浅間山荘忘年会→前掛山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
-10:40前掛山10:45-11:00シェルター-11:50火山館12:00-13:10浅間山荘
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑って転びたくないので全行程アイゼンをつけました。 火山館でアイゼンを引っ掛けて前のめりに顔から転倒しました! 賽の河原からシェルターまではアイゼン無しでは登れません! |
写真
感想
忘年山行は浅間山の計画をして参加者を募りましたが、皆例年以上に多忙なのか
金が無いのか3人しか集まりませんでした。車なので、多いほうが良いのですが
それでも3人でひとりあたり2万円ちょうど・・・バス・電車より全然安いですね。
12/22(土)は関東は朝から雨で、浅間山はドカ雪か?23(日)は早立ちなのでト
レース無しのラッセルを覚悟しワカンも持参しましたが、浅間山荘に着き美人女将
に訊くと数センチしか降っていないとのことで夕方には晴れてきて日曜の予報は完
璧に晴れ!誰の行いが良いのか、前回の赤岳に続き期待は高まります。
今回の主目的は温泉に入ることと酒を飲むこと、温泉は鉄分タップリの赤茶色のお
風呂・・・なかなか良い湯加減でしたが、湯船の底にたまった赤茶色が手やからだ
に着くので、よく洗い流さないとシャツやパンツも赤茶色になってしまいますね。
酒席は一次会を部屋で行い日本酒と焼酎をタップリ呑んで、6時から本席の個室
宴会場へ...いつもの通り出来上がってしまいグダグダの忘年会になってしまい
ました。部屋のテレビでスケートを見ながらいつの間にかテレビ付けっ放しで全員
寝ていました。
3時に目が覚めて、外は満天の星!何を思ったか赤茶風呂にひとり入り、部屋に戻
ること3時半・・・で二度寝、で寝坊・・・5時ジャン??
6時スタートになってしまいました。気温は−5〜6℃・・・−10℃を予想して
いたので、暖かい...手袋無しでスパッツ・アイゼン着けても凍えない暖かさ。
アイゼンは無理やりに他のふたりにも着けさせました。
朝早いこともあり、凍結部が多く着けて正解だと思いました。
快適に歩を進め、カモシカ平では2頭のカモシカが見れました・・・遠すぎて熊か
カモシカか分からない状態でしたが...
火山館まではガイドブックよりも余計に時間がかかりました。火山館でも−9℃。
本当に暖かいです。
賽の河原から森林限界を抜けると風が強くなってきました。浅間山への急坂では
体感温度も下がり、登りにくい急坂でもあり、先行者のトレースもわかりづらく
先導者がもたついているので、先頭を変わりました。
本当に登りづらくて転んだら下まで落ちるな〜とか考えていましたら、少し離れた
二人が何か叫んでいます。風が強くよく聞こえなかったのですが、「撤収!」と
叫んでします。「なんじゃー?ここまできて?????」、寒さに耐えられない
ようです。「下で待っているからひとりで行ってきて〜!」だそうです。
チームでこういう場合どうすれば良いのか少し考えましたが、山頂がすぐそこな
のは分かっていましたから、ひとりで向かうことにしました。
後で確認したらひとりは手指の凍傷の兆候が出てきたらしく、前にも凍傷で1ヶ月
ほど治療経験があったので大事をとったみたいです。2万円の手袋を持っているん
ですけどね〜。もうひとりは、急坂を登っても降りてくる自信がなかったようです。
別れてから15分も登るとシェルターのある稜線に出ました。暴風を予想していま
したが、なんと無風です。天気が良いのでポカポカ状態です。シェルター内で軽く
腹ごしらえをしてザックはデポして、稜線へ進みます。
風は西側から吹いていましたが、浅間山にしてみればそよ風でしょう。立っていら
れないような風は全く吹かず、持っていたピッケルが邪魔でした。
それにしても綺麗な稜線です。快晴でしたが、北アルプスや八ヶ岳方面はもやって
いてすっきりは見えませんでした。でも大満足です。
この日、3番目に登頂(ひとりに追い越されました)、その後15人ほどと下山時に
すれ違いました。リタイヤはうちのおじ様ふたりだけだと思います。
勇気ある名誉の撤収だと思います!
火山館でふたり待ってくれてると思っていたので、神社の前の平らなところでいる
かな〜と火山館の方を見ながら歩いていたらアイゼンを引っ掛けて、前のめりに転
倒、受身で両手を突き出したら手も滑り顔面を雪面に突っ込んでしましました。
しっかり踏まれた雪だったのでザラメ状態で鼻の下とあごに擦り傷ができて流血!
でも愛妻は気付いていません。その程度で良かった!
今年の締めくくりには出来過ぎの山行となりました!
kurihさん、メリークリスマス
素晴らしい忘年山行でしたね。
雪山への憧れが更に募るレコでした。
あの景色、実際に登って観てみたいです
でも同時に、雪山はコワイな〜と改めて考えさせれれました。寒い中強風が吹いたら、すぐ挫けるだろうし、末端冷え症なので凍傷もこわいですね
頂上を目の前にして撤退できるおじ様2名に拍手 おじ様方は、怪我をしたわけでも、具合が悪くなったわけでもないので、そのまま頂上を目指したkurihさんは、何の問題もないかと思われます。
まずは、12本爪アイゼンとピッケルを購入しないと・・。手袋は2万もするんですか!登山用品は高いですね 徐々に揃えるという事で、とりあえずは軽アイゼンで登れる低山雪山を楽しみます
お顔の怪我も奥様が気付かれない程度でよかったです
個人的には最高の山行になりました。赤岳も大満足で
したが、充実感は今回の方が上かも
とにかく前掛山山頂までの稜線はまさに流麗!踏ませ
て頂きます的に贅沢な気分を味わえました
風が強くなかったことと、気温もそう低くなかったか
らで超ラッキーでした。
リタイアの二人には申し訳なかったですが、自分で判
断できるところは本当に勇気ある名誉の撤退だと思い
ます。
因みに2万円の手袋は凍傷経験者のおっちゃんだけで、
私はモンベルの1万円未満です。−20℃までなら私は大
丈夫です。何があっても手袋を外さないことが大事だ
と思います。
おっちゃんは次回は足用のホッカイロを手に貼るそう
です。
今年はこれが最後になります。
良いお年をお迎え下さい
kurihさん、こんばんは。
前回、忘年%山を企画されているということで、
期待していました。
段々、企画系の仕事が回ってきそうですね。
おじさん二人が撤退した斜面は、怖そうでしょ?
あれでもこわくないのですか。
私なら、即撤退でしょうね。
そもそもそこまで達していないですか。
くれぐれもお気をつけ可くださいね。
今年は登り収めですか。
また来年もよろしくお願いします。
toratora48さんこんばんは。
決しておすすめはしませんが、雪山はやめられません。
どこかで線引きをしなければとは思っていますが、次第
にエスカレートしている自分が怖くもあります。
山会の計画は段々楽しくなってきました。
今回の反省点も多々あり、全員無事登頂を目標に計画し
ていこうと思っています。年明けにはリーダーが復帰す
ると思われますので出番はしばらく無いかもしれません
けど...
100回目レコを楽しみしていますよ
kurihさん、こんばんは
またまた楽しそうな山行ですね
空っとした青空ではありませんが、その時間、南の山で日の出を待った私からすると羨まし過ぎる光景です。
風無く、気温も高めで冬山の浅間山を登るには好条件ですね。
日ごろの行いが良いということですね
鉄分多めの温泉!! 興味が沸きました。
旅館?山小屋?にそういう温泉があるのはいいですね!!
私は強行軍が多いですが、今回みたいな前日入りでゆっくり歩くのも楽しそうです。
今度、計画してみます。
2012年、締めの山行お疲れ様です。
今年は環境が変わってしまいご無沙汰な時期もありましたが、来年こそは良い山行が出来るように頑張ります。
来年も引き続きよろしくお願い致します
良いお年を
今年は夏の3ヶ月間、汗をかきたくなくて山をやめていま
したので、年間の山行回数がかなり減りました。
恐らく来年も同じようなことになると思います。
雪山が段々エスカレートしつつあるので、どこかで線引き
をしなければと思っています。
来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎え下さい
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