雪の丹沢ユーシン/雨山峠-大石山-同角ノ頭-箒沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,845m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
14:30同角ノ頭14:40-15:35テシロノ頭15:45-18:05箒沢
天候 | 晴れ、午後から少し雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨山峠への道程は、河原から離れてからだんだん雪の量が増しました。大石山の山頂近くで踏み跡が曖昧な箇所が有り、道が少し判り難いです。 大石山からさらに雪が増え、時々現れる梯子や木道、橋も雪に埋もれて見えない物も有りました。場所によっては膝上位まで雪に埋もれる箇所も有ります。 分岐への少し前で道を見失い、直接テシロノ頭の近くに出てしまいました。 |
写真
感想
2月17日に丹沢のユーシンに行ってきました。林道が1年近く通行止めなので、雨山峠から入り、大石山、同角ノ頭、箒沢に抜けるルートです 新松田から寄行きの始発バスに乗り7時16分に山行開始。バスには登山客がもう一人乗っていましたが、ルートが違ったので雨山峠に向かったのは私一人でした。
軽アイゼンを持って行きましたが、使ったのは河原を離れて雨山峠へ登る少しの区間だけでした。このコースは歩く人が少ないせいで踏み跡が余りなく、その分ストックを持っていった方が良かったと後悔しました。代わりに途中で拾った棒を杖代わりにしましたが。。。
大石山までの道は雪におおわれ、踏み跡も少なく予想外に時間を取られて着いたのが12時35分になってしまいました。これはちょうど地図のコースタイムと同じですが、コースタイムよりかなり速く歩ける事が前提で計画していたのでまずい状況です。バスの時刻を考えると同じ道を引き返すのが無難ですが、迷った末に計画どおり行く事にしました。
同角ノ頭までの道はさらに雪が深くなり、処によっては膝上まではまる状態になりました。稜線沿いの道は両側が鋭く切れており、どちらに落ちてもちょっと大変そうです。時々現れる梯子や木道、橋も雪に埋もれていました。
久し振りに誰にも会わずに雪山を歩いていると、ここが都心に近い丹沢とは思え無くなり、長い間忘れていた昔の山行が蘇りました。遠くにドーンという音が響いた時には、クリスマスにポカラを出発して、アンナプルナのベースキャンプに行った時の事が思い出されました。ガイドもポータも無く、今日と同じ一人での山行でした。時々この様な雪崩の音が谷間に響き渡っていました(今回聞いた音は雪崩では無いと思いますが)。ベースキャンプには12月29日に着きましたが、小屋の中でも気温がマイナス20度で、とても寒かったものです。
同角ノ頭から檜洞丸の一般道との分岐までで、道を少し誤ってテシロノ頭の近くに出てしまいました。ここからの箒沢への下山は時間との戦いでした。日の傾くのを見ながら雪道を下りて行きました。2か月ぶりなので靴ずれが始まり左足の小指の皮が剥けた様ですがかまってられません。幸いに一般道なので踏み跡がしっかりしており、歩きやすかったのが救いでした。河原に降りてからヘッドランプを点灯し、箒沢のバス道路に出た頃には辺りはすっかり暗くなっていました。
今回は最初の雨山峠への道の途中から全く初めてのコースで、かつ雪道で誰にも会わなかったので、久しぶりに少し冒険の気分が味わえました。出発してから約12時間弱の山行でしたが、月に一度の事なのでこの位はしかたがないでしょう。
初めまして 昨年暮れからの丹沢大好き新米です
雪のユーシンロッジ風情があります。何度も行ってますが、このような積雪のロッジは初めてです。
同角山稜から箒沢まで、陽が長くはなりましたが、大変だったでしょう。
また丹沢情報よろしくお願いします。
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