横手山【草津温泉BS→芳ヶ平→横手山→熊の湯BS】
- GPS
- 09:23
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 770m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:53
天候 | ■7月22日→晴れのち曇り一時雨 ■7月23日→晴れのち曇り一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.jrbuskanto.co.jp/bus_etc/cntimep01.cfm?pa=1&pb=1&pc=j0450121&pd=0&st=1 ■長電バス 白根火山線 https://www.nagadenbus.co.jp/local/diagram/route.php?route=YDS01 |
写真
感想
どの国の開催であろうとオリンピックに興味が無いので、4連休はテント泊で。
が、SCWによると前半戦は主要な山域は軒並み午後から雨の予報。
苦肉の策で行き先を変えるも、いつしか雨予報に変わってしまいました。
もう逃げ場は無いと諦めて、1泊2日の短期決戦で妥協することにします。
■草津温泉BS→芳ヶ平
白根火山や万座温泉方面へのバスは運休のため、草津温泉バス停から歩き始めます。
草津白根山は、公共機関ハイカーにとって難易度の高い山になってしましました。
折角なので湯畑や西の河原を観光しつつ、車道をひた歩いて登山口に。
序盤はゴルフ場脇の、広くなだらかな登山道から始まりました。
ゴルフ場と分かれると、すぐに登山道の両側にロープが張られた蟻の塔渡りに。
特に高度感もなく、これが?と思いながら歩いていたら香草に着きました。
林道跡から大岩や一本松といったランドマークを経て、分岐点である横笹に至ります。
ここから明らかに藪が深くなり、漕ぐほどでは無いにせよ笹が鬱陶しい区間に入ります。
でも踏み跡はしっかりしていて、九十九折も大きくて丁寧に作られた登山道です。
ひと登りして芳ヶ平に至りますが、ヒュッテの小屋番は不在の時もあるので事前確認を。
ヒュッテから2分ほど歩くと、野営場の標識と朽ちたベンチ群が目に飛び込んできます。
平坦な露地に張れるのは3張り程度で、あまり良好なテン場とは言い難いよう。
そんなロケーションが功を奏したのか、テント泊は2組と連休とは思えない静けさ。
夕食どきには雨も止んで、周囲を気にする事なく宴会モードを楽しみました。
■芳ヶ平→横手山→熊の湯BS
夜明け直後からひっきりなしに鳥の鳴き声が響き渡り、目覚まし要らずでした。
この日も午後から降雨予報なので、昼にはゴールする短期決戦に臨みます。
芳ヶ平を左手に見つつ、木道を歩いて渋峠に至る登山道に取り付きます。
朝イチの通過は笹薮の朝露まみれになるので、レインウェアの下だけ履くのもアリかな。
登れども登れども、笹薮に視界を塞がれて景色を楽しむ場面がありません。
下り利用時は、時おり眼下にチラ見する芳ヶ平を楽しめるでしょうか。
全体的に木道で整備されていますが、濡れていると凶器のごとく滑ります。
なので、眺望もなく蒸し暑い笹薮の中を、足元に注意しながら登る苦行のエリアでした。
バイクの走行音が聞こえてくると、近くに国道の最高地点のある渋峠へと飛び出します。
長野方面からのバスは、現在は白根火山まで運行せず渋峠までの短縮運転となっています。
時間が押してしまったので、横手山までリフトでワープすることにしました。
とはいえ、のんびり運行するので15分ほどの空中散歩を楽しめます。
横手山頂の一帯は観光地化されていて、リフトやスカイレーターで登ってきた人々で賑わいます。
焼きたてパンが食べられる横手山頂ヒュッテでランチにして、未踏の横手山に寄り道しましょう。
リフト乗り場の脇に、ひっそりと建つ横手山の山頂標識はフェイクです。
本当の山頂と三角点は、横手山神社の鳥居から数分ほど進んだ先にありました。
横手山から四十八池方面を目印に下山を開始しますが、序盤の指導標は乏しいです。
ヒュッテ先から左手のトレースには入らず、ゲレンデを辿るのが正解です。
このままゲレンデを辿るだけの楽勝ルートと思いきや、中盤から悪夢が待ち構えています。
指導標に従ってゲレンデから登山道に移ると、そこに待ち受けていたのは沼地獄。
まとまった雨後の登山道は、至る所に沼が出来上がっていて嫌すぎます。
笹藪こそ刈り払ってくれているものの、登山道自体も荒れ始めていました。
旧草津街道は、それまでに比べると歩きやすいものの、やはり荒れ始めています。
時折り謎に簡易舗装されている区間を挟みつつ、ゲレンデ脇から出てきました。
あとは適当に車道に出たら、しばらく歩いて日帰り入浴できる熊の湯でゴールにしました。
宿泊施設はたくさんありますが、日帰り入浴を受け付けているのは少ないようです。
珍しいエメラルドグリーンのお湯に浸かってリフレッシュしたところで、バスと電車を乗り継いで帰ります。
運行本数は少ないものの、時間が合えば長野駅までの直通バスも利用できます。
折角なので、この日は長野駅で食事を済ませることにしました。
日本酒も馬肉も蕎麦も美味しく、おまけに安価で満足して帰路に就きます。
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