々晴
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
剣山スーパー林道入り口(高の瀬峡側)から車で約15分。
コース状況/
危険箇所等
登山道なんて気の利いたものはありません。
目印の赤テープはありますが、ミスリードされる可能性も…。
そこそこの体力と読図能力必要です。
登山口到着、山頂方面はややガスってます。
2012年11月24日 07:07撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 7:07
登山口到着、山頂方面はややガスってます。
いきなりザレ場。
2012年11月24日 07:31撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 7:31
いきなりザレ場。
登山道標識
2012年11月24日 07:33撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
2
11/24 7:33
登山道標識
廃林道は落ち葉の絨毯。
2012年11月24日 07:34撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 7:34
廃林道は落ち葉の絨毯。
スカ?ブル?バイオレット?
2012年11月24日 07:38撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 7:38
スカ?ブル?バイオレット?
かつて人が切り開いた林道が、自然に還りかけています。
2012年11月24日 07:41撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 7:41
かつて人が切り開いた林道が、自然に還りかけています。
片道3回ほど渡渉がありますが、水量が多い谷では無いのでそれほど苦労しません。
2012年11月24日 08:05撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 8:05
片道3回ほど渡渉がありますが、水量が多い谷では無いのでそれほど苦労しません。
いきなりコンクリートの路面が…。
何か不思議な感じがします。
2012年11月24日 08:31撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 8:31
いきなりコンクリートの路面が…。
何か不思議な感じがします。
幌が張った廃車。
林道最終地点の目印。
2012年11月24日 08:36撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 8:36
幌が張った廃車。
林道最終地点の目印。
ガスが濃くなっています。
2012年11月24日 08:37撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 8:37
ガスが濃くなっています。
潅木が多い樹林帯を登ります。
2012年11月24日 09:22撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 9:22
潅木が多い樹林帯を登ります。
熊の爪痕?
2012年11月24日 09:25撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 9:25
熊の爪痕?
過去に大崩落があったみたいです。
2012年11月24日 09:30撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 9:30
過去に大崩落があったみたいです。
急登をひたすら登ります。
2012年11月24日 09:40撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 9:40
急登をひたすら登ります。
かつてツキノワグマの足跡が発見されたヌタ場でしょうか?
2012年11月24日 10:14撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 10:14
かつてツキノワグマの足跡が発見されたヌタ場でしょうか?
やっとのことで尾根に到着。
石立山からの縦走路でもあります。
2012年11月24日 10:44撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 10:44
やっとのことで尾根に到着。
石立山からの縦走路でもあります。
やっと山頂か?
2012年11月24日 11:23撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 11:23
やっと山頂か?
騙された…。
2012年11月24日 11:30撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 11:30
騙された…。
白髪山方面がきれいに見渡せます。
2012年11月24日 11:34撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 11:34
白髪山方面がきれいに見渡せます。
山頂到着!
2012年11月24日 11:38撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/24 11:38
山頂到着!
石立山。
2012年11月24日 11:40撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
11/24 11:40
石立山。
日陰には雪が残ってました。
2012年11月24日 11:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 11:42
日陰には雪が残ってました。
新九郎山方面。
2012年11月24日 12:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/24 12:20
新九郎山方面。
また熊の爪痕っぽいのが。
いや、鹿か?
2012年11月24日 12:47撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:47
また熊の爪痕っぽいのが。
いや、鹿か?
急斜面を下る。
2012年11月24日 13:06撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 13:06
急斜面を下る。
帰りはルートを少し変えて谷沿いを下ります。
2012年11月24日 13:35撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 13:35
帰りはルートを少し変えて谷沿いを下ります。
林道終着点が見えてきました。
2012年11月24日 14:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 14:00
林道終着点が見えてきました。
スーパー林道が見えてくるとホッとします。
2012年11月24日 15:07撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 15:07
スーパー林道が見えてくるとホッとします。
無事到着!
2012年11月24日 15:13撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/24 15:13
無事到着!

感想

「剣山系最後の秘峰」「ツキノワグマが生息する秘境の山」「どこから取り付いても難路」
・・・、何とも魅力的な謳い文句じゃないですか?
ということで、今回はrai-chを誘い中東山に挑戦です。

直接アプローチできるルートは徳島側の治平谷ルートと高知側のジル沢ルートの2つです。
高知側のジル沢ルートの方が圧倒的に情報量が多かったのですが、かつて渓流釣りで散々歩き回った山域付近であるということで、治平谷ルートを選びました。

自宅から車で走ること約2時間、登山口に到着です。

治平谷出会い付近に車を置いて出発します。
小さな「登山口」看板付近のザレ場を越え、廃林道に取り付きます。
使われなくなって何十年も経つと思われる廃林道です。
徐々に自然に還ろうとしている光景に情緒を感じます。

途中、3回ほど渡渉地点がありますが、そこまで水量の多い谷ではないので特に苦労はしません。

廃林道を歩くこと1時間、林道終着点に着きました。
幌が張った廃車が目印です。

ここからは登山道どころか、踏み跡もありません。
谷沿いからやや南側の急登をひたすら登ります。

標高1,300mあたりの窪地にヌタ場があります。
ここはかつてツキノワグマの足跡が見つかった場所とのこと。
一応探してはみますが、今回それらしい足跡は見つかりませんでした。(残念)

窪地から南西に進み、一気に尾根を目指します。
急登に苦戦しながらも1,445mピークに到着。
この尾根は石立山からの縦走路でもあります。

「尾根に取り付いたら楽勝」と思ってましたが、ここからも急登の連続。
1時間程度歩いたところでやっと頂上に到着です。
苦労して辿り着いた頂上ですが、何やら鹿の寝床状態、ちょっと残念な雰囲気です。

頂上で昼食を済ませ、下山開始です。
行きに通った急登を下るのはしんどいって事で、谷沿いを下ります。
こちらのルートの方が若干楽でした。(と言ってもやはり急斜面。)

1時間半程度下ると廃林道に着きました。
ここまで着けばとりあえず一安心です。

廃林道を引き返し、15:15頃に登山口到着です。
直線距離にすれば大したことはありませんでしたが、結構時間がかかりました。
久々に登り応えのある山でした。

そう言えば、少し前にツキノワグマ調査員の人と話をしましたが、四国に生息するツキノワグマは少なく見て十数頭、希望的観測でも100頭はいないだろうとの事でした。
至近距離での遭遇は嫌ですけど、少し離れたところで一度はお目にかかりたいものですね。

中東山については「ジル沢ルート」しか予習しておらず、当日聞くに、治平谷なるルートにて、
決して楽なモノでは無かろうな・・・と、少し期待しての登山となりました。
取り付く登山口からゼロ距離で絶賛崩壊中。漂う剣呑たる雰囲気に気が引き締まります。

沢筋は石がゴロゴロ。樹林帯に入ればザレザレの急斜面にて、距離以上の体力を使いますが、
思った以上に足が残りました。とか思っていたのですが、尾根筋からの急登の連続は、さすがに堪えました。
かつて深いスズタケに覆われ、藪コギを強いられ限られた猛者のみぞ知る世界と、
半ば伝説化されている石立山縦走路も、食害でしょうか、すっかり枯損し殺風景です。
おかげで歩けるわけなのですが、風雨により土砂が流出し切れ落ち、
急峻な尾根になっているのかな?など考えてしまいます。

頂上は鹿の憩いの場にて不浄な雰囲気・・・。
苦労の割りには残念に感じてしまいますが、無事頂上を踏むことができ、良しとしましょう。
下りは足を挫いたり怪我をしないよう注意しつつですね。

熊は居そうな山域なんですけど、どうなんでしょう。
いるならフクロナガサでも装備しなきゃならんです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2131人

コメント

ごぶさたです
rikimaru_R君こんばんは
相変わらず元気に登ってますなあ!
紅葉もぼちぼち終わりなんで・・私は霧氷さがしです。
ここ二回連続で三嶺で霧氷を楽しみました。
昨日はシロが途中までつきあってくれましたよ!
2012/11/25 22:57
tokky兄さん、こんばんは。
お久しぶりです!
このところ、メジャーな山ばかり登ってたので、
久々にハードな山を登ってみました。

三嶺の霧氷、どんな感じでした?
私も近いうちに見に行こうと考えてます!
2012/11/26 20:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら