二十六夜山

2021年02月11日(木) [日帰り]

• GPS: 02:36
• 距離: 4.5km
• 登り: 370m
• 下り: 404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:14
• 合計: 2:36

12:40 スタート地点
12:47 12:47 登山口
12:52 12:53 吉田峠
13:40 13:52 二十六夜山
14:19 14:19 南伊豆歩道
14:40 14:41 南伊豆歩道吉田
14:49 14:49 吉田海岸公衆トイレ
15:04 15:04 南伊豆歩道吉田
15:16 ゴール地点

二十六夜山という名の山は他にもありますが、名前がなんとなくロマンティックな上に吉田集落の静かでのどかな雰囲気に魅かれたことが登ってみたいと思った動機です。
山はヤブ山（伊豆ではボサ山）です。看板やテープも少しありますが人の踏み跡なのか獣道なのか区別ができないので地形図とコンパスは必携です。途中には古い石切場の跡が数個所あり古き時代の人々の生活を偲ぶことができました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道から吉田集落へ下る道路の広くなった所に駐車させていただきました。

コース状況／危険箇所等

主な所に簡易的な案内板が3個所ありました。赤やピンクテープが少しありますが踏み跡はありません。特に山頂の南側の小ピークから南伊豆歩道まではテープもありませんでした。

その他周辺情報

南伊豆国民休暇村へ宿泊しました。

写真

2/11 12:40

駐車した場所から登山口へ車道を少し登ります。

2/11 12:42

車道の脇の人面岩、人工のものではないと思いますが・・・

2/11 12:47

登山口の看板はありません。ヘアピンカーブの先端に取付点があります。吉田と妻良を結ぶ古い道です。

2/11 12:48

登山口のすぐ上にこんな看板がありました。ご親切にありがとうございます。

2/11 12:52

吉田峠

2/11 12:52

吉田峠。ここから南側の尾根に取付きます。

2/11 12:58

歩きやすいところもありました。

2/11 13:08

人工物？

2/11 13:09

伊豆石の石切場だったようです。

2/11 13:21

こんな感じでした。

2/11 13:21

木の根に乗っていた石が木が倒れたために持ち上げられたようです。

2/11 13:23

こんな山の中で石を採取したんですね。

2/11 13:23

万両？

2/11 13:24

古い炭焼き窯のようです。

2/11 13:24

二十六夜山が見えました。

2/11 13:26

子浦

2/11 13:27

伊豆半島が海底火山の時代に降り積もった火山灰の地層です。

2/11 13:31

山頂南東側の鞍部に看板がありました。

2/11 13:41

山頂には三角点がありますが山名板はありませんでした。

2/11 13:42

山頂の石切場跡

2/11 14:02

山頂から南西側に下った鞍部にありました。看板の跡？

2/11 14:19

南伊豆歩道に合流。かなり荒れていました。

2/11 14:25

歩道には立派な案内標識がありました。

2/11 14:34

やはり南伊豆は暖かいのかな？

2/11 14:40

ここへ下りてきます。

2/11 14:40

立派な案内板がありましたが歩道は歩きにくかった。

2/11 14:42

のどかな吉田集落は春近しです。

2/11 14:49

吉田海岸は静かで景色も素晴らしい。

2/11 14:53

白鳥神社には立派なビャクシンがありました。

2/11 14:53

力強い木です。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

yamabucker

二十六夜とは陰暦の正月と7月26日に月を拝む風習を言うようです。昔、この地域の人々はこの山の山頂で月見をしたのかな？古き時代のロマンに魅了されました。
そして、十五夜に満月を拝むことは良く知られていますが、二十六夜もあることを初めて知ることができました。
「吉田」の名が示す通り吉田地区には良い水田があったのでしょうか？そのためにこの地区には漁港がないのかな？
今の吉田地区はここに人が住んでいるのかな？と思うほど静かです。そしてのどかでした。かつてこの地域にも子供たちの元気な声があふれていた時代があったことと思います。私の住んでいる地域も近い将来、同じような状況になることは確かですが、今回の山行では古き良き時代へのロマンとともに、これからの人々の生き方を考えさせらました。