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Yamareco

記録ID: 3251359
全員に公開
沢登り
白山

石徹白川笠羽谷溯行 と 銚子ヶ峰の東西の雪渓スノボ滑降

2021年06月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:23
距離
13.8km
登り
1,136m
下り
1,128m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:08
休憩
0:06
合計
10:14
6:33
495
14:48
14:52
32
15:24
15:24
26
15:50
15:50
54
16:44
16:46
1
天候 朝曇、昼前から晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石徹白登山口に駐車。下山してくると路駐してる車が1台あったので、俺らの出発後、駐車場満車やったのかも。
コース状況/
危険箇所等
ブヨ、ブト少な目。噛んでこない羽虫はたくさん居た。カゲロウの小さいようなやつ?
その他周辺情報 満天の湯
石徹白登山口、俺らの出発時は満車ではなかったが、結構な台数が止まっていて、別山まで日帰りピストンするって人らも居た。日が長いから間に合うのかな。
2021年06月06日 06:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白登山口、俺らの出発時は満車ではなかったが、結構な台数が止まっていて、別山まで日帰りピストンするって人らも居た。日が長いから間に合うのかな。
ねまがり
2021年06月06日 06:43撮影 by  Power 3, UMIDIGI
2
6/6 6:43
ねまがり
ヤマザキ春の堰堤まつり
2021年06月06日 06:58撮影 by  Power 3, UMIDIGI
1
6/6 6:58
ヤマザキ春の堰堤まつり
笠羽谷本流標高1090mにかかる橋を東詰側から写した
2021年06月06日 07:06撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 7:06
笠羽谷本流標高1090mにかかる橋を東詰側から写した
笠羽谷本流標高1090mにかかる橋を上流側から写した。ここまで林道歩きで、ここから溯行開始。
2021年06月06日 07:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 7:08
笠羽谷本流標高1090mにかかる橋を上流側から写した。ここまで林道歩きで、ここから溯行開始。
2021年06月06日 07:26撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 7:26
左岸枝沢
2021年06月06日 07:26撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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左岸枝沢
魚影あり
2021年06月06日 07:26撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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魚影あり
この写真のとこはまだましやけど、でかい流木で川全体が埋め尽くされてるところがあり、「この下に板があっても分からんなぁ」って思ってた。
2021年06月06日 07:57撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 7:57
この写真のとこはまだましやけど、でかい流木で川全体が埋め尽くされてるところがあり、「この下に板があっても分からんなぁ」って思ってた。
二又
2021年06月06日 08:23撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 8:23
二又
コシアブラ説
2021年06月06日 08:25撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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コシアブラ説
2021年06月06日 08:30撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 8:30
2021年06月06日 08:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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標高1265m二又
2021年06月06日 08:49撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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標高1265m二又
林業ワイヤー
2021年06月06日 08:57撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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林業ワイヤー
2021年06月06日 09:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 9:08
右岸支流からかかる20m滝
2021年06月06日 09:28撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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右岸支流からかかる20m滝
右岸支流からかかる20m滝
2021年06月06日 09:45撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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右岸支流からかかる20m滝
ボードあったでー
いやー、うれしいなぁ
落とした場所から ほとんど流されてなかった。
2021年06月06日 10:04撮影 by  Power 3, UMIDIGI
3
6/6 10:04
ボードあったでー
いやー、うれしいなぁ
落とした場所から ほとんど流されてなかった。
笹薮
ネガマリタケ多数
2021年06月06日 10:40撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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笹薮
ネガマリタケ多数
人間が写ってます
2021年06月06日 10:41撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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人間が写ってます
吉田クマプリント
2021年06月06日 11:01撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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吉田クマプリント
2021年06月06日 11:01撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:01撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:01撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:11撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:15撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:15撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 11:15撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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夏道
2021年06月06日 12:03撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 12:03
夏道
2021年06月06日 12:04撮影 by  Power 3, UMIDIGI
1
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2021年06月06日 12:17撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 12:17
2021年06月06日 12:26撮影 by  Power 3, UMIDIGI
1
6/6 12:26
2021年06月06日 12:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 12:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 12:37撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 12:37
12:44休憩開始
2021年06月06日 12:46撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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12:44休憩開始
2021年06月06日 13:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 13:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 13:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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別山
2021年06月06日 13:12撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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別山
とょえしがみね
2021年06月06日 13:12撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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とょえしがみね
2021年06月06日 13:13撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 13:13撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 13:13撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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1ターン目?
2021年06月06日 13:27撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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1ターン目?
2ターン目?リーンウィズ
2021年06月06日 13:27撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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2ターン目?リーンウィズ
2021年06月06日 13:32撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 13:35撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 13:35
2021年06月06日 13:35撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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べでさん
2021年06月06日 13:54撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 13:54
べでさん
2021年06月06日 13:55撮影 by  Power 3, UMIDIGI
6/6 13:55
2021年06月06日 14:06撮影 by  Power 3, UMIDIGI
2
6/6 14:06
2021年06月06日 14:07撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:08撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:09撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:10撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:10撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:10撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:11撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:16撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:16撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:16撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:16撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:17撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:17撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:27撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:27撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:27撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:27撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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私が歩くのが遅く、パーティーとしての移動速度を上げるため、元気のあり余るspringerさんに板を持ってもらいました。有難うございました。
2021年06月06日 14:41撮影 by  Power 3, UMIDIGI
1
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私が歩くのが遅く、パーティーとしての移動速度を上げるため、元気のあり余るspringerさんに板を持ってもらいました。有難うございました。
2021年06月06日 14:42撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:44撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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new山ボーダー誕生の瞬間
2021年06月06日 14:45撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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new山ボーダー誕生の瞬間
2021年06月06日 14:45撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:47撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:48撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:48撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:48撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:49撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:51撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:52撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:55撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:56撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 14:56撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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springerさん撮影。銚子ヶ峰東斜面でのスノボ滑降。3ターンくらい
2021年06月06日 15:02撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
6/6 15:02
springerさん撮影。銚子ヶ峰東斜面でのスノボ滑降。3ターンくらい
石徹白集落
2021年06月06日 15:23撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白集落
母オン岩
2021年06月06日 15:24撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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母オン岩
2021年06月06日 15:33撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 15:50撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 15:52撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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2021年06月06日 15:55撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白集落
2021年06月06日 16:03撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白集落
野伏せ、オシロヤマ
2021年06月06日 16:07撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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野伏せ、オシロヤマ
でか倒木
2021年06月06日 16:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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でか倒木
2021年06月06日 16:31撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白大杉
2021年06月06日 16:44撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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石徹白大杉
屋久島なう
2021年06月06日 16:44撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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屋久島なう
屋久島なう2
2021年06月06日 16:46撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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屋久島なう2
2021年06月06日 16:54撮影 by  Power 3, UMIDIGI
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装備

個人装備
ヘルメット ハーネス 下降器 沢靴か沢足袋
共同装備
7.8mm30m 8mm30m 8mm10m ジャンピングキット ガチャ類 ツェルト2-3人用 ガス缶とヘッド 焚き付け
備考 プラスのドライバーをもっていけばよかった

感想

●経緯
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3044079.html
 ↑今年4月頭にmommomと白山中居神社から別山に行った時、2日目の あと少しで林道、というところで板を滝の沢割れの穴に落とした。いや、軽量化のため、なくなくデポした。その板を拾いに行くことにした。また、あわよくば、滑り納めもしてやろうと考えていた。当初、泊りで ゆっくり行く計画だったが木曜〜金曜の降雨量が多かったので、日曜に日帰りに行くことに。26歳の若者二人も一緒に行ってくれることになった。

●出発まで
 いつも通り探し物が見つからず、具体的には防水ノートが見つからず、最終的には見つかったが、軽量ヘッドライトと合羽のズボンを忘れて家を出た。中古車屋さんに書類を届けた後、コーナンに寄り、合羽のズボンを買った。ヘッドライトは重量級のものならある。19:30待ち合わせだったが、20:15頃ようやく大津のランデブーポイントへ。遅れてすみませんでした。大津には打ち上げ花火が上がっていた。
 1台に乗り合わせて大津ICから高速。深夜割適用のため、PAで前夜車中?泊してもよかったが、3人で割り勘できるからええやん、と白鳥ICを出ると4960円で予想以上に高かった。ファミマによると、店の前に若者がたむろってた。そこからすぐの道の駅で寝る。道の駅のトイレはめちゃめちゃ綺麗やった。朝5時起きといってたが、それより少し早めに起きて出発。白山中居神社のPには誰もとまってなかったが、石徹白登山口には7〜8台の車が止まっていた。

●山行メモ
・石徹白登山口→標高1090mの橋
 林道のヘアピンをショートカットしようかとも思っていたが、現場で見ると、道どおりに歩いたほうが早い気がしたので、道どおりに。4人組の釣り師が抜いていった。4月に来た時との様子の違いを楽しんだり、植生を観察したりしながら歩くと、林道上は鬱蒼としてくるが、踏跡は残っていて、それを辿る。標高1090mあたりで林道は、というか林道跡?は完全に藪と化していた。

・標高1090mの橋→標高1400mあたり
 これ以上 林道よりも川床のほうが速いだろうと、川に降り、遡行開始。4月との景色の違いを楽しみながらいく。魚影を結構みた。禁漁区だから、多いのか?ボードが落ちてるかも、と探しながらいく。途中、倒木で埋め尽くされてるような区間があり、「ボードが倒木の下敷きになってたら分からんな」と思った。
 水量がだんだんと少なくなってくる。途中、シャワークライミングも楽しみながらいく。20mほどの右岸からかかる大滝のところは冬と同様、開けていて いい景観やった。大滝のところで谷の本流は右に曲がり傾斜はきつくなる。そろそろ板をデポした地点やけど、もぉ通り過ぎてるかな、だれかが取ってくれたかな、熊に食べられたかな、と考えながら遡行してると、とあるインゼルになってる区間でspringerさんと俺が分かれて登ったところで、ビービービーとspringerさんの呼子が。反対側の流れに上から覗いてみると、2ヶ月ぶりの板とビンディングが岩の下の隙間に細くて短い流木とともに詰まっていた。簡単に回収できた。板をチェックするとソールは綺麗で、エッジが少し錆びている以外は、ビンディングも含め、なんの支障もないようやった。

・標高1400m→石徹白道 標高1784m地点
 板をモンベル40lバランスライトのザックにシュリンゲ類で装着してみた。springerさんには林道の様子を探ってみて、と、地形図記載で谷のスグ横を走る林道をチェックしてもらう。naoさんも上がっていったが、そこをこのボード付きザックを背負って登れるとは、到底おもえない。荷揚げ?まさか…。林道がそんなに歩き易そうにも見えなかったので板を見つけた後のスグの滝は右岸から巻いた。「巻いた」と一言で書いたが、ザックから板を外して、板を上に押しやって、、、みたいなことをしないと登れなかった。まぁまぁの笹薮。板がなければ どうってことないが、板も持ったり背負ったりしての笹薮漕ぎは大変や。この右岸巻き、多分、板を落とした、いや、デポした時にも辿ったとこやな、ははは。また落とさんようにせな、とゆっくり焦らないように心がけて登った。ひといき登ると、あとは平流になっていた。そういえば、4月に沢沿いをボードで滑った時も ここはナダラカやったなぁと思い出した。
 灌木の枝が水流上に出ているところも多く、そうゆう箇所を板をつけたザックを背負ったままで歩くのには工夫がいった。板を斜めにして、かなり下のほうにつけると、そういった枝を避け易かった。
 そんなこんなで休憩もはさみ、熊が食べるようなネマガリタケの鑑賞などもし、ついでに湯を沸かしてラーメン食べたり、、、もしながら進む。
 springerさんは、福井県と岐阜県の県境に早めに出て県境を辿ることを主張していたが、俺のわがままで、県境にはこだわらずに、藪の薄そう、かつ、夏道稜線までの距離が短くなりそうなルートをたどらせてもらうことに。
 水流横の笹薮は、どうも熊が歩いた跡のようなものが残っている。というか笹がなぎ倒されてるところがあった。水流上に灌木の枝が密集してるようなところもあり、どこが楽なのか吟味して選んでいくのは楽しかった。笹薮台地になってるようなところがあり、目指す稜線まではまだ遠く、藪も濃いような気がして、一瞬、くらっとなったが、そういった熊の跡?というか、笹が倒れてるようなところを辿っていくと、最初の印象ほどのキツさはなく、思いのほか、速く進めた。
 笹薮漕ぎ漕ぎ、斜度がきつくなり、空が見え、あ、もぉそこが夏道なのか、と登ってったら、沼地のような湿原のような開けた場所に出て、夏道は まだまだ向こうで、「あとちょっとあとちょっと」詐欺にあった。
 雪が笹原の上に残っていて、「稜線夏道の東側もスグのとこには雪ついてないかもな」と思ったので、ここで撮影会開催させてもらった。つまり、スノボで滑ってるとこを撮ってもらうってこと。笹薮漕ぎも疲れてたし、ちょっと休憩がてら、滑ってみた。沢靴にビンディングで締めるが、ビンディングをいっぱいに締めても まだ隙間があり、まぁ沢靴の体積がソフトブーツより小さいので仕方ないが、とても、まともに滑れるような気がしなかった。雪面もスプーンカットだらけで どないもならんわ、と思ったが、3ターンくらいは一応でけた。



 その後、あと標高差50mくらい笹薮漕ぎを頑張って、夏道に出た。ほぼ、標高1784m地点のところ。皆でハイタッチし、絶景の別山方面やカラスノ谷方面の写真を撮った。

・石徹白道 標高1784m地点→石徹白登山口
 笹薮漕ぎは気合が入っていてザックに装着した板もなんのそので登っていったが、夏道に出ると、その重さがずっしりと脚に効いてきた。二人の歩くスピードにはとても追いつかず、喘ぎながら稜線を歩く。晴れた陽射しが恨めしい。
 銚子ヶ峰の少し手前で、springerさんに「荷物、一部もってくれへん?」と言い、ガチャ類とかを持ってもらおうとしたが、「板もちますよー」との申し出に有難くしがみついたw
 そこからは楽やったが、springerさんは板を持たせてもまだ俺より速かったw
 銚子ヶ峰ピークで ご夫婦にシャッターを押してもらった。
 その後、東側の稜線直下に雪渓があり、そこでも撮影会をさせてもらった。笠羽谷よりも斜度がきつかった。



数ターンを終え、板を外して登り返そうとしたときに滑ってしまい、雪の切れた笹の上まで3m滑落。その後、両手で板をもって、けりこみながら登ったが、途中から、ロープを下ろしてもらい、それで板を引き上げてもらった。ザックに入れてたチェーンスパイクを使えば、登り返しが もう少し楽やったかも。
 神鳩小屋で 先の ご夫婦に追いつき、少し話をし、そのあとは、こけないように夏道を歩き、元気いっぱいにくるくる回って枝に板が当たらないようにしながら降りていくspringerさんを後ろから眺めながら、「今日もイイ山だったな」と思うのだった。おわり。

●関西⇔石徹白 旅程
6/5
18:15 西チベ自宅発 いろいろ寄り道しながら大津へ
20:27 大津から一台に乗り合わせて高速で
22:48 道の駅 白山文化の里長滝着 前夜泊

6/6
5:00 道の駅 白山文化の里長滝発
5:50 石徹白登山口着
 沢登りと山ボードお楽しみタイ厶
17:28 石徹白登山口発
18:00-19:10 満天の湯でお風呂と夕飯
21:30 大津で解散→GS給油→
22:58 自宅最寄りコンビニ
23:14 西チベ自宅着

●交通費
 ・高速代
  大津⇔白鳥 4960円×2(ETC休日割なし)
 ・ガソリン代 往復4874円(467.4km, 14km/l, 146円/l)
 ・合計 14794円÷3人=4931円/人

●総括
 またもや最高のスノボ納め(板納め?滑り納め?)となったw
 沢初め?にもイイ谷やと思う。ガチャやらロープやらもってったけど全く使わなかった。雪渓をスノボで滑った後の登り返しで、せっかくもってったチェーンスパイクを使わなかったのは、俺がアホであることの証明。そう、チェーンスパイクを使うべきだった。
 springerさんには以下の点で世話になりっぱなしやった。
 ・板の発見
 ・銚子ヶ峰から登山口までの板担ぎ
 ・帰りの満天の湯から大津までの運転
 本当に有難うございました。
 お若いお二人には、板回収が「トレジャーハンティングですね」と言ってもらえて若干 救われた

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コメント

斜め上を行く滑り納め
板見つかって良かったですね。いやデポしただけかw
2021/6/13 0:10
Re: 斜め上を行く滑り納め
沢靴で板乗れて嬉しかったっす
2021/6/13 2:33
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