篠井山と山静県境を大光山から青笹山、徳間峠
- GPS
- 21:42
- 距離
- 51.6km
- 登り
- 5,164m
- 下り
- 5,094m
コースタイム
徳間6:35―8:08奥山登山口8:13―9:40篠井山9:47―11:10篠井山成島登山口―11:58成島―13:53十枚山登山口14:10
―16:45十枚峠―17:15十枚山17:18―17:33幕営地(1632m)
5/25
幕営地4:20―5:00刈安峠―5:30大光山5:38―6:01刈安峠―6:52幕営地7:08―7:26十枚山―7:45十枚峠
―8:10下十枚山―9:08地蔵峠9:16―10:32青笹山10:42―11:27田代峠11:39―13:28徳間峠13:36―14:19徳間峠登山口
―15:10徳間
天候 | 5/24 晴れ 5/25 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(各登山口の駐車場などについて) 篠井山 奥山温泉口は登山口に駐車スペースがあります。車道は舗装されている。 成島口は悪路です。普通車は無理か?。特に駐車場はありませんので、路肩駐車になります。 十枚山 成島口の路肩に駐車できます。途中から舗装なし。 徳間峠 徳間口は悪路です。普通車は無理か?。途中から舗装なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コース、一般登山道ですが、篠井山下山に歩いた篠井山成島コースは、あまり人が入らないためか、道がわかりにくいような個所もあります。登りの場合は問題ないかと思われますが、下りの場合は要注意です。 (奥山口から篠井山) 里程標識もあり、なだらかで整備された良い道です。沢沿いに滝を眺めながら夏向きの感じですが、低山なので夏は暑いでしょう。 (篠井山から篠井山成島口) 行者平(1365m)の手前あたり、尾根が広くなり落ち葉で道が隠れてわかりにくい感じがしました。行者平から下は明瞭です。1150mあたりで尾根から外れて右下方向に心配になるような下りがありますが、ここは稜線にある岩場の巻きです。途中で左に沢状の所をトラバースして稜線に戻りますが、ここは赤テープなどありませんので、下り過ぎないように要注意です。登りの場合は間違えないと思われる個所です。 ここを過ぎると馬込分岐まで明瞭です。分岐には道標があります。ここを過ぎると少しで植林帯になり、山林作業道のような道の下降になります。落ち葉で不明瞭な個所もありますが赤テープがありますので見失わないようにします。 登山口に着いてからは林道を下りますが、ここは左(西)でなく右(東)方向に下るようです。(左に下って、失敗しました。)地図の540m標高点の少し西まで林道が分岐して延びているようです。 (十枚登山口から十枚山) 地図の登山道は林道から尾根に直接取り付いていますが、実際は尾根を回り込んだ個所にある沢の所から入っています。 以降、問題になるような個所はありません。 (大光山から青笹山) 一般登山道で整備された良い道です。 (青笹山から徳間峠、徳間) 田代峠まで急下降が続きます。一部稜線が崩れた個所があるようで巻き道がありますが、この通過も嫌なトラバースです。 田代峠から徳間峠の間はすこし山道が悪い箇所や笹に覆われた個所もあり、入山者は少ない感じを受けました。 徳間峠から徳間、沢をよこぎる個所もありますが、特に問題はありません。 |
写真
感想
このところ幕営装備を担いだ山行をしていないので、トレーニング山行というよりも慣らし山行といった意味合いの山行です。
車を使うので起点と終点を同じにするためにコース立案ではいつも苦労しますが、今回も変則コースになりました。
時間に余裕があったら高ドッキョウもと思っていましたが、時間の余裕はあったものの体力の余裕はなくあっさりと諦め、徳間峠から徳間へと下りました。
今日は筋肉痛もなく通常ですのでまあまあの感じがしますが、もっと楽に登れるようにふくらはぎと大腿四頭筋の強化をしなければと思った山行です。
(行動記録)
徳間地区のヘリポートの隅に車を停めて奥山温泉へと車道を歩きます。車道歩きは苦にならない方ですが、荷物を持っての車道歩きはちょっとつらいものがあります。奥山温泉の開始は10時なので、車が通らないだけが幸いです。
約7キロ歩いてやっと登山口、ここで一本立てます。頂上まで3.4キロと書かれています。100mごとに里程標識があるとのこと、これは目安になり助かりました。歩きやすい道のうえ傾斜も程よく、体が慣れたせいか予定よりも早く頂上に着きました。
下りは成島ルートを取りますが、こちらはあまり歩かれていないようです。1150mくらいで尾根から外れますが、こちらを下って大丈夫かな、と思うくらいの下りです。古いロープがあるので、間違いはないのだろうと思い下りました。あまり下り過ぎては思い、トラバースできそうな所から沢状の所をトラバースすると、途中で踏み跡があり一安心。稜線に戻ると、そこは岩場のちょっと下でこれを巻いたのだと判りました。以前通った時の記憶は全くありません。
これを過ぎるとすぐに植林帯に入り、ジグザグを繰り返しながら登山口に降りました。この登山口以降のことは、写真で説明した通りです。林道が分岐してここまで延びたようです。
林道を歩いて成島、そして延々と歩いて十枚山登山口に着きます。ここで水の補給をすると、ぐっと荷物が重くなり以降は足取りも重くなり途中の休みは眠ってしまいました。
その後どうにか十枚山まで登り、先着者がいたため少し先まで足を延ばして幕営しました。
翌、朝早い方が良いだろうと明るくなると同時に行動開始。大光山を往復しテント撤収して十枚山、青笹山と縦走。途中で気配は感じていましたが、仏谷山を過ぎたあたりで熊との遭遇にはビックリしました。
青笹山から田代峠への急な下りで、疲れが出たのを感じ始めました。田代峠から奥山温泉に下るのもありですが、徳間峠までもう少し頑張って歩きました。この間、砂子山、赤岳と二つのピークを越します。もういっぱいイッパイだったような気がします。
コメント
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toshi-17さんこんにちは!お疲れ様です。
ただ温泉に入りに行っただけですが、自分も以前徳間地区のヘリポートの辺りに駐車して奥山温泉まで歩いた事があります
さらにそこから今回のコースですか・・・毎回同じ事を言ってすみませんが凄いです!
熊に遭遇されたそうで、無事でなによりです 自分は遭遇した事はないのですが、見てみたいような見たくないようなです・・・
この付近は私も数回に分けて歩いていますが、このような計画を立てること自体、我々軟な者には考えもつかないし、それを実行に移すこと、いつも驚嘆のみです。
十枚山で以前の6月に山蛭にひどくやられましたが、まだ大丈夫でしたか。
周回コースだったのであまり感じなかったですが、今回もロングになったようです。単純な縦走で53キロあると、かなりですねぇ。
熊は今年初めて。
昨年は大丸山から由比入山に向かう時にも出遭いました。はじめて会った時には、目があい怖い思いをしましたが、以降は通り過ぎる感じの一瞬で、そのあとジワジワと急がなければと感じますね。
先日は、夜中と朝に、それとなく感じていて、鈴を鳴らして歩きました。
一人で歩くので、気をつけないと危ないですね。
ちょっとネガティブかもしれませんが、最近は回顧の山といった感じですね、行きたい山はたくさんありますが。
十枚山、温井山荘は最近までありましたが、ついに壊されて更地になっていました。折付の菩薩堂は今でもあるのでしょうか、独りで歩いていると昔のことがいろいろと思い出されます。
山ヒルですが、幸いにして今回は喰いつかれなくてすみました。地元の人に聞いたところ、今年も出ているようです。
聞いただけで鳥肌が立ってしまいそうです。
最近はマダニが怖くてヤブに入るのに躊躇しています。
こんばんは
相変わらず凄いコースをあっさりと・・・
参りました
ヒルは出なかったようで、良かったですね。
自分も最近安倍奥に出かけていないのでそろそろ出動しましょうか
ごぶさたです。
久しぶりの安倍奥ですが、山梨側からだと、「安倍奥に入る」という感じはしないですね。
おまけに変則コースで・・・。
daishohさんの昨日?の山行、甘利山と千頭星山。
千頭星山北の笹原は気持ち良い所ですね。
あまり深入りすると、マダニ注意報発令。
変わらぬ偉業に、いつもながら感心させられております。
クマに遭われてご無事で何よりです。
今回のテント泊装備したザックは、何キロくらいあったんですか?
水も入れたら凄い重さではないですか??
仕事が忙しそうですね。やはり、現役は仕事第一、山はストレス解消。
装備ですが、水なしで7.5キロ、水を1.5L持ち、総重量は9キロと行ったところです。十枚山登山口で水を補給して、11キロになり十枚山の登りは疲れました。
年寄りなので10キロを超すときつくなります。
(余談ですが、これらのうち、行動食、水、カメラ、地図、磁石など約1キロ弱の常時使うものは、自作のショルダー袋3Lに入れぶら下げて歩いています。あまり休まないで、歩きながら行動食をとります。)
雪のないこの時期の泊りの基本装備は、約6.2キロです。
テント1.8、ザック(35L)1.1、雨具0.5、シラフ0.4、羽毛JKT0.4、その他2.0
たぶん、普通?よりも軽いと思われます。
2泊以上になると食料が増えますので、テントをツェルトにしたり、羽毛JKT をやめたりして、1.5キロくらいはさらに少なくし、10キロに抑えようとしていますが、かなり無理しているのが現状です。
数年前までは、15キロくらいはヘイチャラだったのですがねぇ・・・。
コメントありがとうございました。
熊に遭遇されたんですね、僕なんかそれらしき木の傷跡だけでビビってしまいましたけど・・・
五老峰からのレコ参考にさせていただきました。
長者の後からtoshi-17さんのヤマレコ楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。
いつも訪問ありがとうございます。
お子さんがまだ小さいので、山行場所の選定に苦労しますね。
そのうちに、荷物がなければ親よりも歩くようになりますよ。
これからもよろしく。
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