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記録ID: 254715
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山滑走
十勝連峰

三段山

2012年12月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
kon marikka その他3人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:40
距離
4.2km
登り
451m
下り
447m
天候 曇りときどき小雪
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白銀荘P
いつ見ても感動する景色
2012年12月23日 10:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
12/23 10:15
いつ見ても感動する景色
先日の雪崩の現場が見えてます
2012年12月23日 10:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
12/23 10:32
先日の雪崩の現場が見えてます
2段目の上に出ると風が強く、見通しも効かないので、そろそろ終わりにする
2012年12月23日 10:49撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
12/23 10:49
2段目の上に出ると風が強く、見通しも効かないので、そろそろ終わりにする
降りてきたら、雪崩現場で大魔人が検証中だった
2012年12月23日 11:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
12/23 11:12
降りてきたら、雪崩現場で大魔人が検証中だった

感想

*****(うさこちゃんがMLに流した感想です)*****
三段山への挑戦 in 白銀荘

洋ちゃん里ちゃん幹事の三段山オフミに後半参加して来ました。
ビギナーの自分が参加することで、皆に迷惑かけるのではないかと参加にはかなり悩んだんですが、
滑らなくては何も始まらず、 最悪はスキーを脱いで尻で滑って来れば良いというぐらいの気持ちで参加しました。

私は現地集合だったんですが、何せ見知っている顔が少なく、
一番最初に駐車場でguchiパパとすれ違っていたんですが、その時は分からず、
白銀荘の方に「この人方が井上さんチームだよ」と教えていただきお会いしたのが、konさんマリッカさんでした。
そんなこんなで無事合流し、みなさんと一緒に三段山へと向かいました。

前回の塩丸でTLTビンディングに慣れておいたつもりなんですが、まだ1回では入らず、ちょっと苦戦。
でも、konさんマリッカさんもTLTだったので、コツを教えてもらうことが出来ました。
マリッカさんとはブーツ、サイズともに全く同じで、板も同じアトミック。
達人と同じものを持っていることに、何だか嬉しくもありました。
先端103?のファットで長さは166?なんですが、板ビンディングともに軽量で、運びはとっても楽です。
ザックはホグロフスのランド38にしたんですが、これもなかなか。
サイドからの出し入れが簡単なのと、ショベルやゾンデ棒を収納するスペースがちゃんと仕切られてあるので、便利です。
2年前のモデルで海外購入品だったこともあり、ヤフオクでかなりお得にゲットできました。
モンベルのBC用のザックも今シーズンからリニューアルされて、かなり使い勝手が良くなっており、
こちらもいいなーと思ったんですが、ホグロフスの格好良さとお得感が決め手となりました。

三段山はつい先日雪崩が起きていたので、大丈夫んだろうかとドキドキでしたが、結構人が入っていました。
登る時に、まだスノーシューでの感覚が残っているのか、無意識に足をあげているようで、
疲労しないためにもすり足で登ると良いとアドバイスを受け、意識します。
1段目まではあっという間で、30分ほどで着きました。
そして2段目を目指し、雪崩が起きたであろう場所を通過。献花を発見します。
もっとすごい現場になっているのかと思っていたのですが、
まるで何事もなかったかのような、普通の光景に戻っています。
そして私たちは2段目から滑走して行きました。
11月に来た時よりも雪はフカフカになっていたので、滑りやすくなっていました。
とにかく今日は絶対に転びたくないと思い、必死に滑りおります(笑)

そして...
雪崩現場の所で大魔人と合流。
大魔人に「うさこは置いていけ!」と言われ、私は生贄として差し出され、
他のみなさんは1段目を目指して滑って行きました。
大魔人は雪庇のところで何やら雪を掘っており、まさに雪崩のあった斜面を登って来いと言うではありませんか。
しかも、大魔人のトレースを使おうと思ったら、反対側を指さされ、
結構な深雪と斜面を一人ラッセルさせられ、この先何が起こるのか恐怖でドキドキしました。
もしかすると、ライオンがわが子を崖からわざと突き落とすように、
私もこの斜面を上から突き落とされ、雪崩で埋まる感覚を体感させようとしているのではないのか・・・。
もしくは、今掘っている穴に埋められてしまうのでは・・・など、怖い妄想だけが頭の中を広がって行きます。

そしてそして・・・。
到着すると、まず一番最初にマムートで購入したばかりという高級ザックを自慢されました(笑)
それから今回雪崩の起きた証拠となるべく、雪の内部調査を見せてくれました。
雪山の本では、雪の結晶を見ることも大事と書かれていましたが、実際にルーペでその結晶を見ることが出来て感動。
そして、断面を観察しながら指で堅さをチェックし、はっきりとした弱層を発見することが出来ました。
実際の現場で雪崩の証拠を見つけたことで、とてもイメージがつき、
メカニズムについてすんなりと学ぶことの出来る貴重な体験となりました。
大魔人、ちゃんと私が座れる場所を作ってくれて、優しかったです。
(ちゃんとフォロー入れておきますw)

帰りはパウダーでの滑り方を教えていただきながら白銀荘を目指し、最後の最後で大魔人、
わざと転んで下さり、何と「弘法も筆の誤り」という優しさまで見せてくれました。
(という事にしておきますw)

帰った後は温泉で温まり、マリッカさんの用意してくれた高級肉(一人1枚)と
普通肉でのすき焼き宴会で疲れを癒すはずでしたが・・・
私だけ大魔人からの机上講習会が始まり、将来自分は雪崩講師にでもなってしまううのではないかと思う次第です(笑)
その分、大魔人の焼酎をたらふく飲んでおきましたw
そんなこんなで1日目が終了です。
つづく。

P.S.
佳津子さんの手作りキムチは最高です!またご馳走して下さい☆


*****marikka感想です*****
恒例の三段山HYMLオフミに後半の一泊で参加してきました。
23日、早朝札幌出発で9時すぎ白銀荘到着。

前日から来ている仲間は、ジャイアント尾根狙いでバーデンの前で逢いました。
私たちは支度して、三段山を目指します。
前日の三段山の雪質は重くて最悪だったらしい。
この日も、何かしら重い感じがしましたね。

小雪がちらつく中、ハイクアップ。
登る途中で滑り降りてくる人たちも。二段目の上は強風とのこと。
とりあえず2段目まで頑張ります。2段目の手前で、先日の雪崩事故の現場横を
通る。まだ破断面が見えてます。デブリの雪の山も分かります。
ここは以前から要注意の場所で、私たちも気を付けている所です。
こんな短い距離のとこでも事故が起きることに、改めて山の怖さを感じます。

2段目に着くとハイ松も出ているし風も強いので、滑りモードへ。
新人のウサコちゃんの準備に時間が掛かる。私も初めの頃はそうでしたね。
雪質は、たぶん前日よりは良くなっているようですが、それでも新雪の所は
重く止まりそうになります。途中、雪崩事故現場で大魔人が検証中でした。
いろいろ話を聞き、勉強させてもらいました。新人のウサコちゃんを
大魔人に預けて、一気に滑りモード。いまいちの雪ながら歓声を上げながら滑る。
一段目の斜面が面白いので、3度ほど登り返して楽しみました。

重めで難しい雪も、新しいロッカータイプのスキーは何事もなく
滑れるのにはビックリです。さすが大枚を叩いた甲斐がありましたね(^_^.)

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