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Yamareco

記録ID: 301930
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

篭岩周辺 - 奥久慈を舐めたらあかんぜよ!

2013年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:52
距離
16.9km
登り
1,282m
下り
1,283m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
1:53
合計
9:47
6:37
6:42
5
6:48
7:00
17
7:16
7:16
50
8:07
8:20
219
11:59
12:15
53
13:08
13:40
13
14:15
14:24
9
14:32
14:52
9
15:00
15:01
21
15:22
15:27
43
06:25 つつじヶ丘駐車場
06:50 不動滝
06:56 大円地篭岩分岐
07:23 猩々岩
08:10 鷹取岩篭岩山分岐
08:27 釜沢越フジイ越分岐
09:02 湯沢源流の前進を止めた所
09:47 支尾根を登り詰めたどこかの稜線
10:51 薄い踏み跡を頼りに辿り着いたどこかの沢
11:37 笹藪漕ぎの末登り詰めたどこかの稜線
12:00 篭岩山
12:43 篭岩展望台明山分岐
13:10 一枚岩(昼食30分)
14:40 明山
15:10 竜神橋町道上山線分岐
15:20 町道上山線
15:52 つつじヶ丘分岐
16:15 つつじヶ丘駐車場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
つつじヶ丘駐車場(無料、10台程度、トイレあり)
コース状況/
危険箇所等
自分がそうだったように、全体的に道迷いの危険があり、十分な準備と注意が必要です。

上山ハイキングコースなどのポピュラーなルート以外では、案内表示が少ない反面、どこに向かうのかわからない踏み跡が多くあります。案内表示を期待しない方が良いです。

分岐点にはその場所を示す名称が無いため(あるのかもしれませんが、その場所に記載が無い)、参考にしたレコの場所と今自分がいる場所が、同じ場所なのかどうかがハッキリしないことも迷う一因のように思いました。

ただ、山塊自体の標高が低いので、急登があっても長く続くことはありませんし、自然がそのまま残っているので、十分な準備をしていけば、他とは違う静かな山歩きが楽しめます。

なお、非常時(藪漕ぎ)に備え、手袋、長袖(基本は常に長袖)、帽子は持って行った方が良いでしょう。私は、擦り傷いっぱい、サンバイザーの頭は枯れ笹の葉などで更に真っ白、更にはダニに3ヵ所噛まれました。

ちなみに、本日のつつじヶ丘駐車場利用者は、私だけだったようです。(たぶん)更に、山行中には全く誰とも会いませんでした。(篭岩展望台の方から声は聞こえましたが。)
つつじヶ丘。
坂を登った左が駐車場です。
2013年05月25日 06:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 6:28
つつじヶ丘。
坂を登った左が駐車場です。
朝の奥久慈男体山(左)を望む。
2013年05月25日 06:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
5/25 6:30
朝の奥久慈男体山(左)を望む。
つつじヶ丘の入口。
右に見える階段から戻って来る予定。
2013年05月25日 06:33撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 6:33
つつじヶ丘の入口。
右に見える階段から戻って来る予定。
橋を渡ってすぐ右折し不動滝へ。
2013年05月25日 06:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 6:43
橋を渡ってすぐ右折し不動滝へ。
民家脇を通る。
2013年05月25日 06:45撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 6:45
民家脇を通る。
すぐに不動滝。
2013年05月25日 06:51撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
5/25 6:51
すぐに不動滝。
滑らないように注意して不動滝の上へ登る。
2013年05月25日 06:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 6:53
滑らないように注意して不動滝の上へ登る。
沢を進むと、
2013年05月25日 06:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 6:55
沢を進むと、
分岐点。
ロープを伝って釜沢越方面へ。
2013年05月25日 06:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 6:56
分岐点。
ロープを伝って釜沢越方面へ。
助かるロープの張り方です。
2013年05月25日 07:13撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 7:13
助かるロープの張り方です。
猩々岩。
2013年05月25日 07:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 7:23
猩々岩。
高度感あります。
2013年05月25日 07:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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5/25 7:29
高度感あります。
ここが露岩でしょうか。
2013年05月25日 07:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 7:35
ここが露岩でしょうか。
つつじヶ丘が見えます。
まだ1台だけですね。
2013年05月25日 07:36撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 7:36
つつじヶ丘が見えます。
まだ1台だけですね。
先に進む。
2013年05月25日 07:52撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 7:52
先に進む。
自然のまま。
2013年05月25日 08:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:07
自然のまま。
分岐点。
釜沢越方面に進む。
2013年05月25日 08:10撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:10
分岐点。
釜沢越方面に進む。
うっそうとした感じ。
2013年05月25日 08:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:21
うっそうとした感じ。
沢に出ました。
2013年05月25日 08:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 8:25
沢に出ました。
上流(フジイ越方面)へ進む。
2013年05月25日 08:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 8:27
上流(フジイ越方面)へ進む。
沢沿いの踏み跡も、
2013年05月25日 08:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:32
沢沿いの踏み跡も、
すぐ沢内へ。
2013年05月25日 08:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:38
すぐ沢内へ。
ココには魚がいました。
2013年05月25日 08:39撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
5/25 8:39
ココには魚がいました。
どんどん上流へ。
2013年05月25日 08:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 8:44
どんどん上流へ。
傾斜が緩いまま続いているのが不思議。
2013年05月25日 08:49撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 8:49
傾斜が緩いまま続いているのが不思議。
どこまで行くのか、不安になってきた。
2013年05月25日 08:51撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
5/25 8:51
どこまで行くのか、不安になってきた。
進むのも困難になってきた。
2013年05月25日 09:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 9:02
進むのも困難になってきた。
意を決して尾根に取りつく。
2013年05月25日 09:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 9:14
意を決して尾根に取りつく。
稜線に乗れば何とかなるだろう、と。
2013年05月25日 09:17撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 9:17
稜線に乗れば何とかなるだろう、と。
踏み跡を発見し、ひとまず安心。
2013年05月25日 09:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 9:44
踏み跡を発見し、ひとまず安心。
登り詰めた。右へ進む。
2013年05月25日 09:47撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 9:47
登り詰めた。右へ進む。
踏み跡は薄いけど・・・。
2013年05月25日 09:52撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 9:52
踏み跡は薄いけど・・・。
尾根上の分岐。
案内は無いけど、方向的には右だろう。
2013年05月25日 10:03撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 10:03
尾根上の分岐。
案内は無いけど、方向的には右だろう。
どんどん下るのが不安を誘う。
2013年05月25日 10:22撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 10:22
どんどん下るのが不安を誘う。
でも確かな踏み跡。
2013年05月25日 10:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 10:25
でも確かな踏み跡。
テープもある。
2013年05月25日 10:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 10:29
テープもある。
が、そのうち見失う。
2013年05月25日 10:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 10:46
が、そのうち見失う。
オイオイ、沢に出てしまったぞ。
どうする?俺。
2013年05月25日 10:51撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
5/25 10:51
オイオイ、沢に出てしまったぞ。
どうする?俺。
何が正解だったかはわからないが、別な尾根に薄っすらと踏み跡を見つけたので、登ることを決行。
2013年05月25日 11:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 11:00
何が正解だったかはわからないが、別な尾根に薄っすらと踏み跡を見つけたので、登ることを決行。
岩稜帯だけだったら良かったのだが、
2013年05月25日 11:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 11:28
岩稜帯だけだったら良かったのだが、
ほとんどが、笹薮でした。
2013年05月25日 11:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 11:32
ほとんどが、笹薮でした。
悪戦苦闘の末、再び稜線復帰。ここはどこ?
2013年05月25日 11:37撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 11:37
悪戦苦闘の末、再び稜線復帰。ここはどこ?
久しぶりに見た赤テープ。でも案内板も見たい。
2013年05月25日 11:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 11:40
久しぶりに見た赤テープ。でも案内板も見たい。
でも、道はまだこんな状態。大丈夫か?
2013年05月25日 11:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
5/25 11:41
でも、道はまだこんな状態。大丈夫か?
ココにも別な尾根に向かう分岐。
自分の正確な位置がわからないので、方向感覚だけが便り。
2013年05月25日 11:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 11:46
ココにも別な尾根に向かう分岐。
自分の正確な位置がわからないので、方向感覚だけが便り。
テープだけが安心材料。
2013年05月25日 11:48撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 11:48
テープだけが安心材料。
なんだ?笹が刈られている。
2013年05月25日 11:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 11:53
なんだ?笹が刈られている。
と思ったら、篭岩山だ。
良かったー。ホント良かったー!
2013年05月25日 12:01撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5
5/25 12:01
と思ったら、篭岩山だ。
良かったー。ホント良かったー!
奥久慈の山並み。
侮れないのが良くわかりました。ハイ。
2013年05月25日 12:15撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
5/25 12:15
奥久慈の山並み。
侮れないのが良くわかりました。ハイ。
ここにも分岐。
今は現在地がわかるので大丈夫。
2013年05月25日 12:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:19
ここにも分岐。
今は現在地がわかるので大丈夫。
この辺から、起伏が激しくなる。
2013年05月25日 12:22撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:22
この辺から、起伏が激しくなる。
2013年05月25日 12:22撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:22
2013年05月25日 12:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:24
2013年05月25日 12:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:30
2013年05月25日 12:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 12:32
今は単純な案内表示もうれしい。
2013年05月25日 12:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:35
今は単純な案内表示もうれしい。
おっと、楽しむことを忘れてた。
2013年05月25日 12:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:40
おっと、楽しむことを忘れてた。
もちろん、篭岩山方向から来ました。
一旦、篭岩展望台方向に進んだが、思い直して明山方向へ。
2013年05月25日 12:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 12:43
もちろん、篭岩山方向から来ました。
一旦、篭岩展望台方向に進んだが、思い直して明山方向へ。
一枚岩に寄る。
2013年05月25日 13:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 13:09
一枚岩に寄る。
前半の行程を思い返しながら、岩の上で昼食にしました。
2013年05月25日 13:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
5/25 13:09
前半の行程を思い返しながら、岩の上で昼食にしました。
あれが明山のようだ。
2013年05月25日 13:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 13:14
あれが明山のようだ。
案内ありがとう。
2013年05月25日 13:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 13:46
案内ありがとう。
明山から戻ったら、ここから降りるのかなぁ。
2013年05月25日 13:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 13:55
明山から戻ったら、ここから降りるのかなぁ。
一枚岩が見えた。
2013年05月25日 14:01撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:01
一枚岩が見えた。
明山から戻ったら、ここから降りるのかなぁ。?
2013年05月25日 14:08撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:08
明山から戻ったら、ここから降りるのかなぁ。?
初めてのベンチ。
折角なのでチョット休憩した。
2013年05月25日 14:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:16
初めてのベンチ。
折角なのでチョット休憩した。
亀ヶ淵には、何年か前の紅葉の時期に行ったことがある。
2013年05月25日 14:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:24
亀ヶ淵には、何年か前の紅葉の時期に行ったことがある。
山頂前にまた分岐。
たぶん、男坂女坂みたいなものだろう。
2013年05月25日 14:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:30
山頂前にまた分岐。
たぶん、男坂女坂みたいなものだろう。
コッチは、ロープを伝っての直登だ。
2013年05月25日 14:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:32
コッチは、ロープを伝っての直登だ。
予定よりだいぶ遅れての、明山山頂到着。
2013年05月25日 14:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
12
5/25 14:40
予定よりだいぶ遅れての、明山山頂到着。
別な道で下りました。
2013年05月25日 14:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 14:55
別な道で下りました。
明山に近い方の分岐から下山した。
2013年05月25日 15:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 15:12
明山に近い方の分岐から下山した。
車道に出たが、この先は?
2013年05月25日 15:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 15:20
車道に出たが、この先は?
ここでもウロウロした末、車道を登ることに。
2013年05月25日 15:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 15:30
ここでもウロウロした末、車道を登ることに。
この際、予定のルートかどうかは考えず、つつじヶ丘を目指す。
2013年05月25日 15:52撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5/25 15:52
この際、予定のルートかどうかは考えず、つつじヶ丘を目指す。
畦道を通る。
2013年05月25日 15:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 15:53
畦道を通る。
案内板があると、やはり安心して歩ける。
2013年05月25日 15:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 15:55
案内板があると、やはり安心して歩ける。
だいぶ下る感じだけど、本当につつじヶ丘に着くんだろうか。
2013年05月25日 16:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 16:00
だいぶ下る感じだけど、本当につつじヶ丘に着くんだろうか。
おぉ、ちゃんとココに出た。良かったよかった。
2013年05月25日 16:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
5/25 16:11
おぉ、ちゃんとココに出た。良かったよかった。
上山方向の岩壁。
なんとか無事に戻れたよー。
2013年05月25日 16:15撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
6
5/25 16:15
上山方向の岩壁。
なんとか無事に戻れたよー。
撮影機器:

感想

決して舐めていたわけではないつもりだったが、結果的には甘かった。

ちょうど半年ぶりに、奥久慈にやってきた。
標高は低いながらも、スリリングな稜線歩きを楽しめそうな、篭岩周辺が気になっていたからだ。

朝6時半、最近にしては涼しく持って来いの天候だ。

湯沢源流までは予定通りに進んだが、そこから裏縦走路に乗る分岐がわからず、強行突破を試み、一旦は稜線に乗るも再び沢に出てしまい進退窮まった感じに。

戻るか、沢を下るか、ルート復帰を試みるか・・・
正しい選択だったかどうかは不明だが、だいぶ古そうな微かな踏み跡を見つけたのと、「あの稜線に乗れば」という不確かな自信を信じ、支尾根に取り付いた。

取り付いたはいいが、身長以上のひどい笹藪で、「進めなくなったらどうしよう」と思いながら、頭を下げ力ずくで掻き分けた。踏み跡と思った道も、もしかしたら獣道だったのかもしれない。

悪戦苦闘の末になんとか稜線に乗ると、笹に覆われてはいるが確かな踏み跡が。ここが期待通りの裏縦走路だと信じて迷わず南に。しばらく進むと赤テープがあり、更に進むと突如として篭岩山の表示が現れた。ついに、ついに人間社会に復帰できた。まさにそんな感じだった。

篭岩山以降は、割と案内板もあって明山までは問題なく辿れたが、そこから駐車場まで行く道中でも何度か悩まされた。
後で確認すると、予定通りに歩いてはいたが、とにかく自分の目的地が分岐の案内板に載っていないと、地元の地名などに疎い私にとってはお手上げだった。
(単純な例を一つ上げると、案内板にある「上山」を私は明山などと同じ山名だと思い込んでいたが、実は集落の名称だった。)

車道に下り、不安を残したまま歩いていた中で「つつじヶ丘」の案内を見つけた時の安堵感といったら、、、本当に久しぶりに味わったなぁ。(初めてではない?)

なんだかんだと10時間も掛かったが、まぁ私の場合、何事もなくスムーズに終わる山行なんてまず無いし、もしあったらあったで、つまらないのかもしれないけど、ほどほどにしないとね。(って毎度言ってるが。)

それにしても未開の地、奥久慈は手強い。山の厳しさは標高じゃないことを、改めて実感した山行だった。

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コメント

無事下山出来て良かったですね(^^)
kinoeさん、今晩は。
無事下山出来て本当に良かったですね
kinoeさんはGPSはお持ちですか。
GPSがあれば百人力ですよ。
現在地も一目瞭然です

安い英語版でも日本語化が可能です
(私は決してガーミンの回し者ではありません )

uconさんの地図読み教室で地図読みとGPSの使い方が学べます
勿論無料です。日程はまだ未定ですが。
一度覗いてみて下さいね
2013/5/29 22:34
RE: 篭岩周辺 - 奥久慈を舐めたらあかんぜよ!
otafukuさん、おはようございます。

私のGPSはロガー専用で、地図を表示してのナビ機能はありません。緯度経度は表示するので、それなりの地図と照合すれば現在地はわかるのでしょうが、老眼もあって実用的じゃないですね。

本格的なGPSを、と思うこともありますが、結局のところ無くても何とかなっているので、今のところは、必須アイテムではないと勝手に思っています。(何とかならなくなった時は手遅れなんですけどね。)

uconさんの地図読み教室にはチョット興味ありますね。ついでにロープワークとか。

日程などが具体的になったら、是非教えてください。
2013/5/30 9:07
了解しました^^/
kinoeさん、おはようございます

登山教室のこと、了解しました。

バリエーションをやられるkinoeさんにとって、
GPSは命を守る必須アイテムですよ。たぶん

他にも参加希望者がいるのですが、
みなさんの都合にいい日となると難しいです
なるべく土日に開いて貰うようにuconさんに頼んでおきますね

梅雨なので雨の日なら勉強会が丁度いいですね。
簡単なロープワークなら部屋でも出来ますし。

uconさんんもトイレが完成して張り切っています

また日程が決まったらご連絡します

uconさんのブログ:http://yamanet3.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
2013/5/30 9:49
re: 了解しました^^/
otafukuさん、こんばんは。

> 登山教室のこと、了解しました。
何、何? 何を了解したの?

> 他にも参加希望者がいるのですが、
チョット興味があるって言っただけですってば。

もう、otafukuさん、気が早いっ!
絶対A型じゃないね。あ、O型でしたか。キットB寄りですね。

でもまぁ、公の勉強会には行きそうもないし、こういうキッカケでもないと、と思わないでもないですけど。

とりあえず、都合がつくようでしたら、前向きに検討します。
uconさんにも、よろしくお伝えください。

なお、この件に関しては、以降メッセージでいただければ幸いです。

では。
2013/5/30 23:58
初めまして 悪戦苦闘でしたね
僕も昨年始めて其の辺りをウロウロしました 。笹の花粉で顔真っ白にして。標識は無いし道も地図とは違うしでどうしようです。意地でもで、その後何度もその周辺を歩き廻ったので、武生林道から表コースの間ならもう何処へ入り込んでも大丈夫です。今、下の龍神川歩いてます。グループ意外危険ですが 、後1割残しです。若くないので無理は出来ませんが。
2015/5/5 12:10
Re: 初めまして 悪戦苦闘でしたね
kamineさん、こんばんは。

2年も前のレコに、コメントありがとうございます。

奥久慈は探検好きな私にとって魅力的な山域ですが、遠いこともあって年2、3回程度でしょうか。それと土地勘が無いうえ、ハッキリとした尾根が少なく、地形図では読めない部分が多いので、事前にルートを決めて向かうのが難しいですね。

暑くなると低山を避ける人が多いようですが、私は大汗かくのは嫌いではないので、そのうちまた行くかもしれません。

kamineさんがレコをアップしてくれれば、もっと行きやすくなるんですけどねぇ。是非宜しくお願いします。
2015/5/5 23:58
こんにちは
古いのでこんなに早くお返事が来るとは思わずで。
僕は面倒臭がりやで写真を撮りません。好いカメラも無いし気持ちの余裕が無いので。記帳も余りせずで。
昨年、ここの山域に入ってつくづく舐められない山だと痛感しました。
因みに富士山以外の3000m超は全部やってます。
籠岩から下ると竹ヤブあるとのコピーの案内ですが、ずっとヤブ漕ぎで見落とし、裏コースの標高536地点を遥かに越えてしまい。竹ヤブから左へ、釜沢越えに下る予定でしたが。後日、同じ所を歩いたら綺麗に刈られて竹ヤブはっきりです。なら、間違えない。狐に馬鹿されたみたいで不思議な1日でした。
正面の男体山がどんどん近づいて来ます。イケネー、完全に間違えた、で、どうしようです。小草越えではかなり遠回りで時間も掛かる。
かといって、竹ヤブまで戻る自信など全然無い。えぇい面倒だで支尾根を下り沢です。お写真にある2本の倒木の上に小石が沢山載せてあり、ほっとした訳です。子持ち岩で2人の山ガールとその話をして、不動滝入り口の車に戻れました。この範囲なら何処でも心配は有りません。
ところで下の絵が入りません。 初心者マークですが
今日はこれで
日立さんぽ会
2015/5/7 14:36
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