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記録ID: 3028261
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奥多摩・高尾

太鼓曲輪の堀切1・2の倒木退治ミッション(7/17更新)

2021年03月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
07:17
距離
5.1km
登り
217m
下り
203m
歩くペース
ゆっくり
2.62.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
1:05
合計
6:59
10:32
10:37
187
13:44
14:40
54
15:34
15:34
61
16:35
16:39
17
八王子城の太鼓曲輪尾根ルートは、シニアの団体も良く通るコースでありながら、都の公園路でも八王子市の八王子城散策路としても整備が無く、公的な矢羽根や現地地図は一切ない。
太鼓曲輪には戦国時代の採石場を兼ねる堀切が5つ残っているが、2018年の台風24号の被害により、第1・第2堀切で大きな倒木被害があり、景観や通行を阻害したまま放置状態にあるため、ボランティア作業にて復旧を目指す。
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
600:往路の浅川堤防沿い大和田橋西の桜
600:往路の浅川堤防沿い大和田橋西の桜
601:遠目には満開に見えたが、まだ五分咲きだった
601:遠目には満開に見えたが、まだ五分咲きだった
613:南浅川橋の西側の源平桃
613:南浅川橋の西側の源平桃
615:ピントがフォーカスゾーンに合わないバグレベルの性能に毎度がっかり>canon G9X-II
615:ピントがフォーカスゾーンに合わないバグレベルの性能に毎度がっかり>canon G9X-II
626:10時に装備を整え、ミッション開始。梅林は一部赤い花が咲いている
626:10時に装備を整え、ミッション開始。梅林は一部赤い花が咲いている
627:同じ場所から下界を見る。梅林の平場は戦国時代の陣地曲輪(くるわ)の跡
627:同じ場所から下界を見る。梅林の平場は戦国時代の陣地曲輪(くるわ)の跡
629:陣地跡から尾根上の少林寺跡へは行かず、薮を突破しながら南下して太鼓曲輪の尾根筋に出た所で後ろを振り返る
629:陣地跡から尾根上の少林寺跡へは行かず、薮を突破しながら南下して太鼓曲輪の尾根筋に出た所で後ろを振り返る
628:太鼓曲輪の尾根道下り側
628:太鼓曲輪の尾根道下り側
633:少林寺山の山頂部は直径10m程の平場で、初参加の隊員Bの装備の訓練を兼ねて軽く幼木や篠竹を刈り込み後
633:少林寺山の山頂部は直径10m程の平場で、初参加の隊員Bの装備の訓練を兼ねて軽く幼木や篠竹を刈り込み後
639+640:前半戦の現場の太鼓曲輪第1堀切を東岸から。正面西岸の上に追い越して行ったシニアのハイカー集団が見える。堀切の深さは7m
639+640:前半戦の現場の太鼓曲輪第1堀切を東岸から。正面西岸の上に追い越して行ったシニアのハイカー集団が見える。堀切の深さは7m
642:第1堀切の底に降りる巻き道で軽く倒木の先っちょを成敗
642:第1堀切の底に降りる巻き道で軽く倒木の先っちょを成敗
641:第1堀切の倒木は2018年の台風24号の被害。白いラインがルート。今回この現場で片付いたのは赤矢印の1本だけ
2021年03月27日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/27 11:02
641:第1堀切の倒木は2018年の台風24号の被害。白いラインがルート。今回この現場で片付いたのは赤矢印の1本だけ
644:第1堀切の倒木現場を下から見る。基本、下をくぐって通れる状態ではある。赤矢印がターゲット
2021年03月27日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/27 11:10
644:第1堀切の倒木現場を下から見る。基本、下をくぐって通れる状態ではある。赤矢印がターゲット
正面がターゲット。シラカシ系か。皮は剥がれているが非常に硬い(隊員B撮影)
2021年03月27日 11:18撮影 by  SO-03G, Sony
1
3/27 11:18
正面がターゲット。シラカシ系か。皮は剥がれているが非常に硬い(隊員B撮影)
647:まずは1斬り目。太さは20センチ程度
2021年03月27日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/27 11:25
647:まずは1斬り目。太さは20センチ程度
648:10分以上かけて1斬り目完了
648:10分以上かけて1斬り目完了
650:2斬り目は根元に近い側
650:2斬り目は根元に近い側
655:3斬り目終了でほぼ片付いた状態。メインの33cm大鋸の切れ味が悪い事が発覚し、以後24cm中鋸をメインに使う事に。無駄に体力を消耗した
655:3斬り目終了でほぼ片付いた状態。メインの33cm大鋸の切れ味が悪い事が発覚し、以後24cm中鋸をメインに使う事に。無駄に体力を消耗した
堀切1のターゲット片付け後(5つ前の写真と同アングル)
2021年03月27日 12:06撮影 by  SO-03G, Sony
3/27 12:06
堀切1のターゲット片付け後(5つ前の写真と同アングル)
657:堀切1の西岸登り道途中にある石垣の残骸
657:堀切1の西岸登り道途中にある石垣の残骸
660:堀切1はハエ・ブヨがうるさかったので、尾根上の陣屋跡まで移動して昼飯。頭上の倒木は何とかしたいがこうなるとプロに頼むしかない状況
660:堀切1はハエ・ブヨがうるさかったので、尾根上の陣屋跡まで移動して昼飯。頭上の倒木は何とかしたいがこうなるとプロに頼むしかない状況
太鼓曲輪大手門方面への降り道分岐付近にある倒木残骸を片付け(隊員B撮影)
2021年03月27日 12:55撮影 by  SO-03G, Sony
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3/27 12:55
太鼓曲輪大手門方面への降り道分岐付近にある倒木残骸を片付け(隊員B撮影)
665:後半戦の現場の太鼓曲輪第2堀切を東岸から見る。西岸の倒木(シラカシ)が東岸までかかっている状況。こうなっては堀切の景観が台無し。ターゲットはほぼこの1本
665:後半戦の現場の太鼓曲輪第2堀切を東岸から見る。西岸の倒木(シラカシ)が東岸までかかっている状況。こうなっては堀切の景観が台無し。ターゲットはほぼこの1本
667:先端から順次切り落とすが、手前の1本が落ちてこめかみを軽く打撲。もっと注意して作業しなければならない
2
667:先端から順次切り落とすが、手前の1本が落ちてこめかみを軽く打撲。もっと注意して作業しなければならない
670:堀切の底からまだ2m程浮いたままなので、隊員Bが空中戦で格闘中
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670:堀切の底からまだ2m程浮いたままなので、隊員Bが空中戦で格闘中
672:作業も終盤。根元に近い側を順次切り落として片付ける
672:作業も終盤。根元に近い側を順次切り落として片付ける
674:今回はここまで切って終り。直径15cmも無いくらいだが、硬いので時間と体力を消耗する。
674:今回はここまで切って終り。直径15cmも無いくらいだが、硬いので時間と体力を消耗する。
676:自慢の綺麗な切り口
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676:自慢の綺麗な切り口
678:堀切2の作業完了。左の矢印が最後の切り口。右の矢印が切った枝の仮置き場。足元が悪いので運ぶのも疲れる
678:堀切2の作業完了。左の矢印が最後の切り口。右の矢印が切った枝の仮置き場。足元が悪いので運ぶのも疲れる
V89:ちなみに堀切2の2018年台風24号直後。苦節2年半にして復旧した
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V89:ちなみに堀切2の2018年台風24号直後。苦節2年半にして復旧した
堀切2の最初の景色とは雲泥の差(隊員B撮影)
2021年03月27日 14:23撮影 by  SO-03G, Sony
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3/27 14:23
堀切2の最初の景色とは雲泥の差(隊員B撮影)
682:上と同じアングルで太鼓曲輪第2堀切の倒木退治後
682:上と同じアングルで太鼓曲輪第2堀切の倒木退治後
684:堀切2の正面(西岸)は雑木が邪魔で見通しが悪い。この続きはまたいずれ
2021年03月27日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/27 14:24
684:堀切2の正面(西岸)は雑木が邪魔で見通しが悪い。この続きはまたいずれ
686:堀切2の西尾根ではミツバツツジが見頃
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686:堀切2の西尾根ではミツバツツジが見頃
687+690:登山名勝の第3堀切。岸の高さは東(手前)が6m、西が15mある。ここから切り出された石は下の御主殿の石垣に使われただろう。景観を悪くしている左のシラカシはそのうち成敗してやろう(その隣のヒノキの切り株は誰が切ったのか?)
687+690:登山名勝の第3堀切。岸の高さは東(手前)が6m、西が15mある。ここから切り出された石は下の御主殿の石垣に使われただろう。景観を悪くしている左のシラカシはそのうち成敗してやろう(その隣のヒノキの切り株は誰が切ったのか?)
691:堀切3の底から北側正面に御主殿が見える。左の山桜の幹も含めて景観を整えてあげたい所だが
691:堀切3の底から北側正面に御主殿が見える。左の山桜の幹も含めて景観を整えてあげたい所だが
693:堀切3の底から西側の岸を見上げる。15mの高さ感がイマイチ出ない
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693:堀切3の底から西側の岸を見上げる。15mの高さ感がイマイチ出ない
697:堀切3の西側の岸へ登る巻き道にある石垣の残骸
697:堀切3の西側の岸へ登る巻き道にある石垣の残骸
699:堀切4の東岸から堀切底を見る。東西共に高さ4mしかないので、ここだけ直進直登で越えられる
699:堀切4の東岸から堀切底を見る。東西共に高さ4mしかないので、ここだけ直進直登で越えられる
705+706:最後の堀切5を東岸から見る。高さは東岸9m、西岸5m。西岸の尾根道が下に見えるのは、ここから先が城の外側という事
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705+706:最後の堀切5を東岸から見る。高さは東岸9m、西岸5m。西岸の尾根道が下に見えるのは、ここから先が城の外側という事
712:5差路に出る。左右は巻き道で本丸と廿里方面を結ぶ軍道になっている。右後ろに城山林道に降りる作業道跡がある
712:5差路に出る。左右は巻き道で本丸と廿里方面を結ぶ軍道になっている。右後ろに城山林道に降りる作業道跡がある
713:時間が微妙だったので、巻き道南下を諦め、5差路から作業道跡を下って城山林道に降りる事にした
713:時間が微妙だったので、巻き道南下を諦め、5差路から作業道跡を下って城山林道に降りる事にした
719:御主殿前の曳き橋。名札を付けているのは城址管理人
719:御主殿前の曳き橋。名札を付けているのは城址管理人
720+721:御主殿のパノラマ
720+721:御主殿のパノラマ
724:曳き橋の南側から御主殿の石垣を見る。下の沢筋に生えていた邪魔な杉は伐採されて景観は良くなった
724:曳き橋の南側から御主殿の石垣を見る。下の沢筋に生えていた邪魔な杉は伐採されて景観は良くなった
728:山下曲輪(地形模型広場)からガイダンス施設に通じる道の途中に古道に続く階段が整備されていた
728:山下曲輪(地形模型広場)からガイダンス施設に通じる道の途中に古道に続く階段が整備されていた
730:古道の上にある陣屋跡(削平地)。建物だけならちょっとした豪邸が建つ広さがある
730:古道の上にある陣屋跡(削平地)。建物だけならちょっとした豪邸が建つ広さがある
732:陣屋跡から管理棟方向を見る。大木がだいぶ伐採されて景色が開けている
732:陣屋跡から管理棟方向を見る。大木がだいぶ伐採されて景色が開けている
733:陣屋跡から山下曲輪の地形模型と駐車場を見る。駐車場閉鎖30分前
733:陣屋跡から山下曲輪の地形模型と駐車場を見る。駐車場閉鎖30分前
740:八王子城跡バス停ロータリーは、「丸馬出し」という遺構の跡
740:八王子城跡バス停ロータリーは、「丸馬出し」という遺構の跡
738:バス停の北尾根の下に新しく出来た道はすぐ行き止まり。左の尾根の中腹に別の道が出来た
738:バス停の北尾根の下に新しく出来た道はすぐ行き止まり。左の尾根の中腹に別の道が出来た
743:城主北条氏照の墓(慰霊塔)へ通じる新しい道。実は去年の6月にたまたま出くわした八王子市の職員と一緒に薮を切り裂きながら道筋に当たりを付けたルートがこうなった
743:城主北条氏照の墓(慰霊塔)へ通じる新しい道。実は去年の6月にたまたま出くわした八王子市の職員と一緒に薮を切り裂きながら道筋に当たりを付けたルートがこうなった
747:朝の桜のポイントのすぐ近くで夜桜のライトアップがあり、iphoneで撮影。こういう絵柄はスマホの独壇場だ
2021年03月27日 18:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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3/27 18:21
747:朝の桜のポイントのすぐ近くで夜桜のライトアップがあり、iphoneで撮影。こういう絵柄はスマホの独壇場だ
持ち帰った切れない大鋸1号機をメンテする
2021年03月28日 20:41撮影 by  SP550UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/28 20:41
持ち帰った切れない大鋸1号機をメンテする
45倍スコープで見て刃先が欠けている所を赤マッキーでマーク
2021年03月28日 20:42撮影 by  SP550UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/28 20:42
45倍スコープで見て刃先が欠けている所を赤マッキーでマーク
電動工具で目立て終了後。仕上げに砥石で外側をさらっと削ると、滑らかな切り口になる。限りなく新品に近い切れ味に復帰
2021年03月28日 21:07撮影 by  SP550UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/28 21:07
電動工具で目立て終了後。仕上げに砥石で外側をさらっと削ると、滑らかな切り口になる。限りなく新品に近い切れ味に復帰

装備

個人装備
枝切り鋏 雑鋸 etrex30 GPSmap62s
共同装備
大鋸(SILKY なたのこ60/33cm) 中鋸(ゴム太郎 プロ剪定鋸 240mm) 大鋏(ニシガキ工業 太枝切りばさみ 太丸 ミニ) 長鎌(千吉 アルミ柄ステンレス刈払鎌 195MM)

感想

新型コロナの影響もあり、毎回のように参加者が初参加の1名(または0)という、人が集まらない状況が常態化している中で、今回も同様の展開となった。そういった中でも、隊員B氏は今回、期待のホープ的な活躍を見せて戴いた。

主兵装の大鋸が切れ味不良というミスをしながらも、メンテ仕立ての中鋸で何とか間に合った。体力的に鋸作業は二人で交代しながらやるのがバランスが良い。一個所の作業は1時間が限度という目安もあり、今回は二ヶ所をメイン作業エリアに設定。最初の第1堀切は倒木の規模が半端なく、一本だけの片付けに終ったが、第2堀切は予定通りほぼ片付いたのが成果だった。

(ヤマレコは勝手に全角数字が半角に直されるのが気に食わない。他にもっと言いたい事はあるが、総務省経由で是正して貰う事にするw)

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