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Yamareco

記録ID: 309369
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

横山岳(白谷本流〜東尾根)

2013年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
8.5km
登り
935m
下り
926m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:50白谷登山口〜8:30経の滝〜8:55五銚子の滝(休憩)〜10:10横山岳山頂(昼食)10:45〜
11:10東峰〜11:37金居原コース分岐〜12:20林道出合〜12:55白谷登山口(駐車場)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白谷登山口駐車場(数十台は駐車可能)
 白谷登山口、東尾根登山口、コエチ谷登山口(三高尾根)共通に利用可能
コース状況/
危険箇所等
白谷本流コースから山頂へ登り、東峰を経由して東尾根コースを下山した
コースは地元の「杉野山の会」のご努力の賜物か、良く整備されている。5月19日に山開きをして未だ間が無いせいもあろうが、下草が駆り払われたりしていて歩き難いところは無かった。
登りの白谷コースは、途中の経の滝、五銚子の滝を始め大小の滝が有って楽しみながら登れる。少し時期が遅かったので花の種類は少なかったかもしれないが、それでも白いウツギを始めとしてかわいい花があちこちに目に付いた。
コース前半の登路に熊(だろうと思う)の便がまだ柔らかい状態で何箇所かで見ることが出来、独り言を言いながら登ったものである
経の滝を過ぎた辺りから山頂までの標高差450mの急登がとてもしんどい。場所によっては攀じ登っている感じの所もある。使うことは少ないが、急なところには殆どロープが付けられていて、安心感はあるだろう。
にしてもこのコースからだと、最後の最後まで山頂の姿を途中で拝むことが無いのが特徴かもしれない。(どうも登山口の駐車場のところから山頂が見えるようだ)
山頂には二等三角点が設置されている。周囲に樹木が有って余り展望はよくない。プレハブの倉庫のような小屋があって、梯子がかけられて屋根から展望することが出来るが、琵琶湖側と反対の北側の三周ヶ岳方面だけで視界は狭かった。
むしろ、横山岳から東峰へ向かう尾根がこのコース最大のパノラマコースである。右に琵琶湖から伊吹を奥に従えた金糞岳、左側に三周ヶ岳から能郷白山への山並みと更に遠くには残雪の残る白山までを望みながらのお散歩コースは楽しかった。
東峰の山頂は文字通り360度の大展望スポットで横山岳より沢山の人が休憩していた(と言っても10人も居なかったけど)。
東峰山頂から、東尾根を下山する。この尾根は、途中の看板でも「ブナ尾根」と書かれていた通り、とても美しいブナの自然林の中を歩いていくことになる。この季節新緑が光に映えて気分も最高であった。
ほぼ1時間ほどで林道(東尾根登山口)に下山(標高約500m)し、後は林道を登山口まで途中の花や新緑を楽しみながら歩いても、およそ30分で出発点の白谷登山口へ到着できる。
登山口に設置されている白谷小屋も未だ新しくて綺麗であるが、これも山の会のかたがたの尽力なのか、いろんな写真や過去からの資料なども並べられていて、時間が有ればゆっくりと見てみる価値はありそうだった。
白谷登山口の白谷小屋と駐車場(こちらは第1駐車場で道を挟んで手前側に更に広い第2駐車場がある)
2013年06月10日 23:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/10 23:47
白谷登山口の白谷小屋と駐車場(こちらは第1駐車場で道を挟んで手前側に更に広い第2駐車場がある)
白谷小屋の内部。天気が良いせいか、窓等が開放されていた。内部には多くの風景・植物等の写真や真中のテーブルにはいろんな資料が展示されている
2013年06月09日 07:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 7:45
白谷小屋の内部。天気が良いせいか、窓等が開放されていた。内部には多くの風景・植物等の写真や真中のテーブルにはいろんな資料が展示されている
小屋の右側の道を進むとすぐに白谷コース(左)と東尾根登山口(真直ぐ)の分岐がある。登りは左側へ
2013年06月09日 07:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 7:48
小屋の右側の道を進むとすぐに白谷コース(左)と東尾根登山口(真直ぐ)の分岐がある。登りは左側へ
ウツギの花はこの付近あちこちに見かけられる
2013年06月09日 07:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 7:49
ウツギの花はこの付近あちこちに見かけられる
暫くは林道風の道を進む
2013年06月09日 07:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 7:57
暫くは林道風の道を進む
そのうち沢沿いの本格的な登山道に
2013年06月09日 08:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 8:06
そのうち沢沿いの本格的な登山道に
2013年06月09日 08:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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林道の下を潜って、先で林道からの道と合流
2013年06月09日 08:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 8:17
林道の下を潜って、先で林道からの道と合流
経の滝付近に咲いてたヒメレンゲ
2013年06月09日 08:28撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 8:28
経の滝付近に咲いてたヒメレンゲ
経の滝。結構大きくて見応えあり
2013年06月09日 08:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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経の滝。結構大きくて見応えあり
ミヤマハコベ?
2013年06月09日 08:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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ミヤマハコベ?
沢をどんどん詰めて高度が上がると琵琶湖がだんだん見渡せるようになってくる。
2013年06月10日 23:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/10 23:40
沢をどんどん詰めて高度が上がると琵琶湖がだんだん見渡せるようになってくる。
渓流に少し残っていたタニウツギ
2013年06月09日 08:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 8:49
渓流に少し残っていたタニウツギ
五銚子の滝。。隠れた名滝じゃないだろうか。流量は物足りなくも無いが、何段にもわたってしかも横に広がって落ちる姿は美しいと思う
2013年06月09日 08:56撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 8:56
五銚子の滝。。隠れた名滝じゃないだろうか。流量は物足りなくも無いが、何段にもわたってしかも横に広がって落ちる姿は美しいと思う
2013年06月09日 09:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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五銚子の滝の上段部分(3段か4段になって落ちている)
2013年06月09日 09:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 9:06
五銚子の滝の上段部分(3段か4段になって落ちている)
ハルジオン
2013年06月09日 09:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 9:06
ハルジオン
2013年06月09日 09:17撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 9:17
五銚子の滝を過ぎると登りは益々急に!!所によってはロープに掴まって攀じ登る場所も・・・
2013年06月09日 09:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 9:25
五銚子の滝を過ぎると登りは益々急に!!所によってはロープに掴まって攀じ登る場所も・・・
サラシナショウマ
2013年06月09日 09:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 9:42
サラシナショウマ
随分高度が上がって、隣の山の稜線の向こうに霊仙山が競り上がってきた。でも琵琶湖などかなりぼんやりとした天気である
2013年06月10日 23:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/10 23:41
随分高度が上がって、隣の山の稜線の向こうに霊仙山が競り上がってきた。でも琵琶湖などかなりぼんやりとした天気である
頂上まで残り200m、ガンバレの看板。残り300mから100m刻みに励ましてくれる
2013年06月09日 10:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 10:00
頂上まで残り200m、ガンバレの看板。残り300mから100m刻みに励ましてくれる
横山岳山頂・真ん中に二等三角点。標識看板、奥のプレハブ小屋は梯子で登ることが出来、展望スポットになっている
2013年06月09日 10:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 10:18
横山岳山頂・真ん中に二等三角点。標識看板、奥のプレハブ小屋は梯子で登ることが出来、展望スポットになっている
その小屋の屋根の上から、山頂広場と琵琶湖方面
2013年06月11日 00:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/11 0:51
その小屋の屋根の上から、山頂広場と琵琶湖方面
反対側の北側。余り見ることも無い山々であるが、三周ヶ岳は一度言ってみたい山である
2013年06月11日 00:50撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/11 0:50
反対側の北側。余り見ることも無い山々であるが、三周ヶ岳は一度言ってみたい山である
白谷コースと東尾根コースの分岐標識。下山は、左側の東尾根コースへ
2013年06月09日 10:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 10:11
白谷コースと東尾根コースの分岐標識。下山は、左側の東尾根コースへ
2013年06月09日 10:54撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 10:54
東峰へ向かう稜線は、パノラマコース。右の琵琶湖側
東峰へ向かう稜線は、パノラマコース。右の琵琶湖側
左側の山並みの奥遠くに白く残雪の残る霊峰白山の姿が見ることが出来た。
2013年06月11日 00:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/11 0:43
左側の山並みの奥遠くに白く残雪の残る霊峰白山の姿が見ることが出来た。
東峰へ向かう途中から横山岳本峰を振り返る。この付近は高い木も無く、展望は思いのまま
2013年06月09日 11:01撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 11:01
東峰へ向かう途中から横山岳本峰を振り返る。この付近は高い木も無く、展望は思いのまま
東峰山頂(1130m)。何気なく通り過ぎてしまいそうな通り道と言う感じだが、このコース随一の展望ポイント
2013年06月09日 11:08撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 11:08
東峰山頂(1130m)。何気なく通り過ぎてしまいそうな通り道と言う感じだが、このコース随一の展望ポイント
南側にはどっしりとした金糞岳(1317m)。右の斜面に少し頭を出しているのが、伊吹山
2013年06月10日 23:58撮影
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6/10 23:58
南側にはどっしりとした金糞岳(1317m)。右の斜面に少し頭を出しているのが、伊吹山
東から北方面に目を転じると能郷白山や更に左には白山の美しい姿が望めた。一方、蕎麦粒の右にも高そうな山が!と誰かが言うので見てみると確かに標高のある御嶽山(かえって確認した)の姿も見えた!ラッキー!!
2013年06月11日 00:40撮影
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6/11 0:40
東から北方面に目を転じると能郷白山や更に左には白山の美しい姿が望めた。一方、蕎麦粒の右にも高そうな山が!と誰かが言うので見てみると確かに標高のある御嶽山(かえって確認した)の姿も見えた!ラッキー!!
東尾根はブナの自然林の中を比較的ゆったりと下っていく
2013年06月09日 11:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 11:21
東尾根はブナの自然林の中を比較的ゆったりと下っていく
金居原コース(左)との分岐。ここは、右手の道を真直ぐに
2013年06月09日 11:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 11:37
金居原コース(左)との分岐。ここは、右手の道を真直ぐに
コアジサイ
2013年06月09日 11:56撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 11:56
コアジサイ
2013年06月09日 12:01撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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6/9 12:01
東尾根もだいぶ下ってきた。目の前に金糞岳と白倉岳の大きな姿がのしかかってくるよう
東尾根もだいぶ下ってきた。目の前に金糞岳と白倉岳の大きな姿がのしかかってくるよう
文字通りブナ林を満喫できる尾根道でした
2013年06月09日 12:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:15
文字通りブナ林を満喫できる尾根道でした
林道との出合。ここが東尾根登山口になっている
2013年06月09日 12:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:20
林道との出合。ここが東尾根登山口になっている
登山口の近く、左へ降りると白谷登山口へ戻れる。前方の赤い橋が夜這橋という名前で、奥に「夜這い水」という水がパイプから流れている
2013年06月09日 12:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:26
登山口の近く、左へ降りると白谷登山口へ戻れる。前方の赤い橋が夜這橋という名前で、奥に「夜這い水」という水がパイプから流れている
2013年06月09日 12:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:22
少し紫っぽいハルジオンっと思うけど、ヒメジョオン?どっちなんだろう。。
2013年06月09日 12:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:33
少し紫っぽいハルジオンっと思うけど、ヒメジョオン?どっちなんだろう。。
あざみ
2013年06月09日 12:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:43
あざみ
2.5kmほど林道を歩いて出発点の白谷登山口へ戻る
2013年06月09日 12:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
6/9 12:53
2.5kmほど林道を歩いて出発点の白谷登山口へ戻る

感想

関西百名山の北方面に残る山の数は大分少なくなってきた。
今回はそうした山の一つ滋賀県の横山岳を目指した。滝あり、展望あり、ブナの新緑ありの好コースで以前から目に付けていたのだが、何せ遠い(っと言っても高速利用で片道170km程度)。何となく延ばしてきたが、ついに登りました。


 今回の歩行距離: 8.9km   今年の累積距離:222.0km
 今回の累積標高: 994m   今年の累積標高:15,937m

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