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ハイキング
奥秩父
バースデー登山、富士山、南ア、北ア、みんな見えた和名倉山
2012年11月25日(日) [日帰り]
- GPS
- 08:25
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,331m
コースタイム
6:55民宿みはらし駐車場
登山口は民家の庭先から入いるような感じです。登山道は車が通行可能な広さの林道が続きます。間もなく沢が横切って流れる場所を過ぎると七ツ石尾根ルートの分岐があります。
7:25牛王院平下
歩き始めて間もなく、笹に囲まれた登山道となり落葉した枯れ葉の敷き詰められた道を登ります。振り返ると木々の間からは富士山や南アルプスが見え隠れするようになり、勾配も次第に急になりました。登山道が平坦になりカラマツ林を抜けると鹿除けの柵があります。この柵の中に入ると牛王院平となり高原のような雰囲気となります。
8:30牛王院平分岐
ここから、山ノ神土までは平坦な広い林道が続きます。途中に遭難者の石碑がありました。このあたりは雪もさほどではないと思われますし、この場所も危険は感じられませんが、改めて山の怖さを実感して歩きました。
8:35山ノ神土
この場所は和名倉山と唐松尾山、笠取山方面との分岐点になっています。山ノ神土から和名倉山方面へと進むと、幾つかの沢を越えながら右側斜面の笹の中の登山道を歩きます。樹林帯を抜けると開けた場所に出て南側には富士山が、正面にはリンノ峰を望むことができます。このリンノ峰の西側を巻いて進みますが日影となるため、うっすらと残っている雪が凍結した個所が続きます。2つほどのピークを巻きながら、次第にシャクナゲが多くなり岩場が現れ始めると西仙波です。
9:25西仙波
山頂には、西仙波と書いた板が置いてありましたが、それが無ければ展望もほとんどなく山頂だとは分からないような感じです。西仙波を過ぎると樹林帯から抜けて開けたピークのガレ場となます。ここからは、360度の大展望が得られ、富士山、北アルプス、そして奥秩父の山々が美しく見えました。前方には、目の前には東仙波、これから向かう和名倉山も確認できました。ここから、一旦下って登り返せば直ぐに東仙波へ到着です。
9:45東仙波
山頂には、標識がありませんでした。正面にはカバアノ頭と雲取山が・・・・。
東仙波からは、北側に下ります。樹林帯を急下降しますが、焼小屋ノ頭と呼ばれる目の前のピークを目指して登り返します。焼小屋ノ頭からは再び岩場と崖地、ザレ場が現われ、このコースで一番危険な個所かもしれません。この付近からの北アルプスの展望も素晴らしかったです。
10:05吹上ノ頭
西側を巻くように、シラビソやコメツガの暗い原生林の中を進みます。途中、樹林がない崩壊地のような場所がありますが、ここからは一旦隠れていた南アルプスが再び見えました。そして八百平という明るい平地に出ると、まっすぐに進みそうになりますが、登山道は左側に赤テープがありますので注意です。
10:50川又分岐
川又分岐には最近設置されたばかりの、青字の看板がありました。持参した昭文社の地図だと、一本道になっているのですが、山頂とかいてあるので右に曲がって登るとすぐに白石山頂という道標があります。この付近も広くなりますので赤リボンを探しながら歩きました。
11:05二瀬分岐
二瀬分岐からは、カラマツ林の中を少し下り、視界が開けた千代蔵ノ休場に到着します。
11:10千代蔵休ン場
ここからは富士山も望め、大きな広場となっており、切り株がちょうどベンチのようでした。千代蔵休ノ場からは、北寄りに緩やかに登り、赤テープを頼りに原生林の中を登っていくと山頂です。
11:20和名倉山
原生林の中にぽっかりとした空間が見える場所が頂上です。山頂は展望は全くなく山頂標識があるだけで、とても荒れた雰囲気でした。
11:30千代蔵休ン場
11:45二瀬分岐
11:50川又分岐
12:40吹上ノ頭
13:00東仙波
13:25西仙波
14:10山ノ神土
14:15牛王院平
15:00牛王院下
15:20民宿みはらし駐車場
登山口は民家の庭先から入いるような感じです。登山道は車が通行可能な広さの林道が続きます。間もなく沢が横切って流れる場所を過ぎると七ツ石尾根ルートの分岐があります。
7:25牛王院平下
歩き始めて間もなく、笹に囲まれた登山道となり落葉した枯れ葉の敷き詰められた道を登ります。振り返ると木々の間からは富士山や南アルプスが見え隠れするようになり、勾配も次第に急になりました。登山道が平坦になりカラマツ林を抜けると鹿除けの柵があります。この柵の中に入ると牛王院平となり高原のような雰囲気となります。
8:30牛王院平分岐
ここから、山ノ神土までは平坦な広い林道が続きます。途中に遭難者の石碑がありました。このあたりは雪もさほどではないと思われますし、この場所も危険は感じられませんが、改めて山の怖さを実感して歩きました。
8:35山ノ神土
この場所は和名倉山と唐松尾山、笠取山方面との分岐点になっています。山ノ神土から和名倉山方面へと進むと、幾つかの沢を越えながら右側斜面の笹の中の登山道を歩きます。樹林帯を抜けると開けた場所に出て南側には富士山が、正面にはリンノ峰を望むことができます。このリンノ峰の西側を巻いて進みますが日影となるため、うっすらと残っている雪が凍結した個所が続きます。2つほどのピークを巻きながら、次第にシャクナゲが多くなり岩場が現れ始めると西仙波です。
9:25西仙波
山頂には、西仙波と書いた板が置いてありましたが、それが無ければ展望もほとんどなく山頂だとは分からないような感じです。西仙波を過ぎると樹林帯から抜けて開けたピークのガレ場となます。ここからは、360度の大展望が得られ、富士山、北アルプス、そして奥秩父の山々が美しく見えました。前方には、目の前には東仙波、これから向かう和名倉山も確認できました。ここから、一旦下って登り返せば直ぐに東仙波へ到着です。
9:45東仙波
山頂には、標識がありませんでした。正面にはカバアノ頭と雲取山が・・・・。
東仙波からは、北側に下ります。樹林帯を急下降しますが、焼小屋ノ頭と呼ばれる目の前のピークを目指して登り返します。焼小屋ノ頭からは再び岩場と崖地、ザレ場が現われ、このコースで一番危険な個所かもしれません。この付近からの北アルプスの展望も素晴らしかったです。
10:05吹上ノ頭
西側を巻くように、シラビソやコメツガの暗い原生林の中を進みます。途中、樹林がない崩壊地のような場所がありますが、ここからは一旦隠れていた南アルプスが再び見えました。そして八百平という明るい平地に出ると、まっすぐに進みそうになりますが、登山道は左側に赤テープがありますので注意です。
10:50川又分岐
川又分岐には最近設置されたばかりの、青字の看板がありました。持参した昭文社の地図だと、一本道になっているのですが、山頂とかいてあるので右に曲がって登るとすぐに白石山頂という道標があります。この付近も広くなりますので赤リボンを探しながら歩きました。
11:05二瀬分岐
二瀬分岐からは、カラマツ林の中を少し下り、視界が開けた千代蔵ノ休場に到着します。
11:10千代蔵休ン場
ここからは富士山も望め、大きな広場となっており、切り株がちょうどベンチのようでした。千代蔵休ノ場からは、北寄りに緩やかに登り、赤テープを頼りに原生林の中を登っていくと山頂です。
11:20和名倉山
原生林の中にぽっかりとした空間が見える場所が頂上です。山頂は展望は全くなく山頂標識があるだけで、とても荒れた雰囲気でした。
11:30千代蔵休ン場
11:45二瀬分岐
11:50川又分岐
12:40吹上ノ頭
13:00東仙波
13:25西仙波
14:10山ノ神土
14:15牛王院平
15:00牛王院下
15:20民宿みはらし駐車場
天候 | 快晴でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、とても歩きやすかったっですが、日影の斜面には雪が若干残っていて、一部凍結していました。 |
写真
感想
今日は3連休の最終日で、しかも快晴の日曜日。高速道路で遠くに出掛ければ帰りの大渋滞が予想されるので、近場の和名倉山を選びました。
登山口の三ノ瀬に着いた時には、マイナス4度で今年の中では一番の冷え込みであり、まだ体が寒さに慣れていないせいか、車から降りるのが少し億劫でした。この和名倉山は、遭難事故が多いようなので、いつもより以上に注意して歩きましたが、地図にない林道も幾つかあり、道標も少ないので山頂に着くまでは終始、緊張しながらの登山となりましたが、快晴の青空と見事な山容の中、気持ちの良い山行となりしました。
西仙波を過ぎた付近で見えた白い雪を被った稜線を初めは南アルプスだと思って見ていたのですが、位置的に考えても南アではなく北アルプスでは、と思いなおして良く見てみると見覚えのある双耳峰が・・・・。今年の9月に登った鹿島槍ヶ岳ではありませんか。まさかここから北アルプスが見えるとは思ってもいなかったので、大興奮でした。今日は私の誕生日だったので、今年歩いてとても好きになった鹿島槍に会えるとは、最高のプレゼントとなりました。
下山後は、「道の駅たばやま」の、のめこい湯で汗を流して、レストランでかけそばをいただき、帰宅しました。
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SSSさん、はじめまして
naotosasと申します。
昨年暮れのさなかに、同じルートを歩き
懐かしさと、写真の素晴らしさに思わずコメさせて
戴きました。
特にアルプスの写真がくっきりと綺麗で。
そして、なんといってもカバアノ頭はカッコいいですね。
晴天に恵まれ、遠望が綺麗で。。。お誕生日おめでとうございます
こんにちは、kanosukeです。
誕生日に快晴の気持ちよい山行ができるのはきっとsssさんの日頃の行いがいいんでしょうね
私も3週間前に歩いて同じような好天でしたがにあの時よりも色彩がずいぶん枯れた感じに変わってるんですね
季節のうつろいの早さを実感しました。
カバアノ頭は私もとても気になりました。
西仙波の山頂標は私は気付きませんでした
東仙波の山頂標はsssさん気付かなかったんですね
1勝1敗ですね (なんのこっちゃ)
写真32は浅間山だと思いますよ
naotosasさん、コメント、ありがとうございます。
遭難者が多いとのことなので、少しビクビクしながら歩きましたが、事前にnaotosasさんのレコを拝見してから登れば安心でしたね。他の山行も拝見させていただきましたが、とても共感させられるものが多く、勉強になりました。これからも、よろしくお願いいたします。
ちなみに、私はOh!クラウディアを口ずさみながら歩きます。
kanosukeさん、コメント、ありがとうございます。
東仙波の山頂標識については、無くなってしまったようですね。上にあった木の板だけ、そのままありましたから・・・・。
北アルプスの横に見えた山は、やはり浅間山のようですね。位置的に、八ヶ岳は甲武信ヶ岳あたりの裏側になってしまうようですね。
仙波の辺は奥多摩とは思えない景色で私も気に入ってます。厳冬期を除けば東京からの穴場です。
鷹の巣を少し下れば浅間と和名倉が見えますよ
SSSさん、こんばんわ。
今年登りたかった山の一つですが、登ることが出来ず興味深くレコ拝見しました。
10月に西御殿岩から見た和名倉山の山容は紅葉がピークでしたが、ひと月過ぎると随分景色は変わりますね。
レコにもあるように確かにこの山域は遭難者が多いようですね。9月に山に入った方もまだ行方不明との事。私も気をつけなくては。
cyotaさん、コメント、ありがとうございます。
私も、仙波の雰囲気はとても好きになりました。この辺りも少し勉強して、もっと歩きたいと思います。
teru-3さん、コメント、ありがとうございます。
七ツ石尾根の鹿除けの柵を抜けた場所で見た唐松尾山の美しい山容を見た時には、別世界に来たような気持ちになりました。 teru-3さんが歩かれたコースも今度、是非歩きたいと思います。
いつも私たちの拙いレコに拍手ありがとうございます。
同日に私は秩父の武甲山でしたが、空は澄み渡る快晴でした。SSSさんが見ていた空と同じ空です。
とくれば、眺望もなかなかの物と察します。
良い誕生日でしたね。
kudariouさん、初めまして。コメントありがとうございます。
あの日は、とても青い空でしたので、美しい景色だったと思います。武甲山は、以前から気になっていた山なので、いつか登りたいと思っております。
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