年末の那須・茶臼岳

2012年12月29日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.9km
• 登り: 647m
• 下り: 648m

コースタイム

09:10 大丸駐車場
09:27 ロープウェー駐車場
09:47 峠の茶屋駐車場
10:37 峰の茶屋跡避難小屋
11:35 茶臼岳山頂
12:15 峰の茶屋跡避難小屋
13:15ごろ 大丸駐車場

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸駐車場に駐車。
駐車場までは路面凍結しているので車の滑り止めは必須です。
その手前の那須ファミリースキー場へノーマルタイヤで来ている人がいましたが、
はっきり言って正気の沙汰ではありません。。。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあります。

駐車場から積雪がありました。
雪の下が凍結していましたがアイゼンを履く程ではなかったので、
1000円ほどで買えるスパイクを装着しました。
峠の茶屋駐車場まではトレースに従いショートカットしましたが、
雪の量によっては道路を歩いたほうが楽だったかもしれないです。

峰の茶屋跡避難小屋でアイゼンを装着、ザックをデポ。
避難小屋手前の樹林帯を抜けたあたりから一部凍結していたので、
そこからアイゼンでもよかったです。


必要はなかったのですが、
買ったばかりで使いたいピッケルを手に茶臼岳山頂に向かいました。
その日は好天で那須名物の強風もなかったのでストックすら必要なかったです。

山頂付近は地熱のためかところどころ地面が現れていました。
氷が張っているところがありました。
穏やかな天気でしたがあちこちにいわゆるエビの尻尾ができていて、
冬の山であることを思い知らされます。

峰の茶屋跡避難小屋に降りてくる頃にはすっかりガスに覆われました。
10メートルほどしか視界がありません。
日差しがなくなったため、体感温度がだいぶ低くなったように感じました。
やはり山の天気は変わりやすい。しかも今は真冬。
油断は禁物、十分な装備が必要だと改めて思いました。


下山後の温泉は、温泉地のためいっぱいあるので選びたい放題です。

写真

12/29 9:12

大丸駐車場からすぐの道路の様子

12/29 9:21

ロープウェイが見えてきた

12/29 9:27

ロープウェイ駅到着

12/29 9:47

峠の茶屋駐車場に到着

12/29 10:36

峰の茶屋跡避難小屋に到着

12/29 10:37

茶臼岳山頂方面

12/29 10:49

ちょこっと雲海

12/29 11:23

山頂付近から朝日岳方面

12/29 11:23

山頂直下をチョットだけ直登

12/29 11:24

山頂付近から

12/29 11:35

すごいエビの尻尾

12/29 12:26

峰の茶屋跡避難小屋。
さっきの晴天が嘘のようです。

撮影機器：

docomo STYLE series N-08A NEC

感想

kaneza

行ってから十日ほど経ちましたが、
せっかくの初雪山（残雪・低山ではない）なのでヤマレコに記録を残しました。

この日はクルマにデジカメを忘れ、写真はケータイで撮ったものです。
古いケータイなので写真の保存に時間がかかり撮る気が起きず、
ちょっとしか撮っていません。

この日の予報は微妙だったので登山かスノーボードどちらにするか迷ったのですが、
前日の天気予報で突然の晴れマークが現れたのでそれを信じて那須・茶臼岳に向かいました。
山に向かっていると道中はちらほら晴れ間が見られましたが、
那須方面はドンヨリ・・・山のほうは雪が舞っているようにも見えました。
が、ボルケーノハイウェイを車で登っていくと雲の上は真っ青な空！
やはり友人と二人での山行は晴天に恵まれているようです。ま、オレのお陰ですが。

序盤は舗装路で雪があまりなくて雪の下は凍結していたので、
ふたりともアイゼンではなくスパイクを装着。
買ったばかりの千円くらいのやつです。
友人のはワラジのような（？）作りですが、
自分のやつは携帯性を重視しマジックテープで停めるリング状のもの。
・・・案の定、片方が雪に埋もれて遭難しました（汗）
雪がないところで使ったほうがよさそうです。。。

結局自分はアイゼン無しで峠の茶屋跡避難小屋まで行きましたが、
樹林帯を抜けると所々凍結していてアイゼンなどの滑り止め装着が安全だと思いました。
右側の谷に滑落する可能性があります。死ぬことはないと思いますが。。。

福島県へ縦走して抜けるという本格的なパーティー（アイゼンは付けなかった）にならい、
峠の茶屋跡避難小屋からはザックをデポして茶臼岳山頂へ向かいました。
今回の山行の目的、それは「買ったばかりのピッケルを使いたい！（笑）」
なのでストックすら必要の無さそうな山頂への道を、
2人共ピッケル片手に出発しました。
途中斜度がなくてほとんど滑らないところで滑落停止訓練を何度か行いました（笑）
でちょっと急なところをちょっとだけ直登して山頂に到着！

山頂付近では4・5人くらいいました。他にも登ってくる人もいました。
晴天のうえ風もなく山頂で昼食をとってもいいくらいでしたが、
ピッケルしか持っていないので火口を一周して一般ルートで下山しました。

すると一転、
峠の茶屋跡避難小屋に着く頃にはガスに覆われ、
10メートル先も見えない状態になりました。。。
すると気温は一気に低下してきました。
風はなかったですが冬山の怖さの一端を垣間見ることになりました。

下りは駐車場までアイゼンのままで行きました。
登りはトレースにそって道路をショートカットしましたが、
下りは道路を歩いたほうが楽そうです。（雪が少なければ登りも）