久住山〜中岳〜白口岳(長者原〜法華院山荘泊)
- GPS
- 24:29
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
0945長者原
1005一般車両通行禁止ゲート
1125すがもり小屋
1225久住分れ
1255久住山
1325御池湖畔
1335池の避難小屋1350
1410中岳
1430中岳分岐(避難小屋東分岐)
1445稲星越
1500白口岳
1600鉾立峠
1630法華院山荘到着
2013年4月21日(日曜日)
0800法華院山荘出発
0900雨ヶ池
1010長者原
天候 | 曇〜霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
out九州道熊本インターチェンジ120分 やまなみハイウェイ〜国道57号線 |
写真
感想
■すがもり越へ
前泊した筋湯温泉から9時すぎに長者原の駐車場に。
大規模な駐車場ですが、すいていました。トイレ完備です。
まだ雨は降ってませんが、今日の天気予報は下り坂。午後3時以降雨ということです。
隣接する長者原ヘルスセンターでお握り3個パック400円を購入して出発します。
ヘルスセンターの裏手から硫黄山道路を進み、20分ほどでクルマ止めゲート。
ゲート前の5台ほどの駐車スペースには駐車ゼロでした。
時間短縮になるので、長者原からここまでクルマで進んでもいいかもしれません。
砂防ダムを過ぎたあたりで、岩がゴロゴロ転がっている登山道に入り、さらにまた硫黄山道路に合流します。
硫黄山と三俣山の間、すがもり越を目指すあたりの岩場は落石のため休憩禁止地帯。
すがもり越の避難小屋では、愛の鐘を鳴らしてみました。
雨が少し降り出してきて、早速、レインウェアを着込みます。
とりあえず上だけとも思いましたが、目の前の山は厚い雲に覆われていて、上下とも着ておきました。
■久住山へ
すがもり越で三俣山への登山道を分岐して、少し下ったところが北千里浜。
標高1,500メートルの山中ですが、珊瑚礁の海底のような光景です。
砂浜が終わると岩場を登って久住分れで尾根にでます。
すでにガスの中。視界は20メートルほど。雨も風も強くなってきます。
黄色いペンキと地面に張られたロープを辿るので、迷うことはないのですが、山と高原地図に載っている稲星山へのルートや、久住山から赤川温泉への下山ルートの分岐がどこだったのか分りませんでした。
■池の避難小屋
久住山から戻って、中岳方面に進むと、御池の湖畔に突き当たります。
白いガスの中からいきなり波打ち際が現われます。
天気さえ良ければ、対岸が見えたりして素晴らしいのでしょうが、寒々しく寂しい光景でした。
湖畔を少し離れたところに、池ノ小屋(避難小屋)。
ここで休憩。小屋の中は少し暗いものの、風も雨も完全にしのげます。
久住分れから雨風の強い中を歩いてきたので、ほっとします。
長者原ヘルスセンターで買ってきたお握りを食べ、寒さ対策でウェアを1枚着込んでから出発します。
■中岳から下山
御池湖畔から岩場を登るとあっさり中岳の標識が見えました。
九州本土最高峰ですが、視界がないのが残念です。
山頂を越えて中岳分岐(避難小屋東分岐)まで下りますが、ここまでたくさんあった黄色いペンキの目印が少なくなります。山と高原地図の位置関係と、自分の距離感が合わなかったりして、ハシゴ場が出てきたので安心しましたが、途中で正しい道を歩いているのかどうか心配になりました。
中岳分岐(避難小屋東分岐)から法華院まで直降する白口谷ルートは通行止め。
いったん北、稲星山方面に向かって、稲星峠から白口岳に登ります。
白口岳からの下りは、最初は岩場ですが、すぐに黒土がむきだしのスロープ状になります。
雨に濡れた黒土は滑りまくり。泥濘状態でじわじわっと靴が滑ります。
深くえぐれた坂道で、手を掛けるところが少なくて足を一歩進めるのも大変です。
コースははっきりしていて迷うことはないですが、鉾立峠までの下りはとにかく時間がかかりました。
鉾立峠からはガスも薄くなって、歩きやすくなり、法華院温泉山荘に到着。
■法華院温泉山荘
自炊室の隣の大きな乾燥室で、濡れたウェアや靴を干して、チェックインを済ませると、早速、温泉に入ります。
ずっと雨の中を歩いて冷えた身体が温まりました。
温泉は翌朝7時までずっと入れます。
食堂も広くて、山小屋らしさが良い意味で少ないです。
1800夕食。2200消灯。
大部屋も余裕ある配置で、隣の人と離れて眠ることができました。
■下山
目覚めて温泉に入ってから0655に朝食。
8時に出発。山は樹氷で白くなっていました。
天候は昨日と同じような感じですが、雨は降ってなくて、ガスは少し薄めです。
坊ガツルから雨ヶ池を越えて、長者原のタデ原湿原に下山しました。
昨日の長者原の駐車場はすいていましたが、今日はほとんど満車状態でした。
このあと、やまなみハイウェイで牧の戸峠を通りましたが、こちらにもクルマが多かったです。
■まとめ
遠隔地なので、天気予報を見てから日程を決めることがなかなかできません。
前日19日の祖母山では晴れてくれたのですが、久住山では天候には恵まれませんでした。
楽しく登ることができましたが、いつかまたチャレンジしてみたいと思います。
4月20日(土曜日)の行程は6時間45分。うち休憩25分。16,500歩。
4月21日(日曜日)の行程は2時間10分。休憩はなし。9,500歩でした。
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