福島県中通り 南北朝時代の山城「宇津峰」山開き

2013年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: 03:19
• 距離: 7.5km
• 登り: 389m
• 下り: 392m

コースタイム

8:55市民の森駐車場−9:08登山口（開会式）9:40−10:00宇津峰山頂
10:12山頂−10:40展望台−11:18牡丹平登山口−11:53埋平
12:14市民の森駐車場着

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道49号から宇津峰カントリー倶楽部方面、あぶくま高原道路福島空港ICから須賀川方面へ。駐車場は、市民の森と清水登山口にあります。
今日は山開きのため、須賀川市内から送迎バスが出ていました。

コース状況／危険箇所等

　登山ルートはよく整備されており、危険な箇所はありません。
　宇津峰は、中世の山城で、土塁や空堀で区画された曲輪がはっきりと残っており、登山ルートもこれらの遺構ををつないで進んでいきます。
　取り付きは急登ですが、稜線は比較的平坦な道なので、のんびりと山城の遺構を楽しみながら歩いてみるのがおすすめです。

写真

4/29 19:27

市民の森駐車場
まだ余裕がありました。いずれにしてもバイクなので、駐めるところに苦労はしませんでした。

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集合場所の清水登山口まで、舗装路を上っていきます。山開きでなければ、この先の駐車場にも駐めることができます。

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雲水峰清水
開会式までまだ時間がありますが、かなりの人が集まっていました。

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山開き日程表
開会式は、ムササビの着ぐるみを着た司会者による進行で行われました。

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須賀川市長挨拶、安全祈願の神事の後、花火の合図と共にテープカットが行われました。

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取り付きは、狭い参道の階段をぞろぞろと登っていきます。

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山道に入っても急な登りが続きます。

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白花のスミレ

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須賀川市街遠望
磐梯山は・・・

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蓬田岳遠望

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宇津峰神社鳥居

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土塁に囲まれた曲輪に鎮座する社
神事の準備がされていました。

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神社から星ヶ城方向

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山頂広場

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山頂広場では、子どもたちを対象にしたゲームも行われていました。
10時半から神事と餅まきがあるのですが、待たずに出発しました。

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山城の平場

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土塁を切って下っていく道。

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上の平場に上がっていく道。

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平場下の空堀跡。

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クサボケ

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コバギボウシの新芽

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ヒトリシズカ

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繭の抜け殻

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展望台から見た蓬田岳。矢大臣山も見えました。

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見上げると見事な日暈（ハロ）がかかっています。
22度の内暈の外側46度の外暈も見えています。

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巻雲を構成する氷晶による光の屈折現象で発生します。

4/29 19:54

内暈のアップ
内側がうっすらと暗く見えます。

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外暈の位置に水平の虹、環水平アークが見えてきました。非常にはっきりとしています。

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日暈と環水平アーク

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環水平アークのアップ

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牡丹平登山口に下りてきました。

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ここを右折して、市民の森方面に戻ります。

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ヒメオドリコソウ

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ツツジ

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ヤマブキ

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農作業をしている脇で、畑を耕す働き者の犬　

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埋平
ここを右折すればゴールまであと少し。

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宇津峰遠望

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宇津峰山頂

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「新奥の細道」

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市民の森駐車場に戻ってきました。そのまま往復で戻った人が多かったようです。

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市民の森管理棟前で豚汁を振る舞っていました。

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ごちそうさまでした。

撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

感想

maruna

　ゴールデンウィークの休みがほとんど取れないため、毎年この日に山開きが行われる宇津峰に登ることにしました。いわきからはわりと近くで、他の山行のたびにその姿を見かけるのですが、実際に登るのは初めてです。
　コースタイムもわずかで少し物足りない感じがしていましたが、周回ルートは見晴らしもよく、宇津峰の遺構もはっきりと残ったコースをのんびりと歩くことができて、思ったよりすばらしいルートでしした。　途中、非常に明瞭な日暈と環水平アークを見ることができたのも高ポイントでした。
　日帰りなら楽勝でザックを収納することができるので、これからの季節、バイクもけっこう使えそうです。