千葉槍ヶ岳？な高宕山をピストン＋海レコツーリング

2021年04月18日(日) [日帰り]

• GPS: 03:09
• 距離: 6.7km
• 登り: 462m
• 下り: 439m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 0:28
• 合計: 2:29

9:53 石射太郎登山口
10:06 10:06 石射太郎山
10:18 10:24 樅の木テラス
10:56 10:56 高宕観音
11:01 11:01 高宕山頂下分岐
11:08 11:24 高宕山
11:28 11:30 高宕山頂下分岐
11:33 11:35 高宕観音
12:02 12:03 樅の木テラス
12:14 12:15 石射太郎山
12:22 12:22 石射太郎登山口
12:22 登山口

天候

快晴＆強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下記登山口ナビの駐車スペースは満車だったので、登山口前にバイクを駐輪。
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-6303

コース状況／危険箇所等

良く整備されています。
山頂後は大滝コースで周回しようと思いましたが通行止めだったのでピストンにしました。

写真

当初の予定は雲取山だったが、出発直前にこの予報を見てやめ、計画練り直し。
「高宕山に登り、残りの時間で行きたい所に行く」ゆる〜い計画を立て、1時間後に房総へ向けて再出発。

4/18 8:27

海ほたるから川崎側。波と強風。
この後木更津金田ICまで、（軽いバイクなので）強風で煽られながら恐怖の走行でした。

4/18 9:43

1時間後、登山口に到着。
満車なので登山口前にバイクを駐輪。
人気あるのね。

中々いい雰囲気の登山口から出発。
高宕山(たかごやま)は石射太郎山(いしいたろうやま)の先にあるらしい

名前のわからない❀

去年12月に登った鋸山ほど大規模ではないが、石切場だったことを伺わせる痕跡。

4/18 10:08

ここが石射太郎山らしい。
ニホンザルの生息地らしいが、見かけず。

4/18 10:12

明るい尾根を気分良く歩く

4/18 10:18

直進すると見晴らし台があり、実際行きましたが写真は割愛。

4/18 10:25

岩をくりぬいた切通のような道。
鋸山の登山道にもあったな。

4/18 10:30

強風の音がするが、尾根の両脇の木々が遮ってくれる。

4/18 10:31

いい感じの道

4/18 10:48

あの崖の上辺りから、キン、キン、という金属を打つ音が聞こえる。工事か、クライミングか？

4/18 10:50

参道のような階段が始まった。

4/18 10:51

狛犬と仁王像。
仁王像はどちらも頭部が途中で切断？され、無残な感じ。

4/18 10:53

おぉ、H.R.ギーガーっぽくえぐれた岩の下に石塔。
その左奥に道標があるので見に行くと

4/18 10:53

天空の岩？
例の金属音はこの先でしており、見に行くと岩で通路らしきものを建築中のようだった。

4/18 10:56

伊豆の石廊崎神社を思い出す、岩にめり込むように建てられた神社。
面白くなってきたぞ、この山。

4/18 10:56

観音様を探したけど、発見できず。

4/18 10:57

神社の中。椅子があるので土足でよいと判断して入り、参拝。

4/18 10:57

神社の前を進み

4/18 10:58

岩をくりぬいた道を進む。こういうの好き。
この穴が風の通り道になっており、通った先では立っていられない程の強風だった

4/18 11:00

倒木をくぐり

4/18 11:03

簡単な鎖場を登り

4/18 11:06

梯子登って

4/18 11:07

また岩を登って
（御覧の通り足場とロープがあるので難易度は低い）

4/18 11:08

回り込んでまた梯子を上ると

4/18 11:18

登頂！
狭いのも相まって、凄いピーク感あります、この山頂。
330mなのに3000m級の高度感。

4/18 11:11

やや俯瞰で。

4/18 11:13

下を見下ろす。
標高330mとは思えないほどの高度感

4/18 11:14

真ん中辺りにちらりと神社の赤い屋根が見える

270°位。房総半島は山というイメージはあまりないけど、実は山ばかり。

4/18 11:12

居合わせたグループとお互い記念撮影

4/18 11:17

♡型の石が入っている

4/18 11:18

気に入りました、この山。
山の良さは標高じゃないなぁと改めて思いました。

帰りは大滝コースを通って周回しようかなと思っていたけど

4/18 11:31

これなので諦める。

下山中に。ちょいずれてますが、右が高宕山

4/18 12:23

下山完了！
ライダーモードに着替えて、次の目的地「亀岩の洞窟」へ向かいます。

4/18 12:58

登山口から10kmで到着。
背中側は駐車場と土産物屋とかソフトクリームとか。

4/18 12:59

この道の右側の眼下に

4/18 13:04

濃溝の滝というナメ滝。
そして左側に

4/18 13:05

あー、こういうところね。
ここまでの道路に「幸運の鐘」はやたら看板がありますが、「亀岩の洞窟」の表記は一切ないので注意。

4/18 13:08

下に降りてからズーム。
最初はいいなと思ったけど、洞窟の向こう側に人口の擁壁が見えちゃって興ざめ

周りの雰囲気も客層もThe観光地という感じでした。
あと、現場でやたらプッシュしていた「ジブリの世界」という感じは全くしなかった。
絶対、ジブリの承諾を得ていないでしょ？

4/18 13:54

食べたかった海鮮料理の店があったが、営業時間（〜14時）に間に合わないので、鴨川の別の店で金目鯛の煮つけ定食。
旨かったです。

4/18 14:17

外房の海はいつもきれい。
相変わらず強風

4/18 14:19

名所なのかな？陸続きじゃないのでスルー

4/18 14:40

R128を走ってるときに「黒滝1.7km⇒」という道標を見て、思わず寄り道。
結構な山道でした。落差20m位
動画：https://youtu.be/PHiLxoW7Am4

4/18 14:43

滝の落ち口。
海岸からたった1.7kmでこんな山深い場所があるのが面白い。

4/18 15:18

次の目的地、赤山地下壕跡に到着。
16時までで、入場（ここでは入壕という）が15:30までだったのでギリギリでした。
HP:https://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page001892.html

4/18 15:24

200円払い、メットと懐中電灯を借りて入ります。
案内人とかいなくて、自由に歩きます。

4/18 15:24

入口。ここの壁はコンクリで固められていた

4/18 15:26

所々に説明あり

4/18 15:26

この先が戦時中のままの模様。

4/18 15:27

4/18 15:28

地層の線がはっきりとわかる

4/18 15:28

ここも。後で伺った職員の方の話によると、数万年前に海から隆起した場所だそうで、だから掘りやすかった模様。

4/18 15:31

4/18 15:32

4/18 15:32

4/18 15:33

4/18 15:33

ここで引き返す。
風の通り道のために開けてあるのだろう

4/18 15:34

4/18 15:35

ここにベッドか…。

4/18 15:35

こういう説明がもっと欲しかったが、頂いたパンフレット（HPにもある）によると、軍事施設だったからか詳細は不明な模様。

4/18 15:35

電灯の近くには植物が。

4/18 15:36

立ち入り禁止の先を撮影したが、特に何も無いようだ

4/18 15:38

4/18 15:41

すべて人力で、⛏で掘ったそうです。

これすべて人力で掘ったのか…
受付には掘った土を出すトロッコの写真がありました。

4/18 15:42

70数年前に思いを馳せることができました。
この後職員の方に色々話を伺った。
女性職員のお母様は、掘り出した土を運ぶのを手伝わされたとか。

4/18 16:04

次、赤山地下壕跡から2km程の沖ノ島公園に来た。
覚悟していた通り物凄い風と砂で、目に砂が入るのを避けるためバイクのフルフェイスヘルメットを被ったまま歩いた。
他の人はみんなフード被ってました。

4/18 16:04

4/18 16:07

左⇒右に風が吹いているので、右側に入り風をブロック。

4/18 16:09

流木

4/18 16:09

こういう岩、何と言ったっけ…

4/18 16:17

島の中心にトイレあり

4/18 16:18

強風なので左側は行きませんでした

4/18 16:25

砂浜続きで渡れるので、伊豆のトンボロを連想しました。

4/18 16:50

次、6km程走り、原岡海岸の桟橋に来ました。
インスタ蝿、じゃなかった映えする場所として有名らしいです。

4/18 16:51

ここも物凄い風と波です。
ここもメットを被ったままで歩きました。

4/18 16:52

ちょうど夕陽の時間には来たけど、とにかく風が強い
動画：https://youtu.be/8csYrTiM6UA

4/18 16:55

写真を撮るのも一苦労です
動画：https://youtu.be/gFGuB-3B5-s

4/18 16:56

正面に富士山がうっすら見えます。
このグループのうち、一組のカップルが波が打ち付ける先端まで歩いてました。
男はともかく、お姉ちゃん度胸あるわ。

4/18 16:58

4/18 17:35

帰路途中、ベンチを見つけたので休憩のため立ち寄ったここ。
（ここまで強風ばかりで休憩できる場所が無かった）

4/18 17:35

これ、照明が当たってるのではなく、ストロボも使ってません。
藻自身が発光してる。

4/18 17:36

説明

4/18 17:35

不思議な植物を見れました。
https://tokyo-bay.biz/pref-chiba/city-futtsu/ch0275/
この後は帰路に着きました。おしまい。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

感想

ドンソク

■行き
4:30起床、5:20、雲取山に出発しようとしたが、念のため天気予報を確認すると、風速が昨日の予報より上がっている。
石尾根を歩けなくなる自分の姿を予想できたので、取りやめ。
でも天気は良い。天気が良い休日に家にいるのは嫌だ。

以前レコで見た千葉県の高宕山がいい感じだった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2883837.html
しかし、その為だけに行くのはもったいない。
房総半島はバイクで何度か訪れたが行けなかった場所が残っていたので、登山終了後に行くことにした。

6:30頃出発。
下道でアクアラインへ。
浮島ICが工事中なのでその手前の殿町ICから入るので余計に金がかかるが仕方ない。

海ほたるまでは順調。
腹が減ったので山で食べる予定だったカップ麺で朝食。

海ほたるを再出発すると、予想通り風が強くて煽られる。怖い。
60km制限だが30~40kmしか出せないので、ハザードを点滅させながら走った。
いつもは木更津金田ICまで短くて物足りなく感じていたが、今日は早く終わって欲しい…。

■高宕山
・鎖場を登る
・梯子を上る
・山頂狭い
・ピーク感凄い
ってことで槍ヶ岳っぽいな~と思いました。

■亀岩の洞窟
それ自体は良かったですよ。問題は場所。
「山道を1時間以上歩いて来れる場所」にあったなら、好きになれたと思う。
周りが余りにも俗っぽくて観光地ナイズされてて、そこが好きになれませんでした。

■黒滝
R128で所々に道標が見えて気になっていたけど、1.7kmという道標を見て近いなら…と行ってみた。
黒滝までの道でちょうどマラソン大会を実施中で、たくさんの人が走っていた。
先頭は全身金色のタイツ、マスク（口だけではなく頭全体の）も金色のアメコミヒーローみたいな細身のマッチョマン。名物男なのだろう。
どんどん山に入っていき、最後はダート。
バイクを駐輪して下ったら黒滝。
滝そのものより、海からたったこれだけの距離ですっかり山で滝まであることに驚いた。

■赤山地下壕跡
誰もいなかったので歴史の重みと感慨に浸れました。
ただ、余りにも何もなくて説明のパネルも少ないのは惜しい。
管理が大変かとは思いますが、当時壕内にあったものを置くとか、人形などで当時の様子を再現すれば、もっと価値が上がったと思う。

■沖ノ島公園
風が強かったので半分しか歩いていないが、普通の海岸という感じ。

■原岡海岸の桟橋
同上。確かに絵になる場所でした。

■帰路
東京湾フェリーはアクアライン（￥640）の3倍以上の\2100かかるのと、着いた先の葉山~鎌倉〜江ノ島辺りまでずっと渋滞のことが多い。
アクアラインも渋滞しているがその先に渋滞はなさそうだったので、フェリー乗り場がある金谷から34km先のアクアラインへ。

アクアライン上も相変わらず強風だったが、風よけとなった車列の間をすり抜けて進んだので怖くはなかった。
渋滞も大したことなくて、大体の場所で40km以上で走れた。
20:30帰宅。

急遽組んだ予定でしたが、行きたい場所に行けて楽しかった。
房総半島は走りやすくて何度行ってもよいです。