龍門山《名峰・紀州富士》
- GPS
- 04:46
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 818m
- 下り
- 816m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 4:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〈駐車場〉-龍門山登山者専用駐車場 15台位駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・(駐車場〜登山口)登山口まで約1時間ほどかかります 山の斜面に拡がる果樹園、登山口までの道は真直ぐの急坂です ・(登山口〜山頂)登山道は登りも下りも急坂の連続ですが危険個所は ありません |
写真
感想
2019年6月和泉山脈の主峰・和泉葛城山に登りました
その時、山頂展望台の南に大きく蛇行する紀ノ川と高野山、龍門山といった紀州の名山が目の前に拡がっていたのを記憶している
今日、登る山は和歌山県紀の川市にある標高755.9mの山、名峰として知られ、紀州富士と呼ばれている龍門山です
龍門山は日本固有の蝶であるギフチョウの最南端生息地である事や、和歌山県指定の植物キイシモツケも自生しており、豊かな自然が残っている山です
今日も雲一つない快晴、春のように暖かい
大阪から約2時間、龍門山登山者専用駐車場に到着する
広い駐車場で12~3台が駐車している
駐車場から田代登山口までの標高差は約300m、歩いて1時間とかなり遠く離れている
龍門橋から南に、舗装された狭い急坂の道が、田代登山口まで一直線に伸びている
坂道の集落を通過すると登山口付近まで、急斜面に果樹園が拡がっている
果樹園には柿、桃、ミカン、梅など豊富な種類の果物が栽培されている
この時期は夏から秋の収穫に向けての準備作業に忙しく、特に手間のかかる樹木の剪定作業等が行われていた
そして梅林には白梅・紅梅の花が咲き、花の見ごろを迎えています
そんな農作業や景色を楽しみながら登っていくと田代登山口に到着する
今日はここから時計回りに周遊して中央登山口に降ります
田代登山口から尾根に取り付く
尾根道には小さな岩が転がり、水はけの悪いジグザザクの急坂が連続する
登山口から50分ほどで主尾根の田代峠に到着する
標高600mを超える田代峠の風を少し冷たく感じながら
緩やかな尾根道を田代峠から龍門山山頂に向かいます
最後の急坂を登り切ると、大きな岩が見えてくる
大きな岩は蛇紋岩でできている磁力の強い磁石岩だ
岩の近くでは磁針が大きく振れ、方角が大きく狂います
磁石岩の近くに三角点があり、その先が龍門山山頂です
11時過ぎに山頂に到達、早めの昼食を摂ることにしました
山頂は比較的に広く平坦で、周囲は蛇紋岩地に生育する落葉低木の枯れたキイシモツケが群生している
山頂部に座ると風もなくポカポカと暖かく、長閑な春山のようだ
ゆっくり長い時間、山頂に腰を据えていたい気分になる
40分ほど休憩し、11時50分に山頂から明神岩と風穴に向かいます
明神岩は龍門山で最大の蛇紋岩、高さ30mの迫出した岩、そこからの展望は素晴らしい
眼下にはコバルトブルーの紀の川、その先に和泉山脈の山々が拡がっている
明神岩周辺には幾つもの天然の風穴があり、冷たい風が吹き出ている
明神岩から急坂の登山道を下り、12時40分頃に中央登山口に無事下山する
中央登山口と田代登山口を結ぶ車道の路肩に数台の登山者の車が駐車していましたが
多分、地元の慣れた登山者の車のようです
14時前に駐車場に戻ることができました
短い山行でしたが、念願の和歌山の名峰、龍門山に登ることができました
地元に愛される里山、とても良く整備された里山に感謝です
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