白毛門


- GPS
- 08:30
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 928m
- 下り
- 947m
コースタイム
7:20白毛門登山口駐車場
13:30松ノ木沢ノ頭?らしきピーク
14:00 1500m付近で下山開始
15:30 291号〜徒歩〜谷川岳ロープウェイ駅へ
天候 | 雪時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆ルート おおむね夏道と同じ。テープは尾根に取り付くまでに2箇所ほどあるのみだが、尾根を歩くので問題ない。 今回は、前日より続く雪のため、ラッセルが非常に大変だった。 最初の東黒沢に架かる橋は、手すりのない側の見た目1/3程が雪庇状になっていて 踏み抜き落ちそうになった。 樹林が疎らな箇所は、西からの風が沢(白毛門沢)方向へ抜けており、 沢へ向かって大きく雪庇が発達していた。その為、やや樹林側にルートをとった。 同じく雪庇が発達する場所は数時間で我々のトレースが跡形なく消える。 下山も雪が負担となった。 ☆お風呂 「湯テルメ」 \550 (2F休憩室は19:00まで) http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm ☆食事 「おこのみや」 http://minakami.com/inshoku/okonomiya/ ウワサの『マイタケかき揚丼定食』。きっと忘れられない1品になるはず…。 |
ファイル |
非公開
3043.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
朝、ドキドキしながら白毛門の登山口へ向かう。
……291号線(道路)が除雪してあるのみで、
あとは、全くの新雪。誰も歩いていない…。
カックリ。
でも、ラッセルといういい運動ができるはず…。
と気合いを入れ、すぐにワカンを付け、(初めてつけた)
おいらん歩きでもさばけないような深雪を突き進んでいく。
夏に白毛門沢からの下山で使った道であったが、
こんなだったかな〜。と、まったく覚えがない。
それも、「夏にここで泳いだなぁ〜。」などと言いながら、
細い橋の上でよそ見をして足元の雪ごと崩れ、
橋から両足ぶらぶらと本当に落ちそうになり、這い上がった。
危ない危ない…。
すぐに、ピッケルはしまい、スコップで進む。
(ああ、私はこのほうがとても手にしっくりとくる…。)
健脚メンバーのおかげで、一人一人のラッセルが異常に長く、
(ラッセルとは普通あれぐらいなのか?)
なかなか私の番がまわって来ない。(ラッキー☆)
更に、kenさん、zenyoさんは、順番でラッセル後に一番後ろにつく所を、
私の前に入ってくれ、なんてやさしくたくましい男達だ。と
結構感動した。そして私は体が冷えた。
ラッセルと聞くと、なぜか、ねぶた祭りの『ラッセラー』という掛け声を
思い出してしまう。『ラッセルをする人』=『ラッセラー』??
つまり『ハネト』???
と、いつもバカな自問自答がぐるぐると…。
ゆっくりじっくりと進んでゆく。
これで山頂を踏んだら、今までで一番の達成感だろうと確信。
しかし、強まる風と雪、タイムリミットギリギリで
残念ながら退却となった。
下山時には、すでにトレースが消えている箇所が多かった。
登りよりも数段楽ではあったが、
足を高く上げ、振り下ろす動作。まるで『モモあげ』!
を繰り返していたのでみんな揃って、
『股関節が痛い〜☆』となってしまった。
股関節というより、それを支える腸腰筋群に非常に効いたトレーニングとなった。
そうそう、途中から単独男性1名がラッセル隊に加わってくれた。
どこの誰か分からないが、即席のチームワークもなかなかのものだった。
とても楽しかった。
ありがとうございました。
前夜から降っていた雪は朝になってもやまず、ツボ足では登山口から胸までの
ラッセルとなり早速ワカンを付ける。本格的なラッセルは初めての経験でした。
ワカンを付けると膝上くらいになり、ワカンの威力に「おおっ!」とちょっと
感動してしまった。
トップを交代しながら進むが、トップと2番手では正に天国と地獄ほどの差。
トップでは足を一歩引き上げるのに一苦労で、数メートル進むとすぐに息が上
がってしまう。
最初の方は見栄(?)を張ってなるべく長い距離トップをがんばったけど、徐々に
疲れがたまって段々短い距離に…。疲れる前にどんどん交代した方が効率が良い
ようです。
尾根沿いに進めばよいのでルートを間違える心配はなかったけれど、新雪に隠れ
ているトレースを外れると足が潜って体力を消耗してしまうので、ピッケルを刺
してトレースを探りながら進んだ。
樹林帯を抜けると雪庇が発達している。踏み抜かないよう谷側にルートを採るよ
うに意識して歩くが、気付くと山側に近づく時があり、CL,SLに指摘を受けた。
歩いている場所が地面の上なのか雪庇の上なのか、なかなか判断が難しい。
もう少しで頂上というところでタイムアップ。
下りはトレースがあるからすぐ降りられると思っていたけど、雪と風で消えか
かっていて、歩きにくい。
さらに僕の付け方が悪いのか、ワカンが段々斜め(最後は真横)になってきて、
足下を雪にすくわれてしまう。途中で何回か付け直して遅れてしまった。いっそ
のこと早めに外してしまった方が良かったかもしれない。
足下が不安定なところに登りの疲労が重なって、さらにペースが遅くなってしま
った。皆さんすみませんでした。
頂上まではたどり着かなかったけれど、誰も足を踏み入れていない新雪の中を自
分たちだけでトレースを付けて登ることが出来て充実した山行でした。
体力をもっと付けなくては…。
コメント
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なんで
ラッセルを楽しみに山へ入るんですか?
2〜3日すぎれば、雪がグットしまるのに、こんな時は、野生動物の足跡も少なかったんじゃない。
下山後の
お疲れさまでした。 riki
そのとおりです。
下山後の
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