湖西連峰 神石山とイカリソウ咲く葦毛湿原

2021年04月06日(火) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 10.8km
• 登り: 607m
• 下り: 600m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:30

11:40 スタート地点
11:57 11:58 葦毛湿原
12:44 12:44 二川TV中継所
12:53 12:53 座談山
13:04 13:04 船形山のコル
13:15 13:15 船形山
13:19 13:19 普門寺峠
13:35 13:42 神石山
13:57 13:57 普門寺峠
14:01 14:02 船形山
14:10 14:10 船形山のコル
14:20 14:21 座談山
14:28 14:29 二川TV中継所
15:20 15:40 風越峠
16:45 16:45 葦毛湿原
17:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葦毛湿原駐車場（無料）を利用。東名豊川ICより20分程。

コース状況／危険箇所等

湿原から稜線までは編み目のように踏み跡があり、地図の破線と一部異なります。

写真

4/6 11:41

クサイチゴに囲まれた駐車場から出発。

4/6 11:45

さぁ、春の湿原と尾根へ。

4/6 11:50

フモトスミレ咲く楽しい湿原への小径。

4/6 11:56

開けた葦毛（いもう）湿原に出ました。

4/6 11:53

足元にシャガの花。

4/6 11:55

今は色鮮やかなハルリンドウが湿原の主役。

4/6 11:55

白い花もあります。

4/6 11:59

ニガナ。

4/6 12:04

水の流れがある奥の湿地へ。

4/6 12:04

緑に春の命の伊吹を感じます。

4/6 12:05

このあたりは勉強不足…名前調査中。

4/6 12:39

湿原から尾根まで30分程で湖西連峰の稜線に。

4/6 12:42

稜線を春色に染めるのはマルダアオダモの白い花。

4/6 12:45

二川TV中継所に咲いていたホタルカズラ。

4/6 12:46

ヒメハギもそこかしこに。

4/6 12:48

群生地のカタクリはほとんど終わりでしたが、まだ美しく咲いている花も。

4/6 12:54

座談山山頂。

4/6 12:56

行く手に神石山。萌黄色の山肌が素敵です。

4/6 12:57

タチツボスミレ。

4/6 12:58

あまた咲く中でもやっぱり美人を探してしまいます。

4/6 12:58

これはうれしいキスミレ。まだ咲いている花があったのは嬉しい。

4/6 13:03

カンアオイの葉の模様も個性があって面白い。

4/6 13:05

赤い実。ソヨゴかな？

4/6 13:07

今年初めてのチゴユリ。

4/6 13:23

船方山を越えると明るい尾根道から一転しっとりとした樹林のなかに。

4/6 13:36

殺風景ですが神石山山頂に到着。

4/6 13:38

今日一番の美人キスミレが山頂広場に咲いていた。

4/6 13:41

おお、一等三角点でしたか。

4/6 14:01

山代趾まで。戦国・三河とくれば今川の家臣…登城は大変だったろうに。

4/6 14:07

うやうやしくお辞儀、執事みたいなチゴユリです。

4/6 14:17

花が反り返っているので、サンシュユでしょうか。

4/6 14:24

再びカタクリ群生地を通過。

4/6 14:30

キブシ。
漢字で「木五倍子」は書けないです。

4/6 14:31

ムベの花…でしょうか。

4/6 14:35

ヒトツバタゴ。そう、「なんじゃもんじゃ」の木。

4/6 14:40

コバノガマズミ。今年は季節が足早すぎます。

4/6 14:43

更に南へ、東山を目指しました。

4/6 14:45

甘い香りが心地良くて、つい近寄ってしまうマルバアオダモの花。

4/6 14:46

こちらも良い香り、モチツツジ。

4/6 14:47

春を運んでくる独特の香りです。

4/6 14:47

色鮮やかミツバツツジ（雄蕊は5本）。

4/6 14:59

ヤブツバキはまだまだ咲き続けています。

4/6 15:01

こちらは？

4/6 15:02

一つの枝から出てる花の数からヤマツツジでしょうか。

4/6 15:07

奥に本宮山。足元は葦毛湿原の駐車場脇の長尾池です。

4/6 15:07

眺めの良い岩場から歩いて来た稜線を振り返りパノラマ。

4/6 15:24

東山山頂。木登りしたら楽しそうな樹です。

4/6 15:25

時間も遅いので、ここで引き返しました。

4/6 15:54

やっぱりサンシュユでは。樹の花までは手がまわらないです。

4/6 15:59

風が冷たくなってきたと思ったら、もう夕方4寺。湿原に戻ろうか。

4/6 16:01

手相、いや花相見てます。みんな微妙に違うから面白い。

4/6 16:02

コバノガマズミ。花のひとつひとつが小さくて可愛い。

4/6 16:27

湿原近くで見つけたのはイカリソウ。

4/6 16:27

シロイカリソウです。

4/6 16:28

イカリソウ飛行隊。チゴユリもさりげなく参加。

4/6 16:29

仲良く連れ添ってます。

4/6 16:31

チゴユリとイカリソウの群生地はそっとしておこう。

4/6 16:32

…最後にちょっとだけお顔を拝見。

4/6 16:32

顔を覗かせている

4/6 16:34

中からちらと黄色の雄蕊・雌蕊が見えます。

4/6 16:37

野沢原生林近くのバイケイソウの花はまだ3週間程先でしょうか。

4/6 16:41

ヒメアギスミレ。

4/6 16:41

花が終わるころ、葉がブーメランの形になるスミレ。

4/6 16:42

…でなければフモトスミレ。茎も茶色で区別出来ますが、なかなか判別難しいです。

4/6 16:49

沢のほとりで咲き出した白い小さな花。名前は…？？

4/6 16:51

スルガテンナンショウ。

4/6 16:54

誰もいない湿原を後にしました。

4/6 17:03

ヤマブキソウの花はあと少し。

4/6 17:05

ぎゃっ！　これは凄い。
「アイム、グルート」

4/6 17:07

クサイチゴ咲く駐車場に戻って来ました。幸運な事に、この15分後雨が降り出したのでした。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 靴 サブザック 行動食 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計

感想

kenny

この季節にはまだ足が向く機会のなかった葦毛湿原。東海の尾瀬と呼ばれたこの小さな湿原にイカリソウがひっそりと咲くとは知りませんでした。少し足を伸ばせばツツジやヒトツバタゴの花咲く湖西連峰の稜線漫歩も楽しめそう。
駆け足過ぎる今年の春。終わったと思ったキスミレやカタクリも名残り花を見せてくれた。
ハルリンドウの後はいよいよミカワバイケイソウ咲く緑のシーズンに入ります。