伯耆大山 三ノ沢〜槍ヶ峰 （積雪期）

2013年03月06日(水) [日帰り]

コースタイム

桝水 8:25 − 一の沢 9:06 − 二ノ沢 9:21 − 9:36 三ノ沢 9:45 − 10:22 最終堰堤 10:38 − 11:02 途中休憩 11:10 − 稜線 12:13 − 12:28 槍ヶ峰 13:27 − 14:00 最終堰堤 14:15 − 14:25 二ノ沢上部 14:35 − 環状道路 15:05− 一の沢 15:10 − 桝水 15:40

天候

快晴

写真

3/6 8:24

スタート。
桝水スキー場は雪不足のため（一時？）クローズ。
この時点では中腹より上には雲がかかっていた。

3/6 8:30

冬期通行止めの環状道路を歩く。
ところどころアスファルトが出ている。

3/6 8:37

ロックシェード

3/6 9:07

一の沢

3/6 9:21

二の沢

3/6 9:35

三ノ沢到着

3/6 9:45

ひさしぶり

3/6 10:15

せっかくなので無雪期には歩けないルートで。堰堤中央をひたすらまっすぐ登る

3/6 10:21

最終堰堤

3/6 10:23

最終堰堤を越えると…

3/6 10:25

ど−ん！

3/6 10:28

快晴の三ノ沢を独り占め

3/6 10:31

これから登る槍ヶ峰沢

3/7 1:30

だいぶ上がってきた

3/6 11:11

振り返って

3/6 11:28

ミニデブリ

3/6 11:29

カメラはほぼ水平。結構な角度。汗だくで登る。

3/6 12:05

あともう少し

3/6 12:20

ルートを振り返る

3/6 12:32

稜線に出た。少し前のものと思われるトレースが見える。

3/6 12:32

槍ヶ峰はもうすぐ

振り返って槍ヶ峰南峰。ソフトクリームみたい。
向こうには烏ヶ山

矢筈、甲方面

3/6 13:12

手前にも冬季限定の山が出現。

槍到着

3/6 13:13

天狗へのルート

3/6 12:47

天狗の南面アップ。えげつない角度のところにトレースが見える。写真では伝わりづらいが、実際に見るとほぼ垂直に見える…。

3/6 12:43

剣ヶ峰＆弥山

3/6 13:04

贅沢な景色を眺めながら質素なランチ。

快晴だが、ものすごく霞んでいるため視界は効かない。黄砂？

3/6 13:12

下山開始

3/6 13:30

何度でも撮りたくなる。

3/6 13:36

降下中

3/7 2:41

下りはあっという間

3/6 14:00

下りはこれで。雪が緩んでいて、思ったほど滑れず。

3/7 2:41

シリセードのトレースが見える

3/6 14:21

尾根を越えると残置ワイヤーロープが

尾根を降りたところ

3/6 14:37

3/6 14:39

二ノ沢

3/6 14:47

3/6 14:51

3/6 15:02

道路に出てきた

3/6 15:10

3/6 15:28

あともう少し

朝と比べてもかなり雪が溶けている

無事帰着

撮影機器：

FinePix F11 富士フイルム

感想

HAGLOFS

前回と同じルートを槍ヶ峰まで。
今回も前回と同じく、快晴の三ノ沢を独り占め。
今シーズンは最高のスタート＆最高の締めくくりができた。

桝水から冬期通行止めの環状道路を歩く。
ところどころアスファルトが露出している。
そのままツボ足で三ノ沢（入口）まで。
ここへ来て天気は快晴に。
ここから上は、何日か前のものと思われるスノーシューや
スキーのトレースはあるが、もちろん今日はまだ誰も登っていない。
最終堰堤を越え、いよいよ三ノ沢とご対面。

最高の景色。
これを見るだけでもここまで来た甲斐があった。
快晴の三ノ沢を独り占め。
自分以外には誰もいない。静寂の空間。

しばらくボーっと景色を見て過ごす。
満足したので登るのをやめて帰ろうかと思ったが（笑）
ここからクライミング（というほどのものではないが）開始。

雪面の状態は思ったよりは緩んでおらず、
硬すぎず柔らかすぎずのちょうどいい状態。
春には落石だらけの三ノ沢だが、まだほとんど落石も見られない。
小さなデブリがところどころに見られる。

天気も良く、汗だくになりながら登る。
やっとの思いで稜線へ。

稜線から振り返ると槍ヶ峰南峰と烏のコンビ、
いつ見ても最高の景色。

そして槍ヶ峰へ。ゆっくりと景色に浸る。

剣ヶ峰、弥山、象ヶ鼻やユートピア小屋、
矢筈や甲、烏に蒜山、そしてその他の山々をじっくりと堪能。

いつまでも見ていたい景色だが、そうもいかないので
後ろ髪をひかれる思いで下山。

最初は慎重にピッケルとアイゼンで。
ある程度降りてきたら、これも楽しみにしていた
ミニソリでのシリセード。
最初はかなりのスピードだったが、
雪がかなり緩んでおり、斜度が少し緩くなったところでストップ。
あとは歩いて最終堰堤まで。
またまたゆっくり景色に浸る。

帰りは来た道を戻らず二ノ沢方面へ行ってみようと思い、
最終堰堤を降りず、右側（右岸）の尾根に登ってみる。
なかなかの斜度。この日一番の難所（笑）
尾根を越えるとすぐに残置ワイヤーロープを発見。
そのまま降り、あとは右方向へ森の中を降りていく。
積雪期の二ノ沢の上部には初めて入ったが、
なかなか雰囲気も良く、今度はこれを目的に来てみようかと思ったくらい。

そのまま右に降りて行くと、一の沢の手前で道路に出た。
あとはまたひたすら桝水まで歩き、無事ゴール。

今年はもともと雪が少なく、さらにここ何日か気温の高い日が続いていたため、
これ以上雪が消えるともう「積雪期」ではなく「残雪期」に。

ぎりぎり「積雪期」と呼べるタイミングで
今年の雪山シーズンの最高の締めくくりができた。