今年も船窪小屋へ

2020年08月29日(土) 〜 2020年08月30日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,492m
• 下り: 1,491m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:22

5:50 七倉山荘
7:17 7:26 3/10標識
7:38 7:38 唐沢ノゾキ
8:54 9:00 七鞍の森
9:36 9:36 鼻突八丁（八合目）
10:19 10:29 天狗の庭
11:20 11:44 船窪小屋
11:58 12:01 七倉岳
12:12 船窪小屋

2日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:13

6:10 船窪小屋
6:43 6:50 天狗の庭
7:19 7:19 鼻突八丁（八合目）
7:48 7:56 七鞍の森
9:30 9:35 2/10標識の上のベンチ
10:23 七倉山荘

ちゃんとログ取れてるのになぜか記録に反映されなかったので、ルートは手書き＆時間も適当です。

天候

1日目：晴れのち曇り、夜は一時雨
2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

七倉山荘に前泊。
信濃大町駅→七倉山荘の乗合タクシー（宿泊者のみ予約制）で￥1900（宿代とともに受付で支払）
下山後は七倉山荘→信濃大町駅のタクシー￥5500円（本来は￥7000以上らしい）

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。

その他周辺情報

七倉山荘は日帰り入浴可￥650　宿泊者は\400

写真

8/28 16:44

七倉山荘に前泊

8/28 15:56

今日は貸切！予約時に個室or相部屋を聞かれたけど（もちろん相部屋を選択）、結局は個室。

8/28 16:02

熱めのお風呂

8/28 17:03

風呂上がりの夕食。

8/28 17:06

お外で一人焼肉状態。

8/28 17:31

焼き魚やスイカも。

8/29 4:59

朝食、ごはんとパンの両方でおなかいっぱい！

8/29 5:18

1人なのでコーヒーも出してくれた♪

8/29 5:48

青空の下、しゅっぱ〜つ！

8/29 5:50

登山届を提出。小屋まで標高差1400m。

8/29 5:51

トンネル入ってすぐ右へ

8/29 5:56

登山口。いきなり急登です。

8/29 6:23

1/10標識。「標高差140m毎」

8/29 6:30

ツクバネソウが残ってる？

8/29 6:30

ツクバネソウの実

8/29 6:46

2/10。「はじめの急登　終盤」

8/29 6:55

急登が終わったところのベンチで休憩

8/29 7:14

カニコウモリ

8/29 7:18

3/10。この近くに1563.6mの三角点があるはず。

8/29 7:24

3/10の奥のここを左へ巡視路に沿って

8/29 7:21

三等三角点見つけた！恒例のタッチ。

8/29 7:21

三角点の先には鉄塔

8/29 7:22

目の前に唐沢岳がド〜ン！

8/29 7:22

高瀬ダムと、雲を被った三ツ岳から野口五郎岳の稜線

8/29 7:38

唐沢ノゾキ。さっきの三角点の方が唐沢ノゾキっぽいね。

8/29 7:44

黄色い花見つけ。アキノキリンソウかな。

8/29 7:58

4/10。ここにもベンチがあるので休憩。

8/29 8:28

5/10。やっと半分。

8/29 8:29

ゴゼンタチバナの実

8/29 8:54

「お休み処　七鞍の森」は大好きな場所。

8/29 8:55

ここでゆっくり休憩。

8/29 8:58

癒しの空間

8/29 9:10

6/10。「これから【鼻突八丁】」

8/29 9:16

鼻突八丁の真っただ中

8/29 9:18

木製の梯子が次々と

8/29 9:21

ここは梯子が5連チャン！

8/29 9:31

まだまだ続く

8/29 9:36

7/10。「【鼻突八丁】」やっと終わり。

8/29 9:41

ミヤマママコナ。終盤です。

8/29 9:43

ミヤマアキノキリンソウの行列

8/29 9:58

このあたりからアカモノが豊作

8/29 10:00

8/10。「樹林帯抜けます」

8/29 10:14

はい！ガンバリます！

8/29 10:15

ホントにあと少し

8/29 10:19

天狗の庭に到着、だけどガスガス😢

8/29 10:22

七倉ダムは見えてるけど。。

8/29 10:23

ちょっと待ったら高瀬ダムの堰堤が現れた♪

8/29 10:28

高瀬ダムのダム湖も見えた！

8/29 10:30

登山道に沿ってアカモノの赤い実がいっぱい

8/29 10:34

ガンコウランの黒い実

8/29 10:37

クロマメノキの実

8/29 10:38

9/10。「もうすぐお花畑」

8/29 10:59

ベニバナイチゴの実。おいしそう。

8/29 10:59

お花畑で最初に出迎えてくれたのはウメバチソウ三姉妹

8/29 11:03

ワレモコウかな

8/29 11:04

ヨツバシオガマ、最後の一輪

8/29 11:05

ツルリンドウ

8/29 11:06

ミヤマコゴメグサ

8/29 11:10

ヤマガラシかな

8/29 11:13

シナノオトギリももう最後

8/29 11:13

タカネシュロソウ

8/29 11:13

オヤマリンドウがちょっと開いてる(^^♪

8/29 11:14

ウメバチソウがいっぱい

8/29 11:14

ウメバチソウ6兄弟

8/29 11:16

オヤマリンドウもいっぱい

8/29 11:17

10/10。「七倉岳山頂まで400m」

8/29 11:17

10/10の横には「ようこそ船窪小屋」

8/29 11:19

小屋が見えた♪

8/29 11:20

小屋の横にはコマクサ

8/29 11:20

何とか残ってくれてた(^^♪

8/29 11:21

とうちゃ〜く！

8/29 11:22

1400m登ってきました。

8/29 11:35

小屋の中の寝床は、隣との間にビニールシート。枕カバーはあるけどシーツなし。なのでインナーシーツの持参必須。

8/29 11:45

ガスガスだけど七倉岳へ向かう

8/29 11:44

ヤマハハコ

8/29 11:51

七倉岳へ右折

8/29 11:52

コケモモの実

8/29 11:58

七倉岳山頂に到着！ガスガスで展望なし。

8/29 11:59

今年は蓮華岳方面への縦走路は通行止め。

8/29 11:59

北葛岳往復のみ可。

8/29 12:07

クロマメノキ。おいしそう！

8/29 12:28

小屋に戻ってこれ！このために登ってきたといってもいいくらい(^^♪

8/29 13:13

ナナカマドが色づき始めてる

8/29 14:13

下界は見えてるんだけどなぁ

8/29 14:15

北葛岳が見えてきた。縦走路も見える。

8/29 14:28

船窪岳から不動岳の稜線の奥は五色が原だけどイマイチ見えない。

8/29 14:50

何とか五色が原が見えた。

8/29 15:34

針ノ木岳がぼんやり見えた

8/29 15:54

不動岳の左に烏帽子岳。ここから見ると名前の由来がよくわかる。

8/29 16:23

小屋の中では囲炉裏に火が入ってる

8/29 16:41

ビールが安くなってるよ♪

8/29 16:44

ランプに火が灯った

8/29 17:00

外の方が明るいので、お外で夕食にした。宿泊者は私一人なので好きな場所選び放題。

8/29 17:00

今年は松花堂弁当箱で。定番の赤米のごはんとアザミの天ぷら入ってるね。真ん中のたくあんは、栂池にいるお母さん（オーナー）のお手製だって。

8/30 5:04

翌朝。七倉ダムが見える。

8/30 5:13

昨夜は夕食後に雨が降ってきたけど、今朝は晴れた！

8/30 5:16

真ん中に富士山がうっすら見えた♪

8/30 5:17

東の空は雲が多め。お日様が雲に挟まれてしまってる。

8/30 5:22

が、とりあえず雲の上に出てご来光！

8/30 5:28

朝食は小屋の中で

8/30 6:09

小屋番の塩ちゃんに鐘でお見送りしてもらいました。

8/30 6:10

おっ！槍が見えた(^^♪

8/30 6:10

槍の左の尖がりは前穂。右ののっぺりは野口五郎岳。

8/30 6:13

「どうぞおきをつけて」

8/30 6:16

キラキラの水滴をまとったチングルマの綿毛

8/30 6:16

「お気をつけて」

8/30 6:18

クロトウヒレン

8/30 6:18

水も滴る綿毛

8/30 6:23

昨日はカラカラになっていた池塘が昨夜の雨で復活。このあたりにライチョウがいるはずだけど、今年は会えなかった。

8/30 6:37

唐沢岳とその左は餓鬼岳。右奥は表銀座の稜線。

8/30 6:43

天狗の庭まで下りてきた。

8/30 6:44

槍穂は雲がかかってきた。残念。

8/30 6:48

裏銀座の稜線にも雲が

8/30 7:04

でも頭の上は七倉ブルー

8/30 7:19

7/10。ここから鼻突八丁の下り

8/30 7:49

鼻突八丁を降りきったら、癒しの七鞍の森♪

8/30 7:50

ここで癒されるのも目的の1つ

8/30 8:10

複雑な根っこ

8/30 8:15

5/10。やっと半分

8/30 8:38

4/10のベンチ。

8/30 9:00

唐沢ノゾキ

8/30 9:00

樹間から唐沢岳がちょっとだけ見えるけど。。

8/30 9:11

ゴゼンタチバナ

8/30 9:33

さて、最後の急坂へ

8/30 10:17

登山口まで下りてきた

8/30 10:21

トンネル

8/30 10:23

ゴ〜ル！

8/30 11:20

風呂上りはコレ！

8/30 11:30

ダムカレー。定番ですね！

撮影機器：

Optio WG-2 GPS ペンタックス

感想

hamahako

今年はまだアルプスに行っていないことに気づき、昨年と同様に最初のアルプスとして船窪小屋に行くことにした。七倉尾根はトレーニングにもなるし、癒しの七鞍の森もあるし。

今年は、後立山の針ノ木岳・蓮華岳方面からの縦走路はコロナの影響での山小屋営業休止により通行止め、裏銀座の烏帽子岳方面からの縦走路も船窪岳付近の崩落のため通行止め、ということで、船窪小屋へのアクセスは、七倉尾根か針ノ木谷からしかない。なので、きっと宿泊者は少ないから密の心配は無用。

とはいえ、予想以上に人がいなくて、登山口の七倉山荘も船窪小屋もどちらもおひとり様での貸切でした！超贅沢！　でも、天気がそんなに悪いわけでもない週末なのにこの状態というのは、経営面で大変だと思うんで、ビールを飲むことで支援してきました（笑）

登山道で出会ったのは、登りの時は9/10標識付近で下ってきたトレラン風の若い男女2名と船窪小屋前で七倉岳を往復してきた日帰りの単独のおじさま、そして下りは鼻突八丁を下り切ったところでテン泊装備で登ってきた若い男女2名だけ。彼らは針ノ木谷経由奥黒部ヒュッテまで行くとか。とにかく人が少ない。まあ、お花のシーズンやお盆が過ぎて、紅葉にはまだまだ早いという中途半端な時期ではあるけど。

今年は人が少ないということで、気になっていた三角点探しをしてみた。1536.6mの三角点は鉄塔巡視路にあって無事ゲット！2453.5mの三角点はお花畑にありそうだったけどハイマツの中に埋もれている雰囲気で、さすがにそこまでしてゲットする気になれなかったので、こちらはパス。

初日はガスガスで展望がなかったけど、翌朝は何とか槍や富士山を見れて良かった♪がんばって登ってきたご褒美かな。行ってよかった！静かな山を思う存分堪能した！って感じ。また来年も行こう(^^♪

が、帰りの特急しなのが局地的豪雨の影響で途中で止まってしまって、結局は約100分ほど遅延。木曽福島の次の上松〜倉本間のホントに局地的な雨だったみたいで、運転再開後に通ったらそのあたりの沢だけが茶色の濁流で、倉本を過ぎたら全然普通の清流。ちょっとしたおまけつきの旅でした。