三方岩岳 (白谷大雪崩現場を訪ねて)
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,197m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:17
天候 | 曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日は山麓では雨だったようで、標高1200m位までは雨による木々からの落雪の塊やモナカ雪で凸凹だった。まだ柔らかい雪だったので、登りはそんなに問題はなかったが、滑降は結構しんどかった。1200mからは上部は雪だったようでまあまあ良かった。 |
写真
感想
1月10日の夜に白谷で大規模な雪崩が発生して、14日まで入山禁止になったという。一体、どの様になっているのか、好奇心が抑えられず白川郷に向かった。そんな訳で、今日は白谷が見渡せる三方岩岳にいく事にしよう。
ホワイトロードから歩き始めるが、料金所辺りが一面、雪原になっている。周囲の森だったところも木がなぎ倒されて、以前の景色が一変しているのに驚いた。まさに大雪崩の脅威で、その破壊力、雪の量に圧倒される。こんな風景は、ここに通う様になって初めて見る(まあ数年だが)。そのかわり川も橋も堰堤も雪の下になっているので、ちょっと凸凹しているが、どこでも歩けそうだ。
今日はいつもの夏道ではなく、一つ奥の斜面を登ってみよう。地形図で見ると少しは距離を稼げそうだ。しかし、前日までは山麓では雨だった様で、木からの落雪の塊やモナカ雪で快適とは言えない。まだ、柔らかいのでシール登降には支障はないが、滑降が思いやられる。
今日のルートはやはり夏道より早く尾根に登り上げることが出来た印象だった。標高1200mも過ぎると上部は雪だった様で、踝ラッセル位の快適なシール歩行となる。白谷側が見渡せる様になると、雪崩の破断面と思われる細かい筋が山の斜面に散見される。しかし、下流への大雪崩はどんな感じだったか?想像するのは難しい。急峻な谷間なので、一気にスピードを上げて雪崩れて行ったのだろうか?雪煙を上げながら山肌を激しく流れ下る映像を脳内再生してみる。これは自然の脅威、災害で、自分が巻き込まれることが無いことを祈るのみだ。
山頂までは今年2回目ということもあり、サクッと登りあげ、サクッと滑り降りてきた。と言いたいところだが、やはり下部のモナカ雪にはちょっと手こずった。まだ、柔らかいから良かったが・・・(汗)もうたまらん!と、なるべく滑りやすそうな斜面を拾いながら、広い雪原になった白谷に滑り込んだ。
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