ギラガ仙〜恩原三国山〜三国山北嶺縦走往復(3月、単独)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 711m
- 下り
- 691m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースがなかったのは尾根取り付き〜県境尾根まで。そのほかにはスキーのものや、ワカンのトレースがありました。林道の積雪は橋を参考にすると1メートル20〜30センチくらいでしょうか。積雪期は三国山へのルートがたくさんあり、どれが一般的か分かりませんでしたが、寒風谷の南の尾根を登って県境尾根に取り付きました。一部ヤブがうるさかったです。三国山までの縦走路は広いので、視界がないときは道迷いに注意が必要かもしれません。北嶺までは尾根が細まり、雪庇も発達しており、危険度が増します。スノーシューでの下りは難儀しました。 |
写真
感想
曇りのち雨の予報だったので、できるだけ早めの出発にしました。ワカンかスノーシューが少し迷うところですが、林道の長さ、起伏の少なさを考慮してスノーシューで歩きます。
最も頭を悩まされたのは、県境尾根への取り付き方。尾根が無数にあるようなのです。いくつかのレポートを参考にさせてもらい、結局、寒風谷の南の尾根を東進することにしました。途中ヤブがすごくてこの尾根を登るべきか悩みましたが、稚拙な読図能力を信じて進みます。すると、県境尾根らしき部分に到着。近くに1192ピークも見えます。ここまでが一番恐れていた部分なので、ほっと胸をなでおろしました。
9時ですが、まだ遠くの稜線もはっきり見えています。ギラガ仙、三国山と順調に縦走。三国山周辺のブナは樹氷になってはいませんでしたが、ブナを見ながらの1000メートル超えの稜線歩きはひたすらに楽しいひとときでした。稜線上の風は強風といって間違いないほどで、撮影してもぐらぐらして安定しません(帰ると鳥取県内では強風注意報がでていました)。
三国山ではまだ時間に余裕があったので、予定通り北嶺を目指して進みます。ここからはスリルのある細尾根歩きがあり、高低差もある箇所があり、スノーシューでの下りは難儀しました。背後では南西の方角から黒い雲がやってきていました。北嶺に着く頃には北の景色は真っ白。「こりゃ急がにゃいけんな」と焦りましたが、せっかくきたので近いところで自己撮影。復路のブナ林歩きは幻想的でした。往路で雪質を確かめておいたので、ちょっとやそこらの風ではトレースが消えないことはわかっていました。あとは忠実に過去の自分の足取りをたどるだけ。小雨の中でしたが充実の山行ができ、心の中は晴れ晴れとしていました。
コメント
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glaybe2さんに続きsappanさんも...。
こりゃぼくも頑張らないといけませんねー
それにしても
岩井滝駐車場まで除雪するんですね、
どういうタイミングなのか知りたいものです。
5時間早ぇなぁと思ってたら…なるほどそういうコースか。
尾根というか谷を登ってるから、ルートの北側の尾根に取り付いたほうが楽だったと思うよ。
>tolchopさん
今回の一番のモチベーションはtolさんとぐれ君が登ったことなんですよ。でもルート的には一番一般的で簡単なものをやったような感じですね(笑)伯州山から恩原三国山ってルートもあるようでやってみたいところです。
岩井滝の除雪ですが、たしか前に週に二度だか除雪する日があるとかなんとかきいたような気がします。でもあれば夢だったかな・・・(笑)岩井滝まで除雪するのも大変でしょうに、業者の方々には頭がさがります。
子供ができるまでにもう一度どっかの山にいきましょー!
>ぐれ
あれからtolさんとかのレポみるに、それほど僕も早くないようだね〜。途中で谷を渡ったけど、地形図からようわかったね。どこが尾根で谷かわからんという。ちょっと勉強しとくかな。
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