三頭山(都民の森〜三頭山〜ヌカザス山〜ドラム缶橋)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 671m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
都民の森:無料駐車場・トイレ・売店(カレーパン美味)あり。 ムシカリ峠近く避難小屋:トイレあり・宿泊可能(綺麗)。 三頭山頂:ベンチあり・展望台あり、山頂からの眺望良好 登山道:都民の森から三頭山までは整備され危険箇所なし。ヌカザス山から奥多摩湖へは大変きつい急坂・雨天時は滑りやすく少々危険、鎖場・ハシゴなし。 通行止め:奥多摩湖を横断するドラム缶橋は、渇水のため通行止め。 奥多摩駅からバスで来て、ヌカザス尾根から三頭山を目指す方は、要注意です。 |
ファイル |
(更新時刻:2013/04/08 22:48)
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写真
感想
昨日からTVの天気予報では、『春の嵐』ということで大雨・強風を伝えている。
ネットで調べると奥多摩方面は、15時頃降り始め・風も5m程度であった。
そんなに厳しい天候にはならないと確信して5時40分自宅出発。
6:50新都心-7:50川越-9:20都民の森へ到着。
都民の森は、無料駐車場・水洗トイレ・売店等設備が整っていて快適な施設で
ある。http://www.hinohara-mori.jp/
売店で売っているカレーパンは160円でGood、磯辺もちも美味しいのであるが
ベタベタが強くおやつに買っていくと少し面倒なことになる。
9:40スタート、今回は『大滝の道』から『ブナの道』を通って三頭山を目指。
園内地図:http://www.hinohara-mori.jp/kousu/tizu.pdf
大滝の道は、三頭大滝まで道にチップ(木くず)が敷かれていて大変歩きやすい。
雨が降っても泥んこ道にならない。
ブナの道は、沢沿いに登攀していくが整備されていて公園の中を歩いている感じ。ただ途中いくつか沢を渡るので大雨が降ると渡れなくなるかも。
11:10ムシカリ峠着。
ムシカリという言葉に馴染みがないので調べてみると『虫狩』という木の名前で
あったhttp://www.jugemusha.com/jumoku-zz-musikari.htm
11:40三頭山西峰(丹沢・富士山方面の眺望良し、天気が悪く富士山見えず)
11:50東峰(展望台があり御前山や大岳山の眺望良し)
11:55中央峰(雲取山を始め奥多摩湖の反対側の山々の眺望良し)
各峰にベンチが多数あり昼食場所に最適。
御前山というお姫様を襲う三つ頭のキングギドラかヤマタノオロチの頭に乗っかり、やっつけた気分で登頂し大満足。
奥多摩探検隊のゴールである雲取山が眼前に見えてきた。
12:25ガイドの土屋氏が雨が降る前にヌカザス山への登りと下りを抜けてしまいたいということで昼食も早々に出発する。
三頭山中央峰から奥多摩湖へ向かうヌカザス尾根を下る。
12:50鶴峠(ここまでは比較的穏やかな下りであるが、ここから先は急坂となる)
13:40ヌカザス山登頂(登りの苦しさは無いが、以前あった膝の痛みと違う膝周りの筋肉に痛みを感じ始める)、ヌカザスは,『糠指』と書く。
14:30予報通り雨がポツリ・ポツリ降り始める。今迄のツアーと全く違う速さで下り始める。 後ろを振り向くと列が長くなり、所々で10〜20m間隔で開いている。
前を歩く人と5m程開いてしまう。 特に勾配がきつい下りでは、大腿四頭筋が痛みに悲鳴を上げる。勾配が無くなると痛みも消える。 不思議だ・・・。
途中休憩した時にガイドの土屋氏が『山で生きて帰りたかったら愚痴や泣き言は言わない』と説明していた。 凄く良い教訓だと思った、肝に銘じよう。
15:40登山口。三頭山からの3時間に及ぶ下りは久しぶりにきつかった。
雨が降り始めてからの登山道は滑りやすく3回も足を滑らせた。滑った拍子に手も
付いた。これが岩場だったらと思うとゾッとする。
またヌカサス山から下りも大変だったことだろうと思う。
ガイドの適切な判断と行動だったと思う。
膝・太股が痛く、何度か『痛くて歩けない、歩くのを止めよう、休憩しよう』と思った。
そしてその度に『泣き言はダメ』の言葉が脳裏をかすめた。
多分一人だったらかなり不安な状況に成っていたことだろう。
登山については、自分の居場所が解るように成り道迷等の不安は無くなったが、体力的な限界が解ってきた。
今回登山のデーターを整理すると
全距離:9km(登り4km・下り5km)
標高差:1600m(登り624m・下り974m)
時 間:6時間(登り2時間・下り3時間・休憩1時間)
ある方のブログで歩行時間を求める面白い方法があった。
登山の歩行時間を水平方向と垂直方向の時間の和で求める方法なのである。
水平方向:15分/1km=4km/h
垂直方向:15分/100m
を基準として計算するのだ。
今回の“登り”を計算してみると水平方向4km(1時間)+垂直方向624m(1時間33分・93分)=2時間30分である。
実際の所要時間は、9時40分にスタートして12時に登頂したので2時間20分と粗計算通りである。
下りを計算計算してみると水平方向5km(1時間15分)+垂直方向974m(146分:2時間26分)=3時間41分となる。
実際の所要時間は、12時25分に出発し3時40分に到着したので3時間15分である。
下りであること早く歩いたことを考えると粗計算通りである。
今回の経験から下りに対する『下半身の体力的な限界』は、標高差1000mと考える。これ以上の登山は、もっと筋力強化しないと危険ということだ。
当分ひとり登山では、標高差1000m以上禁止としよう。
今回の登山でも多くを学んだ。
雨に降られたのも良い勉強になった。
奥多摩湖の渇水でドラム缶橋が渡れなかったのが少々心残りであった。
私より若いのですから「愚痴、泣き言」を言わず山歩きを楽しんでください。
1939年生まれの私も頑張っておりますので・・・
ドラム缶橋の情報ありがとうございました。
aaib1360様
登山の大先輩から激励を頂き感謝・感謝です!
昨年から登山を始めやっと登山の楽しさ・面白さが感じられるようになりました。
反面リスクも増します。
今回登山ガイドの先生から教わった『愚痴・泣き言を言わず』も登山にとって大事な心得なんだと思います。
また気が付いたことコメント頂ければ幸いです!
こんにちは
先ほど一週間前のレコをアップしましたが、大滝からの登りで下山時に遭遇した方々の御一行の中におられたかたのようですね、その後の天気は大丈夫だったようですね、これからも山お互いに楽しみましょうね!
drunky様
お会いしていますね!
登山の楽しみ・面白さが感じられるようになってきました。
終盤少し雨に降られましたが、無事に下山できました。
今年は、奥多摩の山々を登ろうと思っています。
またどこでお会いするかも知れませんね。
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