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Yamareco

記録ID: 3045613
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

若桜鬼ヶ城・三倉富士・弁天山 〜山城の尾根から1000mの稜線へ〜

2021年04月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
8.4km
登り
1,034m
下り
853m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
1:13
合計
6:39
10:31
10:48
72
12:00
12:20
54
13:14
13:37
21
13:58
14:01
39
14:40
14:50
95
16:25
16:25
1
16:26
ゴール地点:辨天宮鳥居前
天候
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山予定地の弁天神社入り口鳥居前に自転車をデポして車で八幡広場まで下り、北側体育館前の駐車場に車を停めて歩き始めました。若桜駅を発着としてもコース全長は10km余りだと思います。
コース状況/
危険箇所等
登山口から鬼ヶ城までは標識が設置されているので迷うことなく上れます。危険個所も特にありません。
鬼ヶ城から弁天山は尾根と稜線歩きです。下草はほとんど無く歩き易く,道に迷うようなところもありません。
弁天山から先は尾根の下りです。道は不明瞭なので地形を見ながら赤・ピンクのリボンを目印に進みます。落ち葉で滑りやすい所があります。
その他周辺情報 若桜は旧街道の宿場町です。レトロな店や食事ができる場所もあります。
道の駅わかさで弁当を買っても良いでしょう。駅前のスーパーは朝9時開店なので、早く出発したい時は事前に買い物は済ませておきましょう。
若桜町下手の国道29号線沿いから今日上る山が展望できます。
2021年04月03日 08:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 8:47
若桜町下手の国道29号線沿いから今日上る山が展望できます。
弁財天前に自転車をデポした後,八幡広場まで下り,駐車場に車を停めて出発しました。
2021年04月03日 09:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 9:46
弁財天前に自転車をデポした後,八幡広場まで下り,駐車場に車を停めて出発しました。
登山口は八幡広場の縁にありました。
2021年04月03日 09:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 9:49
登山口は八幡広場の縁にありました。
広くて明るいつづら折りの道が続いています。
2021年04月03日 09:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 9:55
広くて明るいつづら折りの道が続いています。
展望台の休憩舎がありました。
2021年04月03日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:03
展望台の休憩舎がありました。
若桜の町並みが見えます。
2021年04月03日 10:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:04
若桜の町並みが見えます。
突然3合目,他の合目標識には気付きませんでした。
2021年04月03日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:05
突然3合目,他の合目標識には気付きませんでした。
道案内の標識が整備されています。ここは右側の六角石垣経由の道を選びました。
2021年04月03日 10:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:06
道案内の標識が整備されています。ここは右側の六角石垣経由の道を選びました。
坂のきつい所にはステップが付けられています。
2021年04月03日 10:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:18
坂のきつい所にはステップが付けられています。
これが「六角石垣」のようです。
2021年04月03日 10:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:21
これが「六角石垣」のようです。
石垣の上に休憩舎があります。
2021年04月03日 10:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:22
石垣の上に休憩舎があります。
尾根道を上がり,
2021年04月03日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:26
尾根道を上がり,
電気柵をくぐって,
2021年04月03日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:28
電気柵をくぐって,
山頂に近付きました。
2021年04月03日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:30
山頂に近付きました。
二の丸,本丸跡へ向かいます。
2021年04月03日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:31
二の丸,本丸跡へ向かいます。
桜の花がちょうど良い頃合いです。
2021年04月03日 10:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:33
桜の花がちょうど良い頃合いです。
綺麗に整備された城跡ですが,人には出会いません。
2021年04月03日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:34
綺麗に整備された城跡ですが,人には出会いません。
続日本の城100名城だそうで,記念スタンプがありました。
2021年04月03日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:37
続日本の城100名城だそうで,記念スタンプがありました。
氷ノ山方向,少し雪が残っているかな。
2021年04月03日 10:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:39
氷ノ山方向,少し雪が残っているかな。
史跡の石碑があります。その向こうの本丸跡へ上ってみました。
2021年04月03日 10:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:40
史跡の石碑があります。その向こうの本丸跡へ上ってみました。
左正面が氷ノ山を越えて兵庫県但馬方面,右の谷が岡山県播磨方面です。
2021年04月03日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:42
左正面が氷ノ山を越えて兵庫県但馬方面,右の谷が岡山県播磨方面です。
四等三角点「鬼山」
 北緯 35°20′11″.7075
 東経 134°23′53″.3830
 標高(m) 446.00
2021年04月03日 10:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:43
四等三角点「鬼山」
 北緯 35°20′11″.7075
 東経 134°23′53″.3830
 標高(m) 446.00
馬場(駐車場)というのが,昔の駐車場の意味かと思ったら,車の入れる道があって,その駐車場のことでした。
2021年04月03日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:47
馬場(駐車場)というのが,昔の駐車場の意味かと思ったら,車の入れる道があって,その駐車場のことでした。
この辺りは車の入れる道です。
2021年04月03日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:56
この辺りは車の入れる道です。
尾根の「三倉富士登山道」へ入ります。
2021年04月03日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 10:56
尾根の「三倉富士登山道」へ入ります。
トレッキングポールを出しました。
2021年04月03日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:12
トレッキングポールを出しました。
尾根が歩き易い道になっています。
2021年04月03日 11:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:21
尾根が歩き易い道になっています。
珪質片岩,この辺りには断層もあるようです。
2021年04月03日 11:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/3 11:21
珪質片岩,この辺りには断層もあるようです。
こちらはあまり変成を受けていない流紋岩系の石のようです。
2021年04月03日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/3 11:22
こちらはあまり変成を受けていない流紋岩系の石のようです。
赤いテープが目印です。
2021年04月03日 11:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:25
赤いテープが目印です。
下草が少なくて歩き易い尾根です。
2021年04月03日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:36
下草が少なくて歩き易い尾根です。
上りに入ります。
2021年04月03日 11:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:52
上りに入ります。
これは,クマなのか!?
2021年04月03日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:53
これは,クマなのか!?
三角点のあるピークに着きました。地図には表記がありませんが,「中代山」の標識が架かっています。
2021年04月03日 11:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:59
三角点のあるピークに着きました。地図には表記がありませんが,「中代山」の標識が架かっています。
三等三角点「中代山」
 緯度: 35:19:23.7451
 経度: 134:23:45.1069
 標高: 778.46
2021年04月03日 11:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 11:59
三等三角点「中代山」
 緯度: 35:19:23.7451
 経度: 134:23:45.1069
 標高: 778.46
この尾根には古いワイヤーロープが掛かっているところがいくつかあります。木材の切り出しで使ったのかな?
2021年04月03日 12:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:01
この尾根には古いワイヤーロープが掛かっているところがいくつかあります。木材の切り出しで使ったのかな?
お昼になりましたが,行動食でもう少し歩きます。
2021年04月03日 12:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:16
お昼になりましたが,行動食でもう少し歩きます。
時々白い花のついた木が見えます。この距離では今一つ識別ができないのですが。
2021年04月03日 12:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:22
時々白い花のついた木が見えます。この距離では今一つ識別ができないのですが。
ピークから少し下ります。
2021年04月03日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:23
ピークから少し下ります。
珪質片岩かな?
2021年04月03日 12:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
4/3 12:29
珪質片岩かな?
向こうの山にも白い花が。桜のようにも見えますが…?
2021年04月03日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:38
向こうの山にも白い花が。桜のようにも見えますが…?
これは,タムシバですね。
2021年04月03日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:48
これは,タムシバですね。
標識があると安心します。
2021年04月03日 12:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 12:52
標識があると安心します。
もうすぐ山頂,傾斜がきつくなってきた。
2021年04月03日 13:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:01
もうすぐ山頂,傾斜がきつくなってきた。
三倉富士949mに到着しました。
2021年04月03日 13:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:15
三倉富士949mに到着しました。
白く雪が残るのは東山(とうせん)1,388mです。
2021年04月03日 13:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:15
白く雪が残るのは東山(とうせん)1,388mです。
歩いてきた尾根を振り返ります。
2021年04月03日 13:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:16
歩いてきた尾根を振り返ります。
馬酔木(あせび)の花が咲いていました。
2021年04月03日 13:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:17
馬酔木(あせび)の花が咲いていました。
ここで昼食,あんころ餅と牛乳とトマトです。
2021年04月03日 13:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:24
ここで昼食,あんころ餅と牛乳とトマトです。
タムシバの花びらが散っています。
2021年04月03日 13:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:36
タムシバの花びらが散っています。
稜線の下りに入ります。
2021年04月03日 13:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:38
稜線の下りに入ります。
ここはタムシバが花盛り。
2021年04月03日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:42
ここはタムシバが花盛り。
珪質片岩だ。
2021年04月03日 13:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:52
珪質片岩だ。
あの,穴の開いた木は見覚えがあるぞ。
2021年04月03日 13:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:57
あの,穴の開いた木は見覚えがあるぞ。
ふもとの辨天神社から上がって来る場所です。
2021年04月03日 13:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 13:58
ふもとの辨天神社から上がって来る場所です。
この稜線には馬酔木の花が沢山咲いています。
2021年04月03日 14:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:02
この稜線には馬酔木の花が沢山咲いています。
稜線の岩の上に祠が置かれています。
2021年04月03日 14:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:06
稜線の岩の上に祠が置かれています。
ミヤマカタバミの花が咲いています。
2021年04月03日 14:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:07
ミヤマカタバミの花が咲いています。
鳴滝山かな。高い山には雪が残っていますね。
2021年04月03日 14:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:12
鳴滝山かな。高い山には雪が残っていますね。
歩き易くてイイ感じの稜線です。
2021年04月03日 14:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:24
歩き易くてイイ感じの稜線です。
ブナの林を抜けます。
2021年04月03日 14:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:26
ブナの林を抜けます。
そろそろ山頂。
2021年04月03日 14:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:40
そろそろ山頂。
辨天山1,017mの標識がありました。
2021年04月03日 14:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:42
辨天山1,017mの標識がありました。
標識の少し下に鳥居と祠と,古いトチの木。
2021年04月03日 14:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:44
標識の少し下に鳥居と祠と,古いトチの木。
ここから下ります。北側の沢には残雪がありました。
2021年04月03日 14:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:51
ここから下ります。北側の沢には残雪がありました。
尾根を下ります。
2021年04月03日 14:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:52
尾根を下ります。
こっちの沢にも残雪が。さすが,標高1,000mですね。
2021年04月03日 14:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 14:57
こっちの沢にも残雪が。さすが,標高1,000mですね。
尾根を境に落葉樹と常緑樹。
2021年04月03日 15:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:07
尾根を境に落葉樹と常緑樹。
麓の弁財天からぐるりと周回できるコースになっています。以前歩いたことがあります。
2021年04月03日 15:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:08
麓の弁財天からぐるりと周回できるコースになっています。以前歩いたことがあります。
左側に見えるのは多分,遠見山805.8m。
2021年04月03日 15:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:16
左側に見えるのは多分,遠見山805.8m。
やっと近くでタムシバの花を見ることができました。
2021年04月03日 15:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:18
やっと近くでタムシバの花を見ることができました。
ここにも馬酔木が沢山咲いています。
2021年04月03日 15:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:23
ここにも馬酔木が沢山咲いています。
意外と傾斜のきつい落ち葉の斜面,何度か足を滑らせました。
2021年04月03日 15:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:38
意外と傾斜のきつい落ち葉の斜面,何度か足を滑らせました。
氷ノ山は雲に隠れました。
2021年04月03日 15:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:48
氷ノ山は雲に隠れました。
右側に,さっき歩いた三倉富士。
2021年04月03日 15:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:49
右側に,さっき歩いた三倉富士。
杉林の中に入りました。
2021年04月03日 15:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:53
杉林の中に入りました。
黄色い花はミツマタ。
2021年04月03日 15:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 15:59
黄色い花はミツマタ。
枝が三つに分かれていますよね。
2021年04月03日 16:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:04
枝が三つに分かれていますよね。
道がはっきりしません。ここは左に回り込んでから渡渉して,右の尾根に入ります。
2021年04月03日 16:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:09
道がはっきりしません。ここは左に回り込んでから渡渉して,右の尾根に入ります。
下草が無いのは鹿がいるからなんでしょうね。
2021年04月03日 16:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:13
下草が無いのは鹿がいるからなんでしょうね。
この羽根は,キジかな?
2021年04月03日 16:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:23
この羽根は,キジかな?
辨天さんの鳥居のところまで下りてきました。
2021年04月03日 16:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:25
辨天さんの鳥居のところまで下りてきました。
ここに自転車を括り付けていました。これに乗って車のところまで一気に下ります。
2021年04月03日 16:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:26
ここに自転車を括り付けていました。これに乗って車のところまで一気に下ります。
ミツマタの花がきれいに咲いていました。
2021年04月03日 16:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4/3 16:36
ミツマタの花がきれいに咲いていました。

装備

個人装備
長袖シャツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) サブザック(19L) トレッキングポール 昼食(あんころ餅+牛乳+トマト) 行動食(飴&魚肉ソーセージ) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL 水500mL) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 ラジオ 手拭い ウエットティッシュ ティシューペーパー

感想

 先日「分県登山ガイド鳥取県の山」制覇の目標を立てたところだが、改めてリストを見て、県東部の山で登り残している山が一つあることに気付いた。「鶴尾山」,と言うより「若桜鬼ヶ城」の方が通りが良い,若桜町を見下ろす山城の山だ。車でも山頂付近まで上がれるし,麓からの距離も短く,一日かけて歩くには少し物足りないような気がして,お預けになっていた。それでも歩いてみようと決めて,下調べをすると,鬼ヶ城から尾根を辿って三倉富士まで歩けそうだ。国土地理院の地図には道の表記が無いのでやや心配ではあるが,情報によるとトレッキングコースの設定もあるようなので,歩けるのだろう。三倉富士まで上がれば弁天山までの稜線は以前歩いたことがある。東山の稜線と並行しながら歩くルートはなかなか気持ち良かったと記憶しているので,またその稜線を歩いてみようと思った。
 登山口はふもとの八幡広場の脇にあった。傾斜はそこそこあるが,比較的広く,標識も整備された道で,ペースを上げ過ぎずに歩けば,かつての曲輪や出城の石垣跡を辿りながら山頂へ向かうことができた。山頂の城跡は思っていたよりも広く桜の花も見頃だった。
 鬼ヶ城から尾根を辿って三倉富士へ向かった。登山道として整備されている感じは無かったが,下草も尾根を遮る倒木も大きな岩も無く思いの外歩き易い道だった。標高差がそこそこある直登なのでペース配分や休憩のとり方を意識して歩かなければならないが,時折氷ノ山や麓の町並みを眺めながら落葉した明るい尾根を登って行くことができる。
 麓から眺めた山の斜面には白いものが見えていて,残雪があるのだろうか,それとも桜が咲いているのだろうかと気になっていたが,弁天山の山頂まで残雪を見ることはなく,鬼ヶ城より先には桜の花も見ることができず,時折見かけたのはタムシバの白い花だった。タムシバの花は枝の高い所についていることが多く,最初は何の花だかよくわからなかったが,大きな5枚の花弁はタムシバのようだ。コブシとの識別がその場では難しかったが,後でいろいろ調べてみるとやはりタムシバのようだ。ただし,地元ではあまり厳密に区別せず,コブシもタムシバもまとめて「コブシ」と呼んでいるようだ。残雪は,弁天山から下りるとき,北側の斜面の沢に少し残っていたが,基本尾根を下るので,雪の上を歩くようなことはなかった。
 今回歩いた場所は落ち葉が積もっているところは多かったが,下草が茂っているところはほぼ無かった。山域によっては笹や羊歯(シダ)が茂っていて歩くのに苦労するところもあるのだが,ここはスッキリと綺麗な尾根で気持ちよく歩けた。多分鹿が下草をみんな食べてしまうのだろう。ただ,それは麓の農家にとっては農作物の食害に悩まされる状況でもあるのだろう。
 山行が終わって,思いの外しっかり歩いた気がしたが,よくよく考えてみれば,登山口は標高200m程度,最高点は弁天山の1,017m,約800mの標高差があり,稜線のアップダウンも加えると累積標高は1,000mに達していた。この辺りで例えると,(伯耆)大山に登るぐらいの運動量になる訳だ。この日はあまり陽射しは無かったが,吹く風の冷たさはあまり感じられず,春の息吹を感じられるなかなか充実した山歩きができた。今年単独で初めて標高1,000mを超えることもできたので,「ハイキング」ではなく,「登山」として記録しておこう。

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