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Yamareco

記録ID: 33678
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無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

強風の尾根を鳥首峠から有間山 冠岩から大日堂へ下りぬくもり号

2009年02月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
15.6km
登り
1,125m
下り
1,002m

コースタイム

飯能7:01/10・名郷8:05/10・鳥首峠9:45・橋小屋ノ頭10:40・有間山11:05/30・橋小屋ノ頭11:50・鳥首峠12:35・冠岩13:15・浦山大日堂13:50/14:20市営バスぬくもり号・西武秩父14:50/15:25レッドアロー・池袋16:46
天候 快晴強風・特に尾根筋は北西の寒風
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
鳥首峠手前の沢分岐で右へ送電鉄塔作業道に登り尾根筋を鳥首峠の北300mに出る。
有間山まで雪はほとんど消えていて歩きやすい。
鳥首峠から5分ほど南下した地点の急崖はロープあるが下りは特に結構厳しい。
冠岩集落へ下る途中で尾根筋を直進して5分ほどロス。通行止めを補強工作した。
2008年3月に秩父鉄道観光バスが廃線となり4月から市営バスぬくもり号。
以前は午後四時台があったが、今は14:20が最終。料金は300円で定員は15人。「ふるさと」のオルゴール鳴らす。
ぬくもり号http://www.city.chichibu.lg.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&wit_oid=icityv2::Contents::3242
工場の右手が登山道
2009年02月01日 08:39撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:39
工場の右手が登山道
しばらくは線路沿い
2009年02月01日 08:49撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 8:49
しばらくは線路沿い
送電鉄塔から
2009年02月01日 09:16撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:16
送電鉄塔から
尾根筋を登り
2009年02月01日 09:26撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:26
尾根筋を登り
峠の300m北で道に出た
2009年02月01日 09:40撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:40
峠の300m北で道に出た
5分下って鳥首峠
2009年02月01日 09:44撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 9:44
5分下って鳥首峠
滝入ノ頭は見晴らしが良い
2009年02月01日 10:09撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:09
滝入ノ頭は見晴らしが良い
ヤシンタイノ頭は木に看板
2009年02月01日 10:21撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:21
ヤシンタイノ頭は木に看板
強風になびく笹
2009年02月01日 10:32撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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強風になびく笹
橋小屋の頭は有間山ではないのに
2009年02月01日 10:37撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 10:37
橋小屋の頭は有間山ではないのに
有間山・タタラノ頭は看板が飛んで杭だけ
2009年02月01日 11:04撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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有間山・タタラノ頭は看板が飛んで杭だけ
鳥首峠手前の鉄塔下から採掘場
2009年02月01日 12:31撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 12:31
鳥首峠手前の鉄塔下から採掘場
ここを直進してしまった
2009年02月01日 12:57撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここを直進してしまった
沢を一本越えて
2009年02月01日 13:04撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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沢を一本越えて
お地蔵様の屋根が飛んだ
2009年02月01日 13:13撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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お地蔵様の屋根が飛んだ
県道に出た
2009年02月01日 13:32撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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県道に出た
バス停に着いた
2009年02月01日 13:46撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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バス停に着いた
裏が仙元尾根の入口
2009年02月01日 13:54撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 13:54
裏が仙元尾根の入口
西尾根へはここから鉄塔へ登っていく
2009年02月01日 13:58撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 13:58
西尾根へはここから鉄塔へ登っていく
4列で定員は15人
2009年02月01日 14:17撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/1 14:17
4列で定員は15人
車窓から武甲山
2009年02月01日 14:45撮影 by  u830,S830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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車窓から武甲山
撮影機器:

感想

 さて、尾根の歩きは爽やかで良いのだが、交差する峠道も捨てがたい。特に奥武蔵のように古くから開けた地域では、往時の人々の交通を偲ぶこともあって、この中で鳥首峠はずっと気になっていたのであった。七週連続の奥武蔵であるが、この峠、有間山、冠岩の廃屋、市営ぬくもり号など、この際、見ておきたいとのことで出かけることにした。
 
 天気は、前日の南岸低気圧の雨は気温の具合では雪はなし、と踏んでアイゼン、スパッツは持たず、念のためシューチェーンのみ持参。三陸沖で発達した低気圧のために風はかなり強く、冷たかった。防寒はブレスサーモ上下と毛糸の帽子と手袋、カシミヤのマフラー。

 名郷から30分歩くと工場の脇 から登山道。軌道の脇を進みトラバース道を行く。二つ目の沢を渡る前で右の尾根に登る道をとる。これは送電鉄塔の作業道。鉄塔下から石灰岩採掘場を眺め、尾根筋を登る。この尾根は地形図通り、最初は細く歩きやすいが後半は太く急になる。薄い踏み跡を探って左トラバース気味に鳥首峠の北約300mの登山道に出た 。ここから5分下って鳥首峠

 5分ほど行くと厳しい急崖2箇所。ロープもあるが慎重に。ここを過ぎればあとは凹凸を繰り返して高度を上げていく整備された登山道である。年末から先週まであったはずの雪は最近の暖かさでほとんど消えていた。でも冬型の北西季節風はかなり強かった。滝入ノ頭、ショウジクボノ頭、ヤシンタイノ頭を過ぎて橋小屋ノ頭 からタタラノ頭 へ。橋小屋ノ頭にある<有間山>の標識を外してタタラノ頭に設置すべきでしょう。有間山で会ったおじさんはこの近辺の熟達者らしく、色々情報交換できたのは大きな収穫だった。互いの安全を祈って別れ、私は鳥首峠に戻る。

 鳥首峠から下ってすぐに右手で子猿が2匹騒いでいる。尾根を下って右後ろに曲がるべき所を直進して5分ほどロス。枯木を集めて通行止め を補強工作してきた。沢を渡って しばらく行けば冠岩の廃村。手前に変な掲示板のようなものがあったが、これはお地蔵様の屋根がぶっ飛んだものらしい 。ここから5分で林道に出る。県道との合流には通行止めのゲートがあった。浦山川沿いのキャンプ場は広々として良さげだ。左岸から川向こうに切り立つ崖を見ると、ここは以前に大持山西尾根を下って立ち往生した場所であり、当時を思い出す。

 発車まで30分の余裕をもってバス停 に到着。浦山大日堂 に参拝して今日の安全を感謝。この裏手が仙元尾根への登山口だ。県道に戻って大持山西尾根への仕事道を確認する。送電鉄塔16号線が大持山西尾根を通っている。してバス停に戻る。と、「故郷」のオルゴールを鳴らしてぬくもり号 が登って来た。今日の客は私が一人目だそうだ。あと4人乗って今日の収入は1500円ですね。4列定員15人のパスは広い車道ではなく川俣や毛附集落の細い道をオルゴールを鳴らしながら走っていく。立派な道路ができたために、人口が流出していく、なんて皮肉な現象が全国各地で起きている。このふるさと再生の願いを込めたオルゴールの呼びかけが実を結ぶことを願って止まない。

 西武秩父でそばを食べ 、やきとりとビールを買い込んで3時25分のレッドアローに乗った。あとは爆睡。
071117大持山西尾根http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-23550.html

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