般若山〜釜ノ沢五峰[バイキング・ハイキング]
bo-tyu-zai
体力度について
- GPS
- 04:17
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 690m
- 下り
- 701m
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標高グラフを拡大コースタイム
9：11お船観音
9：23大日如来
10:05亀ヶ岳展望台
10:12雨乞岩洞穴
10:17釜ノ沢
10:33釜ノ沢五峰一の峰
10:39二ノ峰10:55三ノ峰11:02四ノ峰11:09五の峰
11:12五の先の展望台？11:21
11:45文珠峠11:50
12:41釜ノ沢
12:53駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
般若山 雪が凍結している箇所有り。特に注意が必要な場所は以下。 �〆能蕕寮价吻△�船観音へ続く岩の上 �Ｂ臚�如来へ登る岩場�ぢ臚�如来のある岩の上 般若山〜釜ノ沢 凍結箇所が数箇所有り。 釜ノ沢五峰 比較的短時間で回れるが鎖場数箇所有り。二ノ峰・三ノ峰は巻き道あり。 五ノ峰より先、文珠峠への下山時に凍結箇所数箇所有り。 文珠峠〜法性寺 舗装道が長い距離積雪・凍結 |
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ここで谷の向こうに生き物の気配を感じる。動く音がしたので5分近く熊よけ鈴を鳴らし続けると動く音が遠ざかりやがて音もしなくなった。なんだったんだろう、深く考えないことにした。
感想
新調した登山ブーツを早く足に慣らしたい。しかしどこもかしこも雪の影響やらなんやらで選ぶ山が限られていた。
近場で低山で車が入れる道の山を探し、般若山・釜ノ沢五峰を見つける。
事前にレコや法性寺のHPで調べるがどうも1月の降雪後の状況がつかめない。
近くの山は標高が高くそれをそのまま鵜呑みにすれば雪山、足慣らしのつもりがブーツが足を引っ張る山行になるのは間違いない。迷うがダメなら帰ってこようという気でとにかく向かった。
駐車場こそガッツリ雪が残っていたが道路はほぼ凍結なしだったのでブーツに履き替えいざスタート。
般若の面が飾られた参門をくぐり寺の入口にある箱に整備協力金\300を入れて石段を前にすると先制攻撃で凍結していた。
ツルツルの石段にヒヤヒヤもので恐る恐る登っていくがすぐに凍結箇所も終わりを告げ奇岩を生かした様々な観音を見物していく。
中には鎖を登って拝見する「胎内観音」なんてものもありなかなかわんぱくな感じである。
ところどころ凍結している箇所を慎重に登りつめ、いよいよ見どころの分岐点に到着する。まずは右側、お船観音から。
ココはレコ等でみると左側が切れ落ちた岩を40mほど進んだ先に観音像があるようだが実は岩の右側に沿うように山道があった。岩の上は一部凍結していたので躊躇したがどうにか避けるように歩いて岩の上を渡っていった。
標高400mに満たない低山とは思えない高度感と見晴らしに気分は上々。
観音像が向くその先には武甲山が鎮座していた。
次の大日如来への道はただ一つ、鎖場だ。途中途中で岩に足場が設けてあり登りやすいがそのうちの2つほど凍結が見られ実に危険な状態。登りの時点で鎖を掴みつつ垂れ下がった鎖を手繰り寄せ打ち付けるように砕いてみたがとても全部を破砕することができずやむなく・・・登った(・∀・)
如来像の上で強風が吹きすさびその上狭い如来像周りも若干凍結箇所があり落ち着く訳もなくほどほどに降りる。途中の足場はどうにかやり過ごした。
釜ノ沢への下りはじめで谷を渡るような地形の所、向こう側で草木が踏まれるような音がした。どうも人のようには思えぬ気配に一旦戻る。しばらく様子を伺うが時たま音がする。慌てて熊よけ鈴を鳴らし続けること5分前後、途中で音が遠のいていきそれでも鳴らし続けていたが気配がなくなったので先に進む。
鈴を鳴らしつつ尾根に上がると鉄塔がありそこからは一気に下り坂になる。
釜ノ沢からすぐに五峰への道標が出てくるが次からは金精神社か文殊峠の道標が頻繁になる。五峰はあんまり親しまれていないのだろうか？ちょっとさみしい気持ちを引きずりながらひたすら登る。
気がつくと一の峰、という感じで唐突に五峰めぐりがスタートした。
2と3の峰のあとに鎖場下りがありなかなかのわんぱくぶりだ。
4は滑り易い落ち葉の坂道を登り、5はちょっと離れた峰。しかし一番展望が乏しく5はほぼスルーで先へ。
5の奥でまだ登りがあり？マークの頭のまま登りきるとそこは五峰と同等かそれ以上の展望がある場所。特に両神山〜西上州の山々がよく見渡せた。
この先は文珠峠へ降りて舗装道をひたすら戻る道になる。文珠峠では天体観測所がありそこでも両神山や二子山の展望がスバラシイ。夜の星空はどれだけのものなのだろう。
途中で般若山へ戻る登山道があったのだがそれまでの長い舗装道歩きがほとんど雪面。もう歩きづらいし、かといってアスファルトになると靴が新しいゆえに当たり所が痛みもう登り返すテンションも起こらず登山道の入口を横目に歩き続けた。
最後の舗装道はコース・季節を見直せばOK。オトナ・アスレチックといった感じのみどころ盛りだくさんな、遊び放題？的な名付けてバイキング・ハイキングでした。
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yuzupapaと申します。
bo-tyu-zaiさんのレコを愛読しています。今週号はまだかなと心待ちにしていました（笑）。いつもとても面白いレコでくくくっと笑いながら読ませていただいています。でも両神山は大変でしたね。ご無事でなによりです。
秩父に般若山、釜ノ沢五峰があるんですね。知りませんでした。標高は低いのに眺望バツグンですね。鉄塔もたくさんあって鉄塔のぞき（スカートじゃないですよ）が好きな私にとってよだれが出そうな（益々怪しい？）コースです。是非、行ってみたいので許可も得ずお気に入りにさせていただきました。
次のレコも楽しみにしています。
登山靴新調したんですね
これからの山歩きがますます楽しいものになりますね
しかし、般若山、釜ノ沢五峰がこんなに楽しいコースだとは驚きです
山と高原の地図でこのコースを見ていたのですが、
公共交通機関を使う者としてはちょっと不便なこともあり、勝手につまらないコースなんだと思い込んでました！！
目からうろこです
>>オトナ・アスレチックといった感じのみどころ盛りだくさんな、遊び放題的な名付けてバイキング・ハイキング
アスレチック大好きです
yuzupapaさん、初めまして、こんばんわ
愛読だの心待ちだの言われると照れてしまいますが嬉しい限りです。当然、楽しんでもらえるようにこれでもいろいろ推敲して打ち込んでいるので、同じ感性・感受性を持ってご覧頂けるなら幸いです(〃ω〃)
ご期待に添えるかどうか自信はありませんが、今後も面白く、ちょっとひねって、ちょっとひねたレコを投稿していきたいと思います
両神の件で歩き方がだいぶ慎重になりました、といっても疲れが出やすい下山時はやっぱり不安がよぎりますね
そして般若山・釜ノ沢五峰。ここは距離もコースも比較的楽なので結構楽しめると思います。帰路は舗装道ではなく文珠峠から五分ほど山道を戻れば分岐点があり登山道で中ノ沢か釜ノ沢まで歩けますし、そこから般若山へ登り返せばずっとハイキングルートで完結できますよ。今は凍結してるところがいくつかあるので時期見て歩かれることをおすすめします。
私の稚拙なレコに毒された読者様に気の毒な思いをさせぬよう精進して参ります(｀･ω･´)ゞ
neko-tamaさん、(*・ｪ･*)ﾉ~☆ｺﾝﾊﾞﾝﾜ♪
冬は雪山ばかりで技術・経験値の浅い私ではどうしても選ぶ山が限られてしまいます
奥多摩・奥武蔵・外秩父辺りで低山を狙って歩くことで山エキス注入（注：山に行って元気をもらうことを意味する私の造語）を怠らぬよう気をつけています
今回のコースの帰路、実はレコの写真にも載せてある「品�函覆靴覆靴紊Α法廚箸い�山に登って帰るつもりだったので舗装道を歩いたのですが、文珠峠から一旦山道を戻り、分岐点から中ノ沢というところまでは山道で歩けますし、純粋に来た道を戻れば舗装道歩きをしなくて済みます。
このコースは鎖場がいくつかあって、展望があって、鉄塔があって岩場があって、奇岩があって、仏像があって、洞穴があって、巨木があって･･･とまさにバイキング状態なので歩いているうちに気分がハイになること間違いなしですよ
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