釈迦ケ岳 鈴鹿セブンマウンテン その3
- GPS
- 06:19
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 828m
- 下り
- 816m
コースタイム
7:12 庵座の大滝
9:01-09 釈迦ケ岳
9:44 猫岳
10:42-11:04 昼食
11:13 ハト峰
12:20 朝明渓谷有料駐車場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回も前回の鈴鹿セブンマウンテンの時と同様に、前日に「道の駅・菰野」で車中泊だ。
布団一式を車に持ち込んで、簡易な車内用のカーテンを取り付ければ快適に眠られた。
今日のセブンマウンテンは「釈迦ケ岳」だ。
朝の6時過ぎには朝明渓谷有料駐車場に着いた。
着いたと同時に駐車場の係員が駐車料金を徴収に来る。500円だった。
「どのルートを歩くのか?」と聞かれたので、
「先ずは山頂に行って、猫岳そして、ハト峰に行ってから下山する予定です」と答えた。
どうやら、万が一の時に備えて登山ルートを聞いているらしい・・・
「釈迦ケ岳へは、どのルートを登りますか?」と聞かれたので
まだ、私は決めかねていたので「どのルートがおすすめですか?」と問うた。
すると、「中尾根道が一般的で登りやすいですが、庵座の滝が見られる庵座登山道がおすすめです。
ただし、最後はちょっと危ないので、ここで右に曲がって中尾根道に合流してください」
と地図を示しながら答えてくれた。
そして、最後に着け加えたことは
昨日、私と同じルートを歩くと言って、山に入って行った50代の男性が、未だに降りて来られていないらしい・・・
なので「何か発見したら教えてください」とのことだった。(私も今日は気を付けないと・・・)
庵座登山道は基本的に沢に沿って登っていく道で、この季節は快適に登れた。
歩き始めて小一時間で目の前に大きな滝が現れた。「庵座の大滝」だった。
滝の近くまで行ってみたいと思ったが、そこに行くにはガレ場を下らなくちゃならない。
上から滝までのルートを観察すると・・・ちょっと急なガレ場であるが、何とか行けそうな感じだった。
しかし、先ほど、駐車場で聞いたことが頭をよぎる。
(今日は慎重に・・・ 目的は滝ではなく、セブンマウンテンなんだ・・・)
滝の真下まで行くことができなかった残念な気持ちを抱えながらも、
最後の中尾根への合流への道を見落とすことなく、やがて稜線へと出た。
残念なことに今日はくもり空で展望はなさそうだった。(まあ、こんな日だってあるさ・・・)
そんな気持ちで、歩いていると、後ろから複数の声がして来た。
振り返ると、若い女性が4人登ってきた。
それも、みな同じような服装で、しかも同じ大きなザックを背負っていた。
今日は高校の登山大会が行われているらしい。
私は静かに歩きたいので、道を譲って先に行ってもらう。
彼女たちは、やせ尾根の手前で「スリップ注意!」とお互いに声を掛け合いならが降りて行った。
それって、何だか、「部活」って感じで眺めていて、とっても微笑ましかった。
私には誰も注意はしてくれないので、自分自身に「スリップ注意!」と言い聞かせながら、やせ尾根を独りで渡る。
辿り着いた「釈迦ケ岳」のピークは周囲に靄がかかり全く展望がなかった。
そこから、猫岳への稜線を歩いていると、大きな音をとどろかせてヘリコプターが飛んできた。
そして、上空からスピーカーで「○○さん、おられましたら下から合図を送ってください」とアナウンスしていた。
三重県警が先ほどの昨日からの行方不明者の捜索をしているらしかった。
山での事故はどうも他人事には思えない・・・
時計を見ながら、地図を見ながら「ハト峰」でお昼ご飯を食べようと決めた。
ところが、途中で標識を見て「羽鳥峰・朝明渓谷」方面へ行こうとすると、
4−5人の若者たちが傍で腰を下ろしていて、「こっちは通れないみたいですよ」と声をかけてきた。
それなら、仕方がないので、そこら辺りで腰を下ろしてお昼ご飯を食べる。
ブナ林の静かな森の中で、それはそれでよかったけど・・・
食後に「ハト峰」へ行くのは諦めて、駐車場へ戻る道を歩いていると
その途中で、新たに「ハト峰」へ示す標識を発見した。
(うーん。鈴鹿はどうも地図と違うな。難しい山域だなー。)
細かいとこはさておき、目的の「ハト峰」にも行くことができた。
南側を眺めると遠くに御在所岳・国見岳がおぼろげに見えた。
地図を広げると、ここから御在所岳まで稜線は続いている。
いつも日か歩いてみたいものだ・・・
とりあえず、今日で鈴鹿セブンマウンテンの2座までは登ることができた。
これからの鈴鹿は「山ヒル」が活躍する季節になるので、
しばらくお休みにして、また、秋になったら鈴鹿の山々を楽しもうと思う。
こんばんはー
2座達成ですね!! 後は山ヒルとの格闘の先に 光が見えます・・・
人間 気合いで何とかなりますよー (他人事だと何でも言えますけど)
今日 私はヒルではないけど 飛んでくる羽虫と戦いました。
これからは 虫との格闘を覚悟しないと 山登りは難しくなりますね。
こんばんわ。
猫岳の名前の由来が気になります
遭難の方無事発見されたのでしょうか?
私は車で行かないので感心してしまったのですが
駐車場の管理人さんが熱心に事故防止と遭難対策につとめていらっしゃるのですね。
私も他人事とは思えないです。
お疲れ様でしたぁ〜。
セブンマウンテン制覇への道のり・・・
今期前半の課程も終了し、お疲れ様でした。
秋からの残した山々、制覇目指しての計画も楽しみですね。
これからヒル気にしての山行きになり、行動範囲にも影響出てきますが、
お互い勢力的に山を楽しみましょうね。
山ヒルには勝てそうにないので逃げますよ。
かまれた人の話を聞くと、しばらくしてもまだ痛みがあるらしいし、
それに大事な山ウェアーに血がついてとれないと大変ですから・・・
NANIWANさんは虫と戦っていましたか。
これからは暑さや虫との戦いですね。
9月くらいまでは大峰が中心で、軽めに行きたい時は金剛山になると思います。
あと、長期に休みあれば北アに行きたいですね。
猫好きのneko-obabaさんには気になるネーミングですね。
レコには載せてはいませんが、山頂には「猫岩」と書いたプレートがある
形はただの楕円形の大きい目の岩があったんです。
ただし、プレートには亡くなった登山好きの○○君を悼む言葉が記されていました。
日付は1960年でした。
もしかしたらこの「猫岩」が「猫岳」な名前の由来かもしれないですね。
ただの大きな楕円形の岩でしたが・・・
遭難者はどうなったのかは私も気になりますが、ネットで検索しても記事が出て来ないですね。
山ヒルは恐ろしいので、しばらくは鈴鹿は休みます。
また、秋になったら御在所とか、藤原岳の天狗岩から
紅葉の時期なんて、きれいじゃないかと思っております。
でも、10月―11月で5座は登れるかな?と不安になっています。
これから、夏は大峰ですね。まだ、未踏の山やルートがたくさんあるので、楽しみです。
弥山川もまだなのですが、鉄山へ登ってから弥山へと抜けるルートも気になっています。
鈴鹿釈迦ヶ岳、ユニークですね!
ガレ場が楽しそうです。
ゼッケンつけたのは高校生でしたか。
後ろから見ると大人に見えますね。
遭難があったばかりで捜索に出くわされたのですね。
なかなか楽しそうな山に思えました。
そうですね。ルートは結構、変化に富んでいて楽しかったです。
当日は高校生や合宿中の大学生の団体もいて、
それなりに賑やかで人気の山なんだと思いました。
これからは山ヒルが出てくるので鈴鹿はしばしお休みです。
遭難者の人は心配ですね。無事に帰って来られたらいいのですが・・・
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