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Yamareco

記録ID: 2627392
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

滋賀県側から釈迦ヶ岳!八風谷で快適に登り、赤坂谷の下りでバリルートを堪能す!

2020年10月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
16.1km
登り
960m
下り
953m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:41
合計
5:31
6:30
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9
6:40
6:41
12
6:53
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61
7:54
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8
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5
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4
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7
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6
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5
11:51
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2
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ゴール地点
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石榑トンネル西口付近の空きスペースに駐車させて頂きました。
コース状況/
危険箇所等
※今回のルートは八風谷や県境稜線等など前半部分と林道区間を除き、ほぼバリルートになります。
バリルートが苦手な方、初心者の方にはお薦めできません。
ほとんどの区間でGPSやコンパス等でのルーファイ必須です。

◎八風林道登山口〜八風峠登山口〜八風谷〜三池岳
八風林道登山口〜八風峠登山口の区間は、舗装された林道で注意箇所等はありません。

八風峠登山口〜県境稜線の区間は基本、沢沿いに登っていく、それなりに踏み跡・目印のある歩きやすい道でした。
自分は途中あえて登山道を外れ、並行している尾根で登ろうと少しルートを外しましたが、すごく歩き辛くすぐに元のルートに戻っています。

◎三池岳〜釈迦ヶ岳
快適な一般登山道です。歩くにあたり、特に問題はありません。

◎釈迦ヶ岳〜赤坂谷〜八風林道登山口
釈迦ヶ岳から一旦、ハト峰方向に向かい、約5〜6分にある小高い箇所(分岐というより、ルートを外れる感じ)から赤坂谷に向かって下っていきます。
赤坂谷までは、yjinさんの軌跡をベースに地形と相談しながら下っていったのですが、ちょっと気になってた藪こぎも無く、意外に歩きやすかったので正直驚きました。
しかしこの区間はバリバリのバリルート、GPS等でのルーファイ必須、バリルートに慣れていない方は立ち入らない方が良いです。

赤坂谷〜中峠登山口付近は林道を歩いていきますが、崩落が激しく、もはや林道の体をなしていない箇所もあり、さらにザレザレの斜めになった急斜面をトラバースする場面も数箇所あるので、歩くにあたり十分な注意が必要です。

中峠登山口付近から八風林道登山口までは、不老堂・水木野方面に行く分岐とのT字路を過ぎると舗装された歩きやすい林道になります。
石榑トンネル西口付近の駐車スペースよりスタートです。
石榑トンネル西口付近の駐車スペースよりスタートです。
R421を少し石榑トンネル方向に歩き、右折し八風キャンプ場跡方向に入る。
2020年10月05日 06:20撮影 by  SOV40, Sony
10/5 6:20
R421を少し石榑トンネル方向に歩き、右折し八風キャンプ場跡方向に入る。
しばらく舗装された林道を歩いていく。
2020年10月05日 06:21撮影 by  SOV40, Sony
10/5 6:21
しばらく舗装された林道を歩いていく。
八風峠への登山道の入口。
ここを入り八風峠に向かう。
2020年10月05日 06:40撮影 by  SOV40, Sony
10/5 6:40
八風峠への登山道の入口。
ここを入り八風峠に向かう。
すぐに渡渉。
2020年10月05日 06:41撮影 by  SOV40, Sony
10/5 6:41
すぐに渡渉。
続いてまた渡渉。
ここで滑ってドボンしてしまう・・・。
2020年10月05日 06:42撮影 by  SOV40, Sony
10/5 6:42
続いてまた渡渉。
ここで滑ってドボンしてしまう・・・。
もちろん八風峠方向へ。
2020年10月05日 06:53撮影 by  SOV40, Sony
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もちろん八風峠方向へ。
谷沿いに登っていくが、道がしっかりしているので歩きにくさは無い。
2020年10月05日 06:55撮影 by  SOV40, Sony
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谷沿いに登っていくが、道がしっかりしているので歩きにくさは無い。
可愛いシロオニタケ
2020年10月05日 07:16撮影 by  SOV40, Sony
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10/5 7:16
可愛いシロオニタケ
ケルンとリボンのある親切な登山道。
2020年10月05日 07:19撮影 by  SOV40, Sony
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ケルンとリボンのある親切な登山道。
もちろんツルツルでした・・・
2020年10月05日 07:27撮影 by  SOV40, Sony
10/5 7:27
もちろんツルツルでした・・・
斜度も緩やか、歩きやすい道が続く。
2020年10月05日 07:28撮影 by  SOV40, Sony
10/5 7:28
斜度も緩やか、歩きやすい道が続く。
右側の目印の付いた道が本来のルートだが、試しに左側の尾根に登ってみた。
2020年10月05日 07:37撮影 by  SOV40, Sony
10/5 7:37
右側の目印の付いた道が本来のルートだが、試しに左側の尾根に登ってみた。
少し藪こぎして
2020年10月05日 07:40撮影 by  SOV40, Sony
10/5 7:40
少し藪こぎして
人の足跡らしき物もあったのだが・・・
2020年10月05日 07:41撮影 by  SOV40, Sony
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人の足跡らしき物もあったのだが・・・
たいしてショートカットにもならなさそうだし、登山道とあまり変わらない所を歩く感じだったので、すぐに登山道に戻りました。
2020年10月05日 07:43撮影 by  SOV40, Sony
10/5 7:43
たいしてショートカットにもならなさそうだし、登山道とあまり変わらない所を歩く感じだったので、すぐに登山道に戻りました。
少しだがザレ地帯もあり〜の
2020年10月05日 07:52撮影 by  SOV40, Sony
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少しだがザレ地帯もあり〜の
この超気持ちイイ道を登りきれば・・・
2020年10月05日 07:53撮影 by  SOV40, Sony
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この超気持ちイイ道を登りきれば・・・
県境稜線に合流。
2020年10月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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県境稜線に合流。
残念ながら三重側の展望はこんな感じ。
2020年10月05日 07:55撮影 by  SOV40, Sony
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残念ながら三重側の展望はこんな感じ。
とりあえず雲の中の三池岳に向かう。
2020年10月05日 07:57撮影 by  SOV40, Sony
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とりあえず雲の中の三池岳に向かう。
三池岳登頂。
少し休憩し、すぐ近くの三角点へ。
2020年10月05日 08:03撮影 by  SOV40, Sony
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三池岳登頂。
少し休憩し、すぐ近くの三角点へ。
三池岳三角点もガスの中・・・
2020年10月05日 08:15撮影 by  SOV40, Sony
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三池岳三角点もガスの中・・・
三池岳から約2分ほどで三池岳三角点に
2020年10月05日 08:14撮影 by  SOV40, Sony
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三池岳から約2分ほどで三池岳三角点に
三角点タッチ。
ここから県境稜線で釈迦ヶ岳に向かいます。
2020年10月05日 08:14撮影 by  SOV40, Sony
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三角点タッチ。
ここから県境稜線で釈迦ヶ岳に向かいます。
八風峠。
ここは何度来ても気持ちの良い所です。
2020年10月05日 08:24撮影 by  SOV40, Sony
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八風峠。
ここは何度来ても気持ちの良い所です。
中峠を通過
2020年10月05日 08:35撮影 by  SOV40, Sony
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中峠を通過
仙香山登頂!というか通過。
2020年10月05日 08:39撮影 by  SOV40, Sony
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仙香山登頂!というか通過。
南峠を通過
2020年10月05日 08:43撮影 by  SOV40, Sony
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南峠を通過
さすが県境稜線。
素晴らしい道です。
2020年10月05日 08:47撮影 by  SOV40, Sony
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さすが県境稜線。
素晴らしい道です。
釈迦ヶ岳手前で雨が強くなってきたのでカッパを着ました。
天気予報と違うやん・・・。
2020年10月05日 09:16撮影 by  SOV40, Sony
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釈迦ヶ岳手前で雨が強くなってきたのでカッパを着ました。
天気予報と違うやん・・・。
釈迦ヶ岳登頂!
2020年10月05日 09:23撮影 by  SOV40, Sony
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釈迦ヶ岳登頂!
三角点タッチ
2020年10月05日 09:24撮影 by  SOV40, Sony
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三角点タッチ
展望も全くないし雨も強いので、とりあえず最高点に向かいます。
2020年10月05日 09:24撮影 by  SOV40, Sony
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10/5 9:24
展望も全くないし雨も強いので、とりあえず最高点に向かいます。
釈迦ヶ岳最高点。
お腹が空いていたし、雨も止んできたのでここでご飯休憩を取る事にした。
2020年10月05日 09:29撮影 by  SOV40, Sony
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10/5 9:29
釈迦ヶ岳最高点。
お腹が空いていたし、雨も止んできたのでここでご飯休憩を取る事にした。
休憩後、このハト峰までの分岐まで戻り、ハト峰方向に進む。
2020年10月05日 09:51撮影 by  SOV40, Sony
10/5 9:51
休憩後、このハト峰までの分岐まで戻り、ハト峰方向に進む。
こんな歩きやすい道ってある?
2020年10月05日 09:53撮影 by  SOV40, Sony
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こんな歩きやすい道ってある?
2020年10月05日 09:54撮影 by  SOV40, Sony
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県境稜線の分岐から約5分、ここを右折し赤坂谷に下っていく。
踏み跡や目印等は一切無い。
2020年10月05日 09:56撮影 by  SOV40, Sony
10/5 9:56
県境稜線の分岐から約5分、ここを右折し赤坂谷に下っていく。
踏み跡や目印等は一切無い。
右折してすぐはこんな感じ。
ここからは、yjinさんの歩かれたルートを参考にし、地形と相談しながら下っていきました。
2020年10月05日 09:56撮影 by  SOV40, Sony
10/5 9:56
右折してすぐはこんな感じ。
ここからは、yjinさんの歩かれたルートを参考にし、地形と相談しながら下っていきました。
色あせたテープが付いていた。
以前は歩かれていたのかもしれない。
2020年10月05日 09:57撮影 by  SOV40, Sony
10/5 9:57
色あせたテープが付いていた。
以前は歩かれていたのかもしれない。
とりあえず分かり易い尾根を歩いてみる。
2020年10月05日 10:02撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:02
とりあえず分かり易い尾根を歩いてみる。
激下りだが歩きにくさは無い。
2020年10月05日 10:06撮影 by  SOV40, Sony
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10/5 10:06
激下りだが歩きにくさは無い。
沢に降りてきたので、とりあえず谷沿いに下って行くことにする。
2020年10月05日 10:08撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:08
沢に降りてきたので、とりあえず谷沿いに下って行くことにする。
このまま谷沿いに下っていけば、赤坂谷に辿り着くはずだ。
2020年10月05日 10:10撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:10
このまま谷沿いに下っていけば、赤坂谷に辿り着くはずだ。
谷沿いを適当に下っていく。
適当とはいっても、もちろんルーファイは必須ですよ!
2020年10月05日 10:11撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:11
谷沿いを適当に下っていく。
適当とはいっても、もちろんルーファイは必須ですよ!
沢沿いを歩いたり・・・
2020年10月05日 10:12撮影 by  SOV40, Sony
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沢沿いを歩いたり・・・
自然林を歩いたり・・・
2020年10月05日 10:16撮影 by  SOV40, Sony
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自然林を歩いたり・・・
植林地帯を歩いたり・・・
2020年10月05日 10:19撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:19
植林地帯を歩いたり・・・
少し尾根っぽい所も・・・
2020年10月05日 10:22撮影 by  SOV40, Sony
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少し尾根っぽい所も・・・
さらに左岸を下っていき・・・
2020年10月05日 10:34撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:34
さらに左岸を下っていき・・・
この渡渉しやすそうな場所で右岸に渡った。
2020年10月05日 10:36撮影 by  SOV40, Sony
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この渡渉しやすそうな場所で右岸に渡った。
藪っぽくて歩きにくそうだが、そうでもない。
2020年10月05日 10:42撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:42
藪っぽくて歩きにくそうだが、そうでもない。
この広場的な場所で赤坂谷を離れる。
2020年10月05日 10:44撮影 by  SOV40, Sony
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この広場的な場所で赤坂谷を離れる。
ヤカンが目印?
2020年10月05日 10:44撮影 by  SOV40, Sony
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ヤカンが目印?
明瞭な踏み跡に沿って植林地帯少し登ると・・・
2020年10月05日 10:46撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:46
明瞭な踏み跡に沿って植林地帯少し登ると・・・
この道標があった。
2020年10月05日 10:47撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:47
この道標があった。
ここからは林道歩きだが、この時点で林道はかなり荒れ気味だ。
2020年10月05日 10:47撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:47
ここからは林道歩きだが、この時点で林道はかなり荒れ気味だ。
ひどく崩落している。
2020年10月05日 10:50撮影 by  SOV40, Sony
10/5 10:50
ひどく崩落している。
こんな、トラバースが必要な所が数箇所あった。
落ちたらタダでは済まなそうだ・・・
2020年10月05日 11:01撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:01
こんな、トラバースが必要な所が数箇所あった。
落ちたらタダでは済まなそうだ・・・
もう林道の面影も残っていない・・・
2020年10月05日 11:07撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:07
もう林道の面影も残っていない・・・
こんな状態ですら、まともに思えてくる。
2020年10月05日 11:12撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:12
こんな状態ですら、まともに思えてくる。
2020年10月05日 11:16撮影 by  SOV40, Sony
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中峠登山口を横目に通過。
2020年10月05日 11:16撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:16
中峠登山口を横目に通過。
このT字路を左に行くと不老堂・水木野方面に。
今回は直進し八風林道で駐車地に戻る。
ここから先は舗装された道を歩いていく。
2020年10月05日 11:23撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:23
このT字路を左に行くと不老堂・水木野方面に。
今回は直進し八風林道で駐車地に戻る。
ここから先は舗装された道を歩いていく。
何てことないコンクリートの舗装道だが、雨上がりで妙に滑る。
2020年10月05日 11:42撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:42
何てことないコンクリートの舗装道だが、雨上がりで妙に滑る。
R421まで戻ってきた。
ゴールは目の前。
2020年10月05日 11:52撮影 by  SOV40, Sony
10/5 11:52
R421まで戻ってきた。
ゴールは目の前。
ゴール!
撮影機器:

感想

実は、滋賀県側から釈迦ヶ岳に登るのは2度目になる。
1度目は、不老堂・水木野から縦走し、白滝谷から瀬戸峠経由で下山するロングルートだった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1800760.html

今回、このルートを歩こうと思ったのは、yjinさんのこのルートを見つけたからだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1800760.html
面白そうだな・・・読んだ瞬間にこのルートを歩こうと決めた。
しかし、いろいろと調べてみると、これに近いルートはそれなりに歩かれているということが分かってきた。しかし皆左回りなのだ。
右回りで行こう!
天邪鬼な僕は、yjinさんの軌跡をベースに右回りで周回することにした。

八風谷橋の脇の駐車スペースに駐車し準備をするが、何だか空が重く暗い。
天気予報は回復傾向なので大丈夫と信じるが、気分は良くない。

R421から八風キャンプ場跡地を経由しコンクリート舗装された林道を登っていく。
約20分程で八風峠登山口に到着。
ここから登山道に入り、八風峠方面に登っていくのだ。
取り付いてすぐに渡渉が連続しているのだが、二回目の渡渉で軽くドボンしてしまう。
ステップした石が深夜に降った雨で濡れていて、ツルンと滑ってしまったのだ。
登山開始、約20分で右足がずぶ濡れになってしまった。
またテンションが下がる・・・
まぁ仕方ない、こんな日もある。
出だしはこんなだったが、登りで歩いた八風谷道は快適に歩けるとても良い道だった。
踏み跡・目印・ケルン・歩きやすさ・・・に加え斜度も緩くて本当に労せずに八風峠(県境稜線)まで登っていくことができた。
せっかくなのでここから一旦、久しぶりに三池岳にも立ち寄った。
この辺りの県境稜線は、天気さえ良ければ鈴鹿随一のロケーションで本当に歩いていて気持ちの良いところなのだが、この日はガスガスで全く展望は期待できない。
曇ってるの分かっててこの日に登っているのだからしょうがない・・・。

三池岳から釈迦ヶ岳までの稜線歩きは、まるで雲の中を歩いている様だった。
しかも釈迦ヶ岳の手前からは雨も降ってくる始末・・・。
久しぶりにカッパを着て歩いたが、天気予報が完全に回復予報だったので余計にガッカリしてしまった。
しかし、通り雨ではないだろうが雨は15分程で上がり、ちょうど釈迦ヶ岳最高点で食事を取ることができた。
空腹でお腹が鳴っていたので助かった・・・。

本日のメインイベントは釈迦ヶ岳から赤坂谷への下りだ。
県境稜線からハト峰方面の分岐を約5分ほど進み、何もない小高い丘のような所で道を右に外れ赤坂谷方向に下っていく。
踏み跡は一切無いが、少し進むと色あせたテープが少し付いていた。
ここからはyjinさんの軌跡をベースに地形と相談しながら下っていった。
方向を確認しながら、歩きやすそうな尾根を下っていく。
相変わらずガスガスだが、それがかえって幻想的な雰囲気になっている。
楽しい・・・。
尾根を降り始めて約10分程で沢に下ってきた。
この沢がおそらく赤坂谷の本流だとは思うが、目的の場所まで繋がっている谷である事は間違いない。
あとは、林道との合流地点まで谷沿いに下っていく。
渡渉あり、自然林あり、植林地帯あり・・・変化に富んでそれなりに楽しい。
それに表現は難しいが、イイ感じに静かなのが良い。
風の音と時折聞こえる鹿の鳴き声。
心が洗われる。

赤坂谷を離れ、ルートは林道に合流する。
しかし、この林道が想像以上に崩壊して凄いことになっていた。
事前の情報収集で分かってはいたが、実際に見てみて驚いた。
激しく崩落し、トラバース状態で通過しなければならなかったり、林道の面影すら全く無いような所もあった。
もう自然に近い状態に還るのも時間の問題だろう。

不老堂・水木野方面との分岐T字路を過ぎれば、あとはコンクリート舗装された道をR421に下っていくだけだ。
ここまで来ると、もう気分はクルージング状態になってしまうが、油断大敵、このコンクリートのコケっぽくなってる部分が滑るのだ。
実際自分も2回ほど滑っておっとっと状態になってしまった。
最後の最後まで油断は禁物だった。

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コメント

beggioさん こんばんは
だれだこんな所を歩くのは、と思って思わず読んでしまいました。最近は自然に帰りつつある赤坂谷の釈迦ケ岳への登山道ですが、それがまた堪らなく良い雰囲気を醸してくれます。鈴鹿でのお気に入りの一つです。

最後の滋賀県の保安管理道路、よく滑りますね。私だけかと思っていました。
2020/10/6 22:34
Re: beggioさん こんばんは
yjinさん、こんばんは。
今回も私のレポをご覧頂き、本当にありがとうございます。
レポの中でyjinさんの名を連発し、申し訳ありませんでした
赤坂谷やそこに至る尾根道も本当に素晴らしい所でした。
贅沢を言えば、天気の良い時にあそこを歩いてみたかったですね。
自分にとっても再度訪れたいお気に入りの場所になりました。
最後の保安管理道路は油断しきっていたので危なかったですね。
この日は最初にドボンしてたし、二度目はもう勘弁して〜って感じでしたね
2020/10/6 23:43
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