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Yamareco

記録ID: 3238588
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ハイキング
奥多摩・高尾

刈寄山/入山尾根の下部半分に再挑戦

2021年06月09日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.8km
登り
377m
下り
435m

コースタイム

登山口9:15−支尾根350m圏鞍部9:55〜10:30−入山尾根合流11:20−536mコブ(翁沢の頭、一ッ石山)11:35〜12:35−386mコブ(向山)13:05−390m圏コブ13:20−350m圏鞍部13:50〜14:30−370m圏基準点14:45−琴平神社14:55〜15:15−下山口(林道車両通行止)15:30−美山小学校東の信号15:45
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高尾から都道61号(美山通り)を北上する。圏央道の八王子西ICを過ぎ、トンネルを抜けた直後の信号で左折する。集落を抜けた先、車両通行止のゲートの少し先が下山口。
さらに、先ほどの信号をそのまま400mほど直進して美山小学校東の信号で左折する。美山工業団地を過ぎ、大きな採石場の入口100mほど手前が登山口(案内は無い)。
下山口と登山口の間に適当に駐車できればよいが、お勧め出来る駐車地点は無い。
コース状況/
危険箇所等
まずは入山(いりやま)尾根のほぼ中間地点にある536mコブを目指す。採石場の手前に沢沿いの山道があるが、途中で消えるので、採石場の境の支尾根に乗り移ってこれを詰める。踏跡は断続的で一部で厳しい急登を強いられる。
入山尾根に出たら、これを南東方向に辿って琴平神社に出る。比較的明瞭な踏跡が続き、テープも散見される。
536mコブの登山口(取付き)。狭い山入川に小さな橋が架かっている。手前に「山入川」の標識があるのみ。標高255m
2021年06月09日 09:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 9:14
536mコブの登山口(取付き)。狭い山入川に小さな橋が架かっている。手前に「山入川」の標識があるのみ。標高255m
小さな涸沢に沿って断続的ながら山道が続くのでこれを辿る
2021年06月09日 09:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 9:37
小さな涸沢に沿って断続的ながら山道が続くのでこれを辿る
この道は330m圏付近で消える。獣道を拾いながら突き上げる
2021年06月09日 09:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 9:52
この道は330m圏付近で消える。獣道を拾いながら突き上げる
右寄りに登り、採石場との境の支尾根に乗る。350m圏の鞍部で、林道跡が小さなコブの北側を巻いてここに伸びて来ている
2021年06月09日 09:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 9:58
右寄りに登り、採石場との境の支尾根に乗る。350m圏の鞍部で、林道跡が小さなコブの北側を巻いてここに伸びて来ている
次の380m圏コブへの上りは急登だ
2021年06月09日 10:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 10:32
次の380m圏コブへの上りは急登だ
一旦鞍部になるが、再び急登。真っすぐ落ちている獣道を直登する
2021年06月09日 10:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 10:47
一旦鞍部になるが、再び急登。真っすぐ落ちている獣道を直登する
岩屑が急斜面に不安定に散らばっているので、気を抜けない
2021年06月09日 10:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 10:50
岩屑が急斜面に不安定に散らばっているので、気を抜けない
露岩が数個現れるが簡単に縫って登れる
2021年06月09日 10:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 10:58
露岩が数個現れるが簡単に縫って登れる
460m圏を越えると傾斜が緩まり一息つける
2021年06月09日 11:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 11:12
460m圏を越えると傾斜が緩まり一息つける
490m圏で入山尾根に合流した。明瞭な踏跡が確認できて一安心
2021年06月09日 11:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 11:21
490m圏で入山尾根に合流した。明瞭な踏跡が確認できて一安心
地形図では490m圏の鞍部付近は平坦に描かれているが、実際は急登・急下降の小さなコブが連続している
2021年06月09日 11:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 11:26
地形図では490m圏の鞍部付近は平坦に描かれているが、実際は急登・急下降の小さなコブが連続している
鞍部から急登一時後、緩やかな尾根を辿ると536mコブに着いた。本日の最高点。一ッ石山と呼ばれているが、その山名板は目立たない
2021年06月09日 12:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 12:28
鞍部から急登一時後、緩やかな尾根を辿ると536mコブに着いた。本日の最高点。一ッ石山と呼ばれているが、その山名板は目立たない
別の木に別の山名板。翁沢の頭とも呼ばれているとか。でもこの山名板は5mの高さに括られていたので気付きにくい
2021年06月09日 12:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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6/9 12:28
別の木に別の山名板。翁沢の頭とも呼ばれているとか。でもこの山名板は5mの高さに括られていたので気付きにくい
こんな手書きの警告が棒に差さっていた。でも、ここに来る人は何も無い所を楽しむ酔狂な輩ではないの?
2021年06月09日 11:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 11:36
こんな手書きの警告が棒に差さっていた。でも、ここに来る人は何も無い所を楽しむ酔狂な輩ではないの?
ここから南に向かって下る。一部、急下降もあるが、大体は緩やかな下りで、植林帯の境を進む
2021年06月09日 12:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 12:42
ここから南に向かって下る。一部、急下降もあるが、大体は緩やかな下りで、植林帯の境を進む
長い下りが終わって僅かに上ると386mコブに着く。向山と書かれたテープが木に巻かれていた
2021年06月09日 13:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 13:03
長い下りが終わって僅かに上ると386mコブに着く。向山と書かれたテープが木に巻かれていた
この先は300m台後半のコブを6つも上り下りする。自然林の中に明瞭な踏跡が続き、気持ちが良い
2021年06月09日 13:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 13:10
この先は300m台後半のコブを6つも上り下りする。自然林の中に明瞭な踏跡が続き、気持ちが良い
コブの中で一番高い390m圏コブ。536mコブで見たのと同じ形式の山名板が下がっていた
2021年06月09日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 13:21
コブの中で一番高い390m圏コブ。536mコブで見たのと同じ形式の山名板が下がっていた
3本の倒木が通せん坊。この尾根に障害物は他にほとんど無かった程、歩き易い尾根道だった
2021年06月09日 13:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 13:41
3本の倒木が通せん坊。この尾根に障害物は他にほとんど無かった程、歩き易い尾根道だった
尾根の北側は採石場。取付きの支尾根北側の採石場とは別で、ブルドーザの騒音がうるさくて、気持ち良い尾根道も台無し
2021年06月09日 13:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 13:45
尾根の北側は採石場。取付きの支尾根北側の採石場とは別で、ブルドーザの騒音がうるさくて、気持ち良い尾根道も台無し
350m圏鞍部まで降りると、騒音は370m圏コブの陰になって聞こえなくなった。広々した鞍部で落ち着いて一休み
2021年06月09日 14:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 14:28
350m圏鞍部まで降りると、騒音は370m圏コブの陰になって聞こえなくなった。広々した鞍部で落ち着いて一休み
なだらかな尾根を東に進むと3つ目の370m圏コブ。また同じ形式の山名板が下がり、ここも東京350。これは何だろう?
2021年06月09日 14:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 14:41
なだらかな尾根を東に進むと3つ目の370m圏コブ。また同じ形式の山名板が下がり、ここも東京350。これは何だろう?
東西に長い370m圏コブの東端に八王子市の基準点が埋められていた
2021年06月09日 14:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 14:43
東西に長い370m圏コブの東端に八王子市の基準点が埋められていた
このコブの下りは短いけれど急だった
2021年06月09日 14:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 14:46
このコブの下りは短いけれど急だった
向山から6つ目のコブ350m圏には立派な社が建っていた
2021年06月09日 15:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 15:12
向山から6つ目のコブ350m圏には立派な社が建っていた
この神社の参道は急斜面にジグザグが切られ、金属の手摺が設置されている。山の上の神社まで参詣するのは大変だろうな
2021年06月09日 15:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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6/9 15:15
この神社の参道は急斜面にジグザグが切られ、金属の手摺が設置されている。山の上の神社まで参詣するのは大変だろうな
急斜面が終わると杉並木の参道
2021年06月09日 15:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 15:22
急斜面が終わると杉並木の参道
木の鳥居を過ぎ、さらに中腹には石造りの鳥居。これも立派だ。先程の社は琴平神社とのこと
2021年06月09日 15:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 15:27
木の鳥居を過ぎ、さらに中腹には石造りの鳥居。これも立派だ。先程の社は琴平神社とのこと
林道に降り立った。ここが下山口になる。直ぐ先に車両通行止、この数十m先から民家が始まる
2021年06月09日 15:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 15:29
林道に降り立った。ここが下山口になる。直ぐ先に車両通行止、この数十m先から民家が始まる
集落を抜けて美山通りに出る。美山小学校東の信号で左折すればゴールのはずだったが・・・
2021年06月09日 15:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
6/9 15:43
集落を抜けて美山通りに出る。美山小学校東の信号で左折すればゴールのはずだったが・・・
撮影機器:

感想

6年前、盆前山を通って刈寄山に登り、入山尾根を下って周回するルートを設定した。
入山尾根の北側は巨大な採石場となっていて、尾根を下り始めて500m程進むと、尾根直下まで砕石現場が迫ってきた。さらに610m圏コブを越えると、ここから615mコブの間は尾根筋まで削られ、採石するために邪魔な樹々は倒され、尾根の南斜面のかなり下まで倒木が覆いつくしていた。自然破壊も酷いものである。

尾根筋はブルが動き回っていて通れないので、南側の倒木密集斜面をトラバースしていった。でも、たった100m程進むのに30分は掛かった。まだまだ倒木斜面は続くので断念、少し戻って適当な支尾根を下って林道に降り立ち、車に戻った。

結果として、長い入山尾根の2割も歩いていない。そこで今回再挑戦することにしたが、上部は採石場がすぐ北側に迫っているので諦め、下部半分だけを歩くことにして、コース状況に述べたルートを設定した。

まずは入山尾根のほぼ中間部に立つために、採石場との境の支尾根を登った。一部足場の悪い急登を強いられたが、なかなか面白かった。
入山尾根に出れば後は楽勝、明瞭な踏跡を辿りながら気持ち良い尾根道を下って行った。小さなコブが多く、コブによっては進むべき方向が変わる。その地点ではルート探索に気を付けたが、ミスをすることも無く、順調に明るい尾根道を楽しめた。

下山後、登山口近くに停めた車に戻る必要がある。延々と車道を歩くのは嫌なので、山入川の北側の尾根を辿ることにした。しかし、大きなミスを犯して北側の川口川側に降りてしまった。里山は意外と怖いですね。この辺りの経緯や写真を載せても、皆さんにとっては何の参考にもならないから、全て省略します。

数年来の宿題が片付いたと思ったら、新しい宿題が出来た。どこでどう間違えたか、山入川の北側の尾根に再挑戦する積りです。

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