ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 287531
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

久住山〜中岳〜白口岳(長者原〜法華院山荘泊)

2013年04月20日(土) 〜 2013年04月21日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
24:29
距離
15.8km
登り
1,123m
下り
1,129m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

2013年4月20日(土曜日)
 0945長者原
 1005一般車両通行禁止ゲート
 1125すがもり小屋
 1225久住分れ
 1255久住山
 1325御池湖畔
 1335池の避難小屋1350
 1410中岳
 1430中岳分岐(避難小屋東分岐)
 1445稲星越
 1500白口岳
 1600鉾立峠
 1630法華院山荘到着

2013年4月21日(日曜日)
 0800法華院山荘出発
 0900雨ヶ池
 1010長者原
天候 曇〜霧雨
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
in筋湯温泉20分
out九州道熊本インターチェンジ120分
 やまなみハイウェイ〜国道57号線
長者原ヘルスセンター。右手の道を奥に進みます。
長者原ヘルスセンター。右手の道を奥に進みます。
硫黄山道路に進みます。
硫黄山道路に進みます。
大きな砂防ダムを渡ります。
大きな砂防ダムを渡ります。
あせび。
硫黄山道路から登山道に入ります。
硫黄山道路から登山道に入ります。
岩を踏みます。
三俣山。
切れ落ちているところがすがもり越。
切れ落ちているところがすがもり越。
休憩禁止区域。
すがもり越避難小屋の愛の鐘。2代目の愛の鐘は長寿原ビジターセンターにあります。
1
すがもり越避難小屋の愛の鐘。2代目の愛の鐘は長寿原ビジターセンターにあります。
すがもり越から下って北千里浜。東側の法華院方面。
1
すがもり越から下って北千里浜。東側の法華院方面。
北千里浜。北側の久住分れ方面。
1
北千里浜。北側の久住分れ方面。
北千里浜。海底の砂浜に見えます。雲が垂れ込んでいます。
北千里浜。海底の砂浜に見えます。雲が垂れ込んでいます。
久住分れに向かって雲の中に突入。視界も悪く、黄色のペンキを辿りながら歩きます。
1
久住分れに向かって雲の中に突入。視界も悪く、黄色のペンキを辿りながら歩きます。
尾根に出て久住分れ。強風に曝されます。
尾根に出て久住分れ。強風に曝されます。
中岳・久住山分岐。ルートはペンキ頼りです。
中岳・久住山分岐。ルートはペンキ頼りです。
コースを示すロープ。助かります。
1
コースを示すロープ。助かります。
山頂付近。岩が赤く染まってます。
山頂付近。岩が赤く染まってます。
久住山頂。
御池。斜面を下っていくと突然、波打際が出現。びっくりしました。
3
御池。斜面を下っていくと突然、波打際が出現。びっくりしました。
池ノ小屋(避難小屋)。
2
池ノ小屋(避難小屋)。
長者原ヘルスセンターで買ったおにぎりセット。400円。
1
長者原ヘルスセンターで買ったおにぎりセット。400円。
池ノ小屋。風雨を凌げます。
1
池ノ小屋。風雨を凌げます。
中岳。風は弱目。
中岳。風は弱目。
中岳分岐(避難小屋東分岐)。白口谷ルートは閉鎖中。稲星山方面に向かいます。
中岳分岐(避難小屋東分岐)。白口谷ルートは閉鎖中。稲星山方面に向かいます。
稲星峠。
白口岳。
白口岳直下のロープ場。かなり角度があります。
1
白口岳直下のロープ場。かなり角度があります。
登山道が深くえぐれて、ウォータースライダーみたい。黒土の泥濘で靴が滑るので、進むのが大変です。
1
登山道が深くえぐれて、ウォータースライダーみたい。黒土の泥濘で靴が滑るので、進むのが大変です。
法華院温泉山荘に到着。霧もいくらか晴れました。
1
法華院温泉山荘に到着。霧もいくらか晴れました。
大部屋。広々です。
2
大部屋。広々です。
缶ビール。500mlでプレミアムモルツは450円、スーパードライは400円。
1
缶ビール。500mlでプレミアムモルツは450円、スーパードライは400円。
夕暮れ。
第13回法華院開山祭の夜神楽。
2
第13回法華院開山祭の夜神楽。
温泉。筋肉痛にならなかったのはこのお湯のおかげかも。
1
温泉。筋肉痛にならなかったのはこのお湯のおかげかも。
翌朝の朝食。
一夜で山は樹氷で白く覆われていました。
1
一夜で山は樹氷で白く覆われていました。
坊ガツルの湿原。
坊ガツルの湿原。
クモの巣も凍ってます。
クモの巣も凍ってます。
真っ白な道。
クサボケ。
タデ原湿原の野焼きの跡。
タデ原湿原の野焼きの跡。
タデ原湿原の木道。
タデ原湿原の木道。
長者原ビジターセンターに到着。
長者原ビジターセンターに到着。

感想

■すがもり越へ
前泊した筋湯温泉から9時すぎに長者原の駐車場に。
大規模な駐車場ですが、すいていました。トイレ完備です。
まだ雨は降ってませんが、今日の天気予報は下り坂。午後3時以降雨ということです。
隣接する長者原ヘルスセンターでお握り3個パック400円を購入して出発します。

ヘルスセンターの裏手から硫黄山道路を進み、20分ほどでクルマ止めゲート。
ゲート前の5台ほどの駐車スペースには駐車ゼロでした。
時間短縮になるので、長者原からここまでクルマで進んでもいいかもしれません。
砂防ダムを過ぎたあたりで、岩がゴロゴロ転がっている登山道に入り、さらにまた硫黄山道路に合流します。
硫黄山と三俣山の間、すがもり越を目指すあたりの岩場は落石のため休憩禁止地帯。

すがもり越の避難小屋では、愛の鐘を鳴らしてみました。
雨が少し降り出してきて、早速、レインウェアを着込みます。
とりあえず上だけとも思いましたが、目の前の山は厚い雲に覆われていて、上下とも着ておきました。

■久住山へ
すがもり越で三俣山への登山道を分岐して、少し下ったところが北千里浜。
標高1,500メートルの山中ですが、珊瑚礁の海底のような光景です。
砂浜が終わると岩場を登って久住分れで尾根にでます。
すでにガスの中。視界は20メートルほど。雨も風も強くなってきます。
黄色いペンキと地面に張られたロープを辿るので、迷うことはないのですが、山と高原地図に載っている稲星山へのルートや、久住山から赤川温泉への下山ルートの分岐がどこだったのか分りませんでした。

■池の避難小屋
久住山から戻って、中岳方面に進むと、御池の湖畔に突き当たります。
白いガスの中からいきなり波打ち際が現われます。
天気さえ良ければ、対岸が見えたりして素晴らしいのでしょうが、寒々しく寂しい光景でした。

湖畔を少し離れたところに、池ノ小屋(避難小屋)。
ここで休憩。小屋の中は少し暗いものの、風も雨も完全にしのげます。
久住分れから雨風の強い中を歩いてきたので、ほっとします。
長者原ヘルスセンターで買ってきたお握りを食べ、寒さ対策でウェアを1枚着込んでから出発します。

■中岳から下山
御池湖畔から岩場を登るとあっさり中岳の標識が見えました。
九州本土最高峰ですが、視界がないのが残念です。
山頂を越えて中岳分岐(避難小屋東分岐)まで下りますが、ここまでたくさんあった黄色いペンキの目印が少なくなります。山と高原地図の位置関係と、自分の距離感が合わなかったりして、ハシゴ場が出てきたので安心しましたが、途中で正しい道を歩いているのかどうか心配になりました。

中岳分岐(避難小屋東分岐)から法華院まで直降する白口谷ルートは通行止め。
いったん北、稲星山方面に向かって、稲星峠から白口岳に登ります。

白口岳からの下りは、最初は岩場ですが、すぐに黒土がむきだしのスロープ状になります。
雨に濡れた黒土は滑りまくり。泥濘状態でじわじわっと靴が滑ります。
深くえぐれた坂道で、手を掛けるところが少なくて足を一歩進めるのも大変です。
コースははっきりしていて迷うことはないですが、鉾立峠までの下りはとにかく時間がかかりました。
鉾立峠からはガスも薄くなって、歩きやすくなり、法華院温泉山荘に到着。

■法華院温泉山荘
自炊室の隣の大きな乾燥室で、濡れたウェアや靴を干して、チェックインを済ませると、早速、温泉に入ります。
ずっと雨の中を歩いて冷えた身体が温まりました。
温泉は翌朝7時までずっと入れます。
食堂も広くて、山小屋らしさが良い意味で少ないです。
1800夕食。2200消灯。
大部屋も余裕ある配置で、隣の人と離れて眠ることができました。

■下山
目覚めて温泉に入ってから0655に朝食。
8時に出発。山は樹氷で白くなっていました。
天候は昨日と同じような感じですが、雨は降ってなくて、ガスは少し薄めです。
坊ガツルから雨ヶ池を越えて、長者原のタデ原湿原に下山しました。

昨日の長者原の駐車場はすいていましたが、今日はほとんど満車状態でした。
このあと、やまなみハイウェイで牧の戸峠を通りましたが、こちらにもクルマが多かったです。

■まとめ
遠隔地なので、天気予報を見てから日程を決めることがなかなかできません。
前日19日の祖母山では晴れてくれたのですが、久住山では天候には恵まれませんでした。
楽しく登ることができましたが、いつかまたチャレンジしてみたいと思います。

4月20日(土曜日)の行程は6時間45分。うち休憩25分。16,500歩。
4月21日(日曜日)の行程は2時間10分。休憩はなし。9,500歩でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5724人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 九州・沖縄 [日帰り]
長者原から雨が池ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 阿蘇・九重 [日帰り]
三俣山周回ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら