桟敷ヶ岳《もくもく号に乗って京都北山へ》
- GPS
- 05:06
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 878m
- 下り
- 868m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・片道料金700円(前年までは500円) ・時刻表(行)北大路駅8:40 (帰)岩谷橋15:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 ・全く雪がなく春山の状態、危険個所はありません 但し西谷林道の区間は倒木等で荒れています |
写真
感想
京都北山の代表的な山の1つである桟敷ヶ岳は、京都の街中を流れる鴨川の源流になる。この山域は登山道として整備されていない場所が多く、冬季は雪深い山域でもある。
そして登山者が少ない静かで美しい自然が残された山域です。
今日の桟敷ケ岳山行は5人の山仲間と登りました。
京都地下鉄北大路駅前にあるバス停に向かうと10人近くの登山者が並んでいます。
ここから登山口の雲ケ畑岩屋橋へは一日二往復の「もくもく号」が運行しています。
「もくもく号」はジャンボタクシーで最大9人しか乗れません。
乗り残しの登山者は普通のタクシーで送迎してくれます。料金は700円と格安ですが発車時間に遅れると自己負担でタクシーを利用することになります。
北大路発8:40、下山時は雲ケ畑岩屋橋発15:00が最終なので注意が必要です。
9時過ぎに登山口の雲ケ畑岩屋橋バス停に到着します。
最近は特に暖かい天候が続き、雪の状態が心配でしたが、全く雪はなく春山のようなのどかな風景が拡がっています。
毎年この季節に来ていますが、こんな景色は初めての経験で驚いています
それでも谷や標高の高い尾根や山頂には残雪があるかもしれないと淡い期待を抱きワカン等も準備してきました。
登山準備をして、岩屋川沿いを北に1km進むと右手に西谷林道の入口が見えてきます。
直進すると志明院から薬師峠ですが、今日のルートは西谷林道登山口から尾根分岐、桟敷ケ岳山頂へのピストンになります。
西谷は大きな杉の植林帯で薄暗く倒木で荒れている。そして日の当たらない底冷えの厳しい谷である。そこにも残雪の跡さえない。
尾根分岐に近づくと青空が覗き、緩やかな落葉の尾根道がどこまでも続いている。
標高700mを過ぎると尾根をトラバースしながら岩茸山を通過し分岐に進むのだが
雪がないので尾根を直登して岩茸山のピークを踏むことにした。
従来なら、ここから雪が深くなるのでワカンを装着するのだが、そのまま反射板横を通過、美しい冬枯れのナラ、コナラの樹林帯の尾根道を更に進むと送電線の鉄塔が見えてくる。
登山口から約2時間で鉄塔下に到着する。
東には比良山系の山脈、北には京都北山の最奥部の山々、西には福井の重畳として連なる山脈が拡がっているが、今日は温度が上昇し春霞のようで視界が判然としない。
鉄塔下から一旦下り、最後の急坂を登り返すと山頂です。
11:35に桟敷ケ岳山頂に到達する。
誰もいない静かな雪のない広い山頂だ。
冬山とは思えないポカポカ陽気な暖かな陽ざしのもとで昼食しながら、暫し時の流れに身を委ね至福の時を過ごす。
下山時のバスの時間が15:00なので山頂でゆっくり休憩、下りも時間を調整しながらゆっくり歩き14:30頃に無事、岩屋橋バス停に下山した。
今日は想定外の桟敷ケ岳、この後に計画している今年の雪山ハイキングが懸念されます。
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