【043】(真夏の十二ヶ岳) 毛無山→十二ヶ岳→金山→鬼ヶ岳→鍵掛峠
- GPS
- 07:54
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2台しか駐車してませんでした 復路:いやしの里→BS→毛無山登山口(330円) 富士急バス http://bus.fujikyu.co.jp/transportation/retrobus_fujikko.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 <駐車場〜毛無山> ・特に危険な処なし <毛無山〜十二ヶ岳> ・十ヶ岳を過ぎると長い岩場のアップダウン。ロープ・鎖がありますが、十分注意が必要です。 <十二ヶ岳〜金山> ・十二ヶ岳からの尾根に鎖・ロープのUP・DOWNあり。こちらも注意。 <金山〜鬼ヶ岳〜鍵掛峠> ・道に夏草や笹が被って足元が見えない処もあるので、岩や崩壊箇所には御注意あれ。 ■温泉 いずみの湯 http://www.hamayouresort.com/hotspa/izumi/ |
写真
感想
お盆連日も暑い日が続いていますが、どこへ行こうか、この処ゆったりとした山行が続いているので少し変化のあるところという事で十二ヶ岳に行きました。
渋滞もなくスムーズに文化洞トンネル駐車場に到着。駐車場には、2台しか止まっていません。当然でしょう。この暑い中、行く人いるの? てな感じです。準備をして駐車場にある毛無山登山口からレッツゴー。
悪路もなく高度を上げで行きますが、幸い湿度があまり高くないのか蒸し暑くありません。それに風が気持ちいい。何もないP1242を過ぎ木漏れ日の中の広い道を登り、毛無山山頂に近づくと視界が開け、一気に富士山が目の前に全身を現します。その代わり日影がなくなり太陽が暑い〜。
富士山に感激していると、チョット広い山頂に到着。ここから十二ヶ岳のカウントアップが始まります。
展望のない稜線を進むとあっけなく四ヶ岳に到着。ここでは再び展望が開けます。十二ヶ岳も近づいてきます。さらに進むと立派なブナがあったりしますが、だんだん岩ぽっくなって来て、木々の間からは、隣の稜線と節刀ヶ岳が覗けます。十一ヶ岳からは、スリリングな岩の登り降りです。それぞれの箇所に何か名前が付いていても可笑しくないポイントですが・・・。どうなんでしょう?
十一ヶ岳の下りの切り立った岩肌に長いロープが付いてます。んーン下を見るとなんじゃここはと思いますが、足場を確保してゆっくり降りれば大丈夫。ここを下ると今度は、吊り橋。この橋は高度感がないのでそれほど怖くないです。
ところが橋を渡ると今度は登りの鎖・ロープが待ち受けています。後を見ると怖くなるような処もありますが、慎重に登ります。結構斜度のある登りが続きます。途中で後を振り返ると、黒岳・破風山の尾根が見渡せます。やっと登り切り平なところに出ると桑留尾への分岐、この先が十二ヶ岳の山頂です。
十二ヶ岳山頂には、可愛い祠が二つ。山頂からは、山中湖から河口湖、西湖と富士山が綺麗に見渡せますが、生憎この時間、雲と靄で富士山は霞んでいます。
金山に向かって尾根を進みます。暫く景色を楽しみながら歩く行くと、また下りの長いロープが登場。そして登り返しの鎖と梯子を過ぎると、後は樹林帯の中を進み金山への登りにかかります。金山山頂は、木々に囲まれ平で山頂らしくありません。アブやらハエがいましたが、スプレーを掛けた効果か?あまり近寄ってきません。草むらで仰向けにごろりと、暫く空を眺めクールダウン。こぼれ日がまぶしい。
鬼ガ岳に向かいますが、道が夏草や笹に覆われている所が多くなっています。アザミも処によってあるのでひっかけない様に注意。鬼ガ岳に到着。全方位の展望が出来ますが、富士山・南アルプス・奥秩父の山並みは靄の中。今日歩いてきた稜線だけは、まだ見えます。よく歩いたもんだと一人で感心。雪頭ヶ岳は、パスして下山開始。
道が夏草や笹で見えなくなってきますが、狭い道で、岩があったり、南斜面がガレていたりしているので足元には、十分な注意が必要です。一度南斜面の崩落しているところに落ちかけました。注意!! 途中の鞍部に突然大きな岩が現れます。道は巻いていますが登って休憩。絶景です。
鍵掛峠からは、今までとうって変わったブナの原生林の中、下草もなく九十九折りの道を延々と下ります。高度が下がるとと同時に湿気も気になりだします。膝もなんだか痛くなりそうですが、階段が無いだけ助かります。途中で沢が見えますが、枯れ沢のようです。
登山口に到着。林道がまだ続きます。林道を下って行くと、いやしの里の脇に出てきます。いやしの里は、昔の茅葺屋根の集落を再現してあるようですが、ここにも中国の団体さんが押し掛けていました。
ここからは、レトロバスに乗り文化洞トンネル(毛無山登山口)まで乗車して駐車場まで帰り、いずみの湯で汗を流しました。
今回は、距離の割にはくたびれましたが、稜線の上は程良い風が心地よく、灼熱地獄から解放されました。当然?、本日 山で出会った人 ゼロでした。
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