2012年度の思い出・・・夏の富士登山
- GPS
- 24:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,331m
- 下り
- 2,313m
コースタイム
天候 | 7月28日・・・晴れ時々ガス(日中)、雷後晴れで強風を伴う(夜間) 7月29日・・・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御殿場口新五合目の駐車場を利用しましたが、夏山シーズンであるにもかかわらず、結構空きがありました。しかも周辺は静かでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【気づいたこと】 今までの富士登山では、御殿場ルートには明確な道標が無かったのですが、道標が新設されていました。登山時には心強いものであると思います。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
【行動の記録・感想】
7月28日、御殿場口新五合目を10時に出発し、歩きにくい砂礫道をゆっくりとしたペースで歩きました。登山中は途中ガスに覆われたものの、天気は概ね晴れで、暑さと格闘しながらの山行でした。やがて、山頂直下の急登を登り切ると、目の前に富士山の火口が現れ、疲れた体を癒やすことができました。何度見ても、富士山火口のスケールの大きさには圧倒されます。薄暗くなってきたので、剣ヶ峰へ急いで登ったところ、軽度の高山病になってしまいました。本山行唯一の反省点となりました。剣ヶ峰を跡にして、山頂でのご来光を楽しみに富士宮口頂上に滞在していたところ、21時過ぎには雷鳴・雷光がひどくなり、加えて底冷えしてきたので、身の危険を感じ、23時には下山することになりました。この判断はその後正しいということが分かりました。
7月29日0時から1時頃、九合目付近まで下りた所で、山頂のほうで風の音と雨が降る音が聞こえてきました。まずいと思い、下山を止め、岩場に隠れるように休憩していたところ、急に辺りはガスに包まれ、突風に襲われました。その荒天はおよそ20分ほど続きました。幸いにも雨には当たりませんでした。もし、あのまま山頂にいたら体は雨と暴風にさらされたと容易に想像できたので、山頂での判断に助けられました。荒天をもたらしたのは山頂で確認した積乱雲だと思われます。幸い、荒天に遭遇したときには、付近を通過した積乱雲が衰弱傾向であったことが考えられます。
荒天をやり過ごした後は、満天の星空のもと、穏やかな下山となりました。八合目まで下りてくると、空が明るくなり、無事、ご来光を拝むことが出来ました。その後は登りに使用した道をゆっくり下り、10時に御殿場口新五合目に戻ってきました。
今回の連続24時間歩きっぱなしの山行では、考えさせられることが多かったと思います。
今後の富士登山に役立てていきたいと思っています。
もうすぐってコメントがあって次の写真観て、わーって思いました!(^^)!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する