北横岳/青い空！白い山！+高所パノラマ実験

2013年01月04日(金) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 9.6km
• 登り: 756m
• 下り: 748m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 1:44
• 合計: 5:19

10:30 坪庭・北横岳・縞枯山 登山道入口
10:35 10:47 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
11:03 11:03 坪庭
11:29 11:30 三ツ岳分岐
11:36 11:36 北横岳ヒュッテ
11:57 12:28 北横岳（南峰）
12:38 12:52 北横岳
13:02 13:05 北横岳（南峰）
13:19 13:27 北横岳ヒュッテ
13:39 13:39 三ツ岳分岐
13:55 14:26 三ッ岳
14:53 14:53 三ツ岳分岐
15:24 15:24 坪庭
15:34 15:38 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
15:49 15:49 北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅
15:49 ゴール地点

10:30 ロープウェー麓
10:40 ロープウェー山頂
11:50 北横岳山頂 13:05
13:20 北横ヒュッテ 13:30
14:00 三ッ岩 14:25
15:35 ロープウェー山頂 15:40
15:45 ロープウェー麓

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ロープウェー 往復1800円、片道1000円
登山届けはロープウェー山頂駅に出せる。用紙もある。

コース状況／危険箇所等

三ッ岩山頂付近は大きな岩が積み重なっており隙間が大きく深い。
身長よりも深く落ちる可能性がある。

写真

1/5 11:39

ロープウェーを降りて縞枯山方面。
樹林が樹氷になっていて綺麗だ。

1/5 11:41

ロープウェー駅を振り返る。
奥は中央アルプス。

1/5 13:00

南アルプス。

1/5 11:41

南アルプスをズーム。
北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。

1/5 11:41

中央アルプスをズーム

1/10 2:04

雪のオブジェ

1/5 11:42

坪庭

1/5 13:00

坪庭

1/5 13:00

雪のモンスター

1/5 11:42

北横岳へ。
樹林帯へ入ります。

1/5 11:44

樹氷

1/5 11:45

真っ青な空と
真っ白な樹氷。

1/5 11:45

1/5 11:45

1/5 11:45

北横ヒュッテが見えてきた

1/5 11:46

北横ヒュッテから北横岳へ向かいます

1/5 11:46

1/5 11:47

もう少しで山頂

1/5 11:48

山頂（南峰）から八ヶ岳連峰

1/5 14:08

北横岳山頂VRパノラマ。

普通にクリックするとこの画面に戻ってこれないので、右クリックから別ウィンドウにて開いてください。
http://www.360cities.net/image/mtkitayokodake-japan

1/5 11:49

北峰へ

1/5 11:51

北峰から振り返って南峰と背後に仙丈ヶ岳

1/5 11:52

北峰から振り返って南峰

1/5 11:52

北峰から蓼科山
真っ白だ

1/5 11:53

北峰から浅間山・・・は雲の中

1/5 11:53

北峰から中央アルプス、御岳、乗鞍

1/5 11:54

赤岳と阿弥陀岳をズーム

1/5 11:54

南八ヶ岳

1/5 11:56

南峰へ戻ります

1/5 11:57

ここにも白いモンスター達が居ます。
追記）改めて見ると、左から4体は本当にモンスターっぽいですね…。多分アニメか特撮物からここに来たヤツがいるのではないかと。

1/5 11:57

赤岳をアップで

1/5 11:58

槍ヶ岳が見えた

1/5 12:01

三ッ岳手前から北横岳

1/5 12:06

三ッ岳手前から山頂

1/5 12:04

三ッ岳手前から北横岳と蓼科山

1/5 12:03

三ッ岳へ冬道を通っていこうとしたが、足元が不安になったので引き返す。
足元は大きな岩が重なり合っているのだが、体全体が数メートル落ちてしまいそうな隙間がそこかしこにあり、雪で隠されている隙間もあるようなので、危険に思いました。

1/5 12:03

三ッ岳から縞枯山

1/5 12:07

ロープウェー方面へ戻ります。

1/5 12:07

順光で撮ると真っ白になってしまうので、あえて逆光で撮ってみると不思議な存在感。

1/5 12:08

逆光ブームになってしまったようだ

1/5 12:08

下山途中から縞枯山と坪庭

1/5 12:09

逆光ブームですから

1/5 12:11

坪庭でも逆光

1/5 12:11

坪庭にて

1/5 12:11

坪庭から縞枯山を見上げる

1/5 12:12

下山途中のロープウェーから蓼科山

1/6 1:07

高所パノラマ撮影機材
・カメラ+魚眼コンバータ
・パノラマ雲台
・改造リモコン
・一脚ポール×2

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX1 SONY

α NEX-5N SONY

感想

sako59

　北横岳はピラタス蓼科のロープウェーで2237mまで登れて、そこから危険箇所も無く1時間程度で山頂へ立つ事が出来ます。山頂からは八ヶ岳・蓼科山・南アルプス・中央アルプス・北アルプス・浅間山等が見え、申し分の無い眺望です。

　今回はそんな北横岳山頂へ、冬山ハイキングついでにVRパノラマを作りに行ってきました。
　度々私がレコに載せている前後左右上下をぐるぐる見れるアレですが、今回は3.2mの一脚にカメラを取り付けシャッターを遠隔操作可能にする装置を作りましたので、その実験を行ってきました。いつもは地面から1.6mのパノラマですが、成功すればさらに1.6m上から見晴らすことが出来ます！
　一脚用のポール1.6m×2本、パノラマ用自作雲台、改造シャッターリモコンを担いでスキーヤーに混ざっていざロープウェーに乗り込みます。

　ロープウェーを降りると坪庭と呼ばれる溶岩台地の広場があります。今日は天気も良く中央アルプス、南アルプス等が見えます。坪庭から北横岳方面へ行くと樹林帯に入り登り始めます。樹林は全て樹氷になっていて、真っ青な空に真っ白な樹氷がとても眩しい。

　写真を撮りながらでも1時間足らずで北横ヒュッテに到着。トイレがあり、食事など出来ます。ヒュッテ前の広場で十数人の人が休憩していました。

　ヒュッテを過ぎると10分ほどで山頂(南峰)です。山頂手前は少し急なので最低軽アイゼンが無いと、降りるときには滑り落ちることになります。去年は4本爪の軽アイゼンで登りましたが、降りるときは踏ん張れずシリセードになってしまいました（シリセードは止めてくれ、との表示あり）。今回はチェーンスパイクですがこれは滑りませんでした。その日の雪質次第かも知れませんが。

　山頂は絶景！昨年は見れなかった南八ヶ岳、中央アルプス、南アルプス等が見えます、北アルプスは雲の中・・・そして物凄い寒い。気温は恐らく−15℃以下、風も強く、登りで温まった体があっという間に冷えて行きます。

　これは長時間は居れないな・・・ささっと目的を済ませて降りようと思い、パノラマ用写真を撮りに掛かります。
　最初に水平方向に60度毎に計6枚、次にセッティングを変えて真上1枚、さらにセッティングを変えて真下2枚を撮ります。カメラの絞り・露出等を設定し、雲台に一脚、カメラ、リモコンをセットしたら、一脚を伸ばします。伸ばしきったらリモコンでシャッターを切っていくのですが、この日は風が強くてシャッター音が聞こえず、ちゃんと動作したかどうかが判らない。とりあえず6枚撮って、一脚を縮めてカメラを確認してみると、撮れていない。どうもリモコンの発信部と受信部の位置がずれてしまい動作していないようだ。
　それを調整してまた一脚を伸ばして、今度は電池切れで・・・というようなことを何度も失敗して繰り返し、山頂で格闘すること40分、ようやく材料の写真を撮り終えた時には寒さで足先は痺れ体は震え耳は千切れそう・・・ひょっとして低体温症の危険があったのではないか？とにかく物凄い寒かったです。
　やっぱり冬靴と目だし帽と手袋を何とかする必要があるかも知れない。

　その後、北峰に寄った後三つ岩へ向かいます。
　昨年は三つ岩の山頂手前の岩と氷雪の鎖場で撤退しました。今回は登れるか・・・と思いましたが今回は右に巻く冬道が出来てましたのでそれを辿ってみました。
　山頂に近づくと、大きな岩が重なり合ったその上を歩いていくようになりますが、結構隙間があり、大きな隙間だと人がすっぽり数メートル落ちてしまいそうな箇所が度々出てきます。雪が積もってそのような隙間が隠されている所もありそうです。
　どうも初心者が独りで無理して行く所ではない様なのでここで引き返します。
　そしてここで時間切れ。ロープウェーに戻りました。

　出来上がったパノラマはこれ↓。いつもより少し見晴らしが良いです。

■360度パノラマ　ぐるぐる操作できます

Mt.Kitayokodake