◆いま話題でない山・二岐山(男岳・女岳)周回
- GPS
- 04:01
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 868m
- 下り
- 880m
コースタイム
--------------------- 車で移動
08:29 大・小白森山登山口
09:04 御鍋神社
09:14 二岐山登山口
10:19 二岐山・男岳
10:55 二岐山・女岳
11:55 風力発電登山口
12:27 小白森山登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
現在は災害復旧のため福島県道37号線は、羽鳥湖までの区間で夜間通行止。 そのため、夜間は国道294号と国道118号経由で。少しばかり距離は伸びる。日中は交互通行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場・トイレ ○ 小白森山登山口 見た目5台、無料、未舗装のぼこぼこ、自販機なし、街灯なし、トイレなし 特別ここが駐車場所である旨を記載した看板はない。 近くには二岐温泉郷がある。ポストも見当たらない ○御鍋神社手前駐車場 見た目50台、未舗装、無料、街灯なし、簡易トイレ1基あり、ポストなし 山と高原地図に「P50台」とあったので、こんな山奥に嘘だろうと思っていたら、確かにあった。 ○二岐山登山口前広場 駐車可能場所かどうかはわからないが、少しばかり広くなっている路肩に数台は止められる。 実際に、この日もここに駐車している車があった。ポストなし。トイレもなし。 ◆トイレ ○御鍋神社手前駐車場 簡易トイレ1基 ○風力登山口 簡易トイレ1基 ◆コース状況・危険箇所等 ○大・小白森山登山口〜二岐山登山口 フラットな未舗装の林道で、約4キロ。問題なし。 ○二岐山登山口〜ブナ平〜山頂(男岳) いきなりの急登。眺望のない樹林帯の中をもくもくと登る。山頂まで残雪なし。 ブナ平までくると一旦、男岳の山頂部が見えるあたりまで傾斜が緩みます。 ブナ平の先は、笹地帯ですが、ガッツリと刈り払いが行われています。 再び急登がはじまると、ほどなく山頂です。特に難しい箇所なし。 ○山頂(男岳)〜女岳 北側なので、山頂から少し下ったところに残雪がありますが、通行には問題はないと思います。 しかしながら、問題は残雪ではありません。 この区間は、笹の刈り払いが行われていないので、不明瞭です。 笹と枝をかき分けて踏み跡を探索するような感じです。 距離は短いですが、派手に成長した笹や倒壊した木々の枝が、しつこくじゃれついてきます。 でも、よく目をこらせば、ピンクリボンを見つけることができるでしょう。 ○女岳〜地獄坂〜風力発電登山口 残雪はごくわずかですが、ここも山頂を少し下りたあたりの登山道が不明瞭です。 地獄坂までくると、笹がなくなるかわりに、急坂のくだりです。 トラロープが、延々と垂れ下がっていますが、特に掴むことはありませんでした。 地獄坂が終わると、女坂だそうで。あとは緩やかに下って、風力発電登山口へ。 ○風力発電登山口〜小白森山登山口 未舗装の二岐山林道を下り、舗装の奥西部林道を二岐温泉のほうへ向かえば、小白森登山口。 特に問題なし。 ※見かけた登山者は4名。 ◆温泉 ※利用可能時間帯と料金は変動の可能性ありなので要確認 ○二岐温泉 大丸あすなろ荘 \735 11:00-14:30 6本の自噴湧出源泉がすべて源泉掛け流し!凄すぎ http://www.daimaruasunarosou.com/ ○二岐温泉 柏屋旅館 ¥500 10:00-15:00 未湯 http://www.kashiwayaryokan.com/ ○二岐温泉 旅館ふじや ¥500 11:00-20:00 未湯 http://2fujiya.web.fc2.com/ ◆バッチ 特に探しませんでした。無いでしょう…と言いたいところですが、なんと! 二岐温泉・大丸あすなろ荘の売店にて販売していました。 1種210円。バッチと同じデザインのタイピンまであり。タイピンは525円。 |
写真
感想
前回の荒海山に続いて、また登録されているレコの少ない山に行ってしまいました。
本当のところは、浅間山にでも行ってみようと考えていたのですが、ヒトサマの記録を拝見するに。
まだ残雪が多そうというわけで。あと、何となく東北に行ってみたいと申しましょうか。
そのようなわけで、好きな村、福島県天栄村に行ってまいりました。
「二岐山」で検索をかけると、去年に登録されたレコが直近となる。
しかも、12件ですか。こりゃあ、さぞかし登りがいがありそうだで。
フハッ! ふはははーーー。というわけで、登って帰ってきて、レコを作成してみれば。
あれ? 関連する記録の欄に、今年の二岐山の山開きに登られたレコがあるみたいだぞ。
あったのね。直近のレコ・・・。二岐山の文字検索をやると、最近のレコがいくつか見つかった。
まあ、いいやーーー! というわけなのさ。そこはかとなく話題になってるじゃん。
さて。当初の予定では、道の駅羽鳥湖高原にて車中泊としゃれ込もうと決めていたのですが。
白河インターを出て県道37号線を走っておりますと、「羽鳥湖方面通行止め」の看板が。
でも、迂回路の案内が出ている。案内に従って走っていると、道の駅・季の里天栄があったので、
まだ相当走行すべき距離が残っていたが、迂回しながら道の駅羽鳥湖高原まで行くのが面倒なので、
道の駅天栄にて車中泊することにした。
翌日。ほとんど、信号のない国道を走り継いで、二岐山方向へ。二岐温泉郷を抜けると橋を渡り。その先に駐車場所。
単に男岳のみを往復するのであれば、さらに未舗装の林道を4キロほど走って二岐山登山口まで行けます。
私は男岳から女岳にぷち縦走して、風力発電登山口におりて車道を戻る予定だったので、小白森山登山口を基点にしました。
平日だから、全く人に会わないかと思っていたら、数台の車を見かけ、4人ほど見かけました。
私は何を勘違いしてたのか、この周回ルートは全長が4キロほどで、一周しても4時間で戻ってこれると思い込んでいた。
実際には、10キロ以上あったわけで、大丸あすなろ壮の日帰り入浴可能時間帯に間に合わなくなるのではないかと危ぶまれたが、どういうわけか所要時間だけは4時間で戻ってこれた。
二岐山登山口から男岳のみを往復するのであれば、笹は刈りはらわれているし、特に険しいところはないです。
しかし、男岳から女岳を経由して、風力発電登山口に下山するのであれば、そこそこ険しいものがあり。
とりあえず、タイツはやめたほうがいいでしょう。破けるから。
あまりに藪が激しいので、いつしか着ている服が破けて下山後には野生児みたくなってしまうのではないかと心配でした。
笹の刈り払いが行われていないうちは、男岳の山頂往復だけにしておいたほうがよろしいかもしれません。
女岳に行っても、特に何が見えるわけでもないですし。
下山後。
以前から気になっていた二岐温泉・大丸あすなろ荘に入浴させていただく。
内湯と渓谷露天風呂と自噴甌穴岩風呂の3カ所。
すげぇのは自噴甌穴岩風呂。岩盤の底からぽこぽこと湯が噴出してるのがわかる。
しかも混浴。まあ、これは湯船の構造的に混浴にせざるを得ないのでしょう。
ただし、地獄のように熱くて入っていられないのが難。
渓谷沿いの露天風呂は、これぞ露天風呂という素晴らしい作り。
そのまま川にも入れてしまうが、危険だから入らないでと張り紙。
風呂上りに売店で何気なく珍品を探していると、なんと二岐山のバッチを見つけてしまう。
しかも、210円。その隣には、バッチと同じデザインのタイピンまで。
まあ、使い道に困るのでタイピンは買いませんでしたけど、二岐山のバッチは衝撃的でした。
帰りも国道の迂回路で帰ろうかと思っていたら、県道37号線の災害復旧工事通行止めは夜間のみであることが判明。
ならば、距離的に近い羽鳥湖経由で帰ることに。途中、道の駅羽鳥湖高原に立ち寄り。
天栄村はヤーコンが特産らしい。そのようなわけで、食堂にてヤーコン定食を注文する。
うーん。悪くはないけど、もともとヤーコンはそんなに味のする食べ物でもないし。
というわけで帰宅。いいなあ、天栄村。
ところで、荒海山のレコがいま話題のレコになったのには驚倒したが、このレコが話題になることは、さすがにないだろうなあ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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なかなか楽しい山ですね。
行ってみたくなりました。
記念樹、おもしろ〜い
やぶぅーー、たのしそ〜
渓谷露天風呂、はいりた〜い
レアなバッチ、ほし〜い
諦めていたものが、見つかるって嬉しいですよね。
手って、感情表現出来るんですね。意外な発見でした。
お気に入りに、ポチっと
先週の荒海山に続き、今週も激シブですねw
私も含めてヤマレコユーザーはむしろ話題でない山のレコを欲してますから、DBはともかくみんなの期待は着実に集まってきましたね。
私も今週末にこちら方面への遠征を計画しておりまして、実はこの二岐山もその候補でした。2日間で那須岳とセットで登ってしまおうかと企んでいたんですが、、、
その時点での二岐山のレコがあまりに少なかったので計画を断念し、結局磐梯山・安達太良山に計画を変更してしまいました(^^;
レコを拝見しますと魅力的なところが多そうなので、いずれチャンスがあれば歩いてみたいですね。
それと、この二岐温泉もかなり魅力的ですね。
いつも詳細な情報ありがとうございます。
私も東北の温泉は大好きでして、今年チャンスがあれば出羽三山がらみの肘折温泉など狙っているのですが、どうなることやら(^^;
本当ですか。楽しい? まあ、私は嫌いな山ではないですけど。
藪は、あんまり楽しいというわけでも。枝が服に引っかかって、破けるのではないかと心配でした。
ここは、下山後の二岐温泉に興味があったので、行ってみたというのが濃厚です。
なにしろ、秘湯という言葉の発祥の温泉らしいですからね。
でも、実際のところは、山奥にあることは確かですが、国道から分岐する、温泉まで続く林道が完全舗装されていて、しかも道幅もたっぷりあります。
せめて、未舗装林道を延々と車で走らされるのであれば、秘湯感ももっと増したでしょうね。
他県ナンバーのセダンが宿前まで乗り付けているのを見てしまうと、秘湯感は少しばかり薄れたかな。
渓谷露天風呂は、たぶん、原則混浴で女性専用時間帯が設けられていたような気がします。
写真のとは別にもう一つ渓谷沿いの露天風呂があって、そっちが女性専用だったかな。
どうだったか、今一つ記憶がありません。
バッチは開山祭でも配っているらしいですけど、デザインが違うようです。
特別、探していたわけではないですけど、見つけたときは少しばかり動揺しました。
私は自分の写真を公開すると後悔しそうなので、モデル並みな手だけを公開してみました。
もっと、私の手が見たいですか?
お気に入り登録ありがとうございます。
登録する人はいないだろうと思っていたので、新鮮な衝撃でした。
ぉぉぉ…い、言ってしまいますか。話題でない山のレコを欲していると。
確かに私が興味を持ってみている山は、登録件数の少ない山ばかりで、
北海道、東北、四国、九州の山は、なぜか簡単には行けもないのに、見てしまう傾向にあります。
私が知りたいことは、見える景色がどうとかではなくて、アクセス道路の状況、登山口駐車場の様子、トイレの有無、車中泊可能な場所だったりするわけで。
そういった情報が写真入りで紹介されているのが理想かなと思っています。
ですから、自分が現地で見てきたことで、自分が知りたいと思うことは極力、レコに入れるようにしていたりします。
二岐山は、開山祭のころ、残雪がもう少しあったほうが藪の上を歩けるので、楽なのかもしれません。
登山記念のバッチもくれるみたいですし。
荒海山よりは険しくはないですけど藪が濃いですね。
男岳からは、ほぼ藪をかきわけながら突き進んでいると服が破けるのではないかと心配でした。
この山はレコを登録する際に「登った山」を自動にしていると、検索で引っかからないようです。
手動に切り替えて、登った山に二岐山(1554m)を追加しないと文字列検索でしかヒットしなくなるようですね。
磐梯山、安達太良山も良い山ですよね。
あの周辺には、私好みの温泉が無数にあって。土湯峠温泉郷は、ほとんど入っています。
特に安達太良山に登られた際には、黒金小屋の岳温泉元湯がおすすめです。
登山の途中で風呂に入るのは抵抗があるかもしれませんが、衝撃を受けるほど濃厚な強烈硫黄泉です。
機会があれば、また入ってみたいですね。
DB? おお、またしても自分でも忘れていたプロフィールエピソードが。
DBとあったので、なんだろうかと考えてしまいました。
肘折温泉。羨ましい。気になっているのですが、行ったことはありません。
出羽三山のレコ、楽しみにしております。私も今年は久しぶりに東北遠征を考えています。
山とみちのく温泉巡りは一度やったらやめられませんね。
私の東北遠征、関西遠征、中国・四国遠征、九州遠征は、ほとんどヤマレコユーザー登録以前なので、ご紹介できないのが心残り。
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