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記録ID: 281844
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雪山ハイキング
道南

貧乏山-横津岳-楢山

2013年03月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:45
距離
14.8km
登り
923m
下り
910m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:33 カリマ川林道ゲート
09:12 貧乏山
09:15 発
09:50 665P
10:57 1035P
11:06 1029P
11:27 航空無線アンテナ
11:40 横津岳(レーダードーム)
12:14 発
12:22 航空無線アンテナ
12:57 770P
13:15 648P
13:30 楢山
14:12 カリマ川林道ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道道43号(大沼公園鹿部線)を大沼から鹿部方面に向かい、軍川(いくさがわ)を渡ってまもなく右に折れ、城岱牧場方面に向かいます(城岱スカイラインは現在冬季通行止め)。
道が直角に左にまがるポイントの少し手前、左にカリマ川林道への入り口があります。
カリマ川林道方面に向かい、ゲートまで約1.5Km。
林道はゲートまで除雪され、路面の雪はすっかりなくなって乾いていました。
ゲート少し手前に2台程度の駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
雪はほぼざらめ雪に昨日降った雪がうっすら乗っている状態で、ラッセルはツボ足でくるぶし程度でした。
上部はガリガリにクラストしていました。
危険個所は特にありません。
尾根がブロードで、地形にメリハリが少ないため、視界の悪い時には注意が必要です。
楢山への下山ルートは、一部尾根地形が少し入り組んだところがあります。
ルート全景
カリマ川林道入り口
2013年03月31日 08:36撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 8:36
カリマ川林道入り口
この作業道をたどってみます
2013年03月31日 14:03撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 14:03
この作業道をたどってみます
このテープをもって貧乏山山頂標識ということにしましょう
2013年03月31日 09:13撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 9:13
このテープをもって貧乏山山頂標識ということにしましょう
貧乏山山頂付近からの駒ケ岳は、貧乏とは無縁のリッチな眺望
2013年03月31日 09:13撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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貧乏山山頂付近からの駒ケ岳は、貧乏とは無縁のリッチな眺望
貧乏山山頂周辺の雪原はウサギの運動場
2013年03月31日 09:20撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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貧乏山山頂周辺の雪原はウサギの運動場
春の陽光が惜しげもなく降り注ぎます
2013年03月31日 10:10撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 10:10
春の陽光が惜しげもなく降り注ぎます
あかるく広々とした気持ちのいい尾根です
2013年03月31日 10:27撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 10:27
あかるく広々とした気持ちのいい尾根です
航空無線アンテナとレーダードーム
2013年03月31日 11:18撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 11:18
航空無線アンテナとレーダードーム
大沼(右)と小沼(左)、だいぶ湖面の氷も解けてきているようです
2013年03月31日 11:30撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 11:30
大沼(右)と小沼(左)、だいぶ湖面の氷も解けてきているようです
かすむ函館山、手前の紅白ポールはレーダー保守の雪上車用の目印
2013年03月31日 11:40撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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かすむ函館山、手前の紅白ポールはレーダー保守の雪上車用の目印
かすむ当別丸山、大野平野をまっすぐ突っ切り手前で直角にカーブしているのは建設中の北海道新幹線
2013年03月31日 11:40撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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かすむ当別丸山、大野平野をまっすぐ突っ切り手前で直角にカーブしているのは建設中の北海道新幹線
万畳敷原野と泣面山
2013年03月31日 12:01撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 12:01
万畳敷原野と泣面山
鹿部漁港と噴火湾、手前に鹿部飛行場が見えます
2013年03月31日 12:01撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 12:01
鹿部漁港と噴火湾、手前に鹿部飛行場が見えます
雲がかかってきました
2013年03月31日 12:01撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 12:01
雲がかかってきました
七飯岳の岩場と電波の反射板
2013年03月31日 13:13撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 13:13
七飯岳の岩場と電波の反射板
木地挽高原
2013年03月31日 13:13撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 13:13
木地挽高原
楢山山頂付近、枯れ木が多いのは災害の爪痕?
2013年03月31日 13:26撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 13:26
楢山山頂付近、枯れ木が多いのは災害の爪痕?
このテープをもって楢山山頂標識ということにします
2013年03月31日 13:33撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
3/31 13:33
このテープをもって楢山山頂標識ということにします
これはシカ
2013年03月31日 13:38撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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これはシカ
ずっと正面に駒ケ岳が見えているので、ついつい駒ケ岳の写真ばかり撮ってしまいます
2013年03月31日 13:39撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 13:39
ずっと正面に駒ケ岳が見えているので、ついつい駒ケ岳の写真ばかり撮ってしまいます
北海道にも春がきましたよー!
2013年03月31日 13:52撮影 by  Canon IXY 420F, Canon
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3/31 13:52
北海道にも春がきましたよー!
撮影機器:

感想

「貧乏山」この珍妙な山名をもつ山を地形図でみると、山頂から広くたおやかな尾根を南東に伸ばし、七飯ゴンドラ終点と横津岳を結ぶ横津岳主稜に至ります。
どうやらあまり歩かれてはいないらしいこの尾根を、横津岳までつないでみたいと思い、藪が出る前に行ってみました。

カリマ川林道ゲートを過ぎて間もなく左に分ける五郎兵衛作業道をたどります。
この作業道は2回稲妻形に折り返して山腹を登った後、そのまま山腹を巻いて貧乏山を離れていってしまうので、適当なところで作業道をはなれトドマツの幼木の植林帯を登って行きます。
すぐに大きく迂回して苅澗川を渡ってきたカリマ川林道に再びぶつかります。
その後はカリマ川林道をたどり、山頂真北を過ぎたあたりで再び林道をはなれ山頂に向かいます。
貧乏山山頂付近はなだらかな台地状で、山頂位置がはっきりとはわかりませんが、周辺で最高点と思しきあたりにピンクテープがあったのでそこを山頂としました。

山頂からは南東にむかって、広くなだらかな高原上の尾根をのぼっていきます。
トドマツの幼木の植林地帯を過ぎると、ブナの疎林になりますが、広々と明るく開けた尾根を、大きな駒ケ岳を背負ってゆったりと登っていきます。

尾根は相変わらずひろく開けたまま、ダケカンバの疎林にかわると間もなく横津岳の主脈上の1035Pにでます。
ここまで来ると航空無線の大きなアンテナタワーと、その向こうの航空レーダードームがすぐそこに見えます。

ここからは七飯ゴンドラ方面からやってきたスキーやスノーシューの新しいトレールがいくつもあります。
航空無線アンテナのある1130mのピークを過ぎ、ガリガリにクラストした稜線をたどると、まもなく横津岳山頂のレーダードームに到着です。

ドームには、スキー、スノボ混成パーティ4人組が休憩していました。
七飯ゴンドラは今日が今シーズンの最終営業日だそうです。

横津岳で休憩後、1130mの航空無線アンテナピークに戻り、ここからは西にむけて、往路とは苅澗川をはさんで対岸の尾根を下っていきます。
尾根とは言っても、こちらもはっきりした尾根の形状をなしていない広い台地状の雪原を、方向をさだめて降りていきます。

樹林の中に入り、右手の苅澗川の谷が深く切れ込んでくるあたりから、傾斜が急になります。
やがて細い顕著な尾根地形になり、傾斜がゆるんでくると目の前にちいさなおむすび形のピークが見えます。
地形図上の770mピークです。
このへんから尾根が少し込み入った形状になり、小ピークごとに位置と方向を確認しながら進んで行きます。
視界の悪い時は注意が必要かもしれません。

645mPを過ぎると作業道らしきものにぶつかり、そのまま作業道に導かれるように楢山に到着します。
楢山も山頂位置がはっきりしませんが、やはり周辺の最高点あたりに古いテープが取り付けてありました。

楢山からは駒ケ岳の姿をずっと正面に眺めながら広い作業道を下り、カリマ川林道に出ます。

このルートはあまり人が入っていないようでしたが、横津岳の北西面なのにも関わらずその向こうに大沼が広く開けているせいか、明るくて気持ちのいい周回コースでした。

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