武能岳 強風で蓬ヒュッテで撤退😭下山時クマに遭遇😱その後はクマのトラウマ🤢
- GPS
- 06:46
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 844m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道上に特に危険箇所は無し。 登山ポストは土樽駅と安全登山の広場にあります。今日は、安全登山の広場に提出しました。 |
その他周辺情報 | 下山後は「岩の湯」(タオル無しで500円)がお勧めです。今日は、僕達もここで汗を流しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は 幼馴染みのAちゃんと蓬峠から武能岳までの紅葉ロードをピストンを歩く予定でした。蓬峠と言えば今から約50年前、中学3年生の夏休みの学年行事で行われました。当時の記憶は曖昧ですが、JR上越線六日町駅から土樽駅に移動し、そこから徒歩で林道を歩き、林道終点、蓬新道登山口から登山開始…。時折、この蓬峠登山の件を同級生と話をすると、ほとんどの人がはっきりとした記憶を持っていません。因みに、僕の蓬峠登山の記憶は、下山後に土樽駅前の河原で悪童の今は亡きTK君達とふざけ合っていた時に僕が川に落ちた事だけ、記憶に残っています。蓬峠を登っている記憶は全くありません。本日同行している幼馴染みのAちゃんは、蓬峠近くまで上ると綺麗な笹原が続いて、蓬峠に到着すると、風にたなびく笹原と絶景が目に飛び込んで来たという記憶があるそうです。
蓬新道から蓬ヒュッテの稜線に出ると、強風が吹き荒れていました。ガスも出ていて眺望もゼロの為、この先に進んでも楽しく無いし、修行の様な山歩きになる為、蓬ヒュッテから引き返しました。
当初の予定より、約40分遅れのAM6:12林道終点駐車スペースからスタート。東俣沢出合までは蓬沢右岸沿い登山道を歩きます。途中、数年前の豪雨の被害で、沢沿いの登山道が沢に飲み込まれ、高巻きの新たな登山道(ロープとアルミの梯子があります)が作られていました。昨年の春に滑って転倒して、ビショ濡れになった東俣沢出合の渡渉地点は、今回は難なく通過出来ました。
東俣沢出合から先は、九十九折の登山道が続きます。時折、日も差す快適な山歩き。しかし、標高が上がるに連れ風が強くなり、ガスも出て来て…嫌な予感。最後の水場手前でウインドブレーカーからレインウェアに着替、早めの風対策。案の定、蓬ヒュッテに到着すると、強風に煽られます。オマケにガスで真っ白…そして眺望はゼロ…。ヒュッテを壁にして、風の当たらない場所で小休止。今後の行動にAちゃんと話をするも、満場一致で、即 下山に決定。武能岳付近の紅葉が見られなかったのは残念ですが、致し方ないです。
下山を開始すると段々と風も弱くなり、標高を下げるとガス地帯も抜けて、北側と西側には青空が広がっていました。北部に見えるシシゴヤノ頭付近にはパッチワークの様な紅葉も見受けられます。時間的にもお腹が空いて来たので、上りでも休憩した「中の休場」でランチ休憩をする事をAちゃんに告げました。中の休場近くに来たら、僕だけ早めに中の休場に到着し、ランチの準備を先にしておこうと、下山速度を上げました。
ガスストーブを出して、お湯を沸かす準備をしていると、Aちゃんも中の休場に到着。容器に水を入れ火を付けお湯を沸かし始めると、近くで「ギャ〜っ」という汚い声のカラスの様な鳴き声が…。最近、野鳥観察会にも参加していて野鳥に興味がある僕達は「今の鳴き声は何の鳥かね?」って話をしていたら…。「ガサガサッ」という音と共に、大きな黒い物体が物凄いスピードで、僕の横(距離にして僅か3m)の登山道を下に向かって横切りました。
一瞬、何が起きたか?分からす…フリーズしてしまいました。そして、直ぐに「クマ」だと理解しました。でも、不思議な事に全く慌てなかったです。恐らく、一人じゃ無かったからだと思います。直ぐに現場に赴き、足跡を確認。デカい足跡…。やはり、人間は本当に恐い時には声は出ない者なんですね。Aちゃんの「キャ〜」も僕の「ギャ〜」も全く出ませんでした。お化け屋敷で、急にお化けが出てくるとAちゃんの「キャ〜」と僕の「ギャ〜」と大声が出ると思います。
その後は、あまり電波状況は良く無いんですが、ラジオをフルボリュームにし、ザックから熊よけ鈴を外し、ずっと手で鳴らし続けました。そして、何事も無かったかの様に二人共にカップラーメンを食べ、おまけに食後のコーヒーをゆっくりと頂きました。下山の準備をしていると、登山道の上から物音が…。また、クマか…と思ったら、下山中の若い男性でした。茂倉新道〜茂倉岳〜武能岳〜蓬峠〜蓬新道の周回の途中でした。直ぐにクマ情報を伝授。クマの足跡も見せてやりました。男性が先に進んでから、程なく今度は登山道の下の方から物音が…。またまた、クマか…と思ったら大学生風の若い男性の5人組でした。蓬ヒュッテまでのピストンの予定。またまた、直ぐにクマ情報を伝授。またまた、クマの足跡も見せてやりました。
そして、僕達も下山開始。ラジオはほぼ雑音しかしませんが、フルボリューム。再びザックに取り付けた鈴はいつも以上に体を動かし、鳴らし続けました。程なく、東俣沢出合に到着。渡渉後、沢沿いの登山道を順調に歩き、蓬新道登山口〜林道終点の駐車スペースに到着し、無事に登山終了。皆さんご存知の❝山あるある❞の、下山すると晴れる…と言う事なんだよね。
下山後はいつもの「岩の湯」にて汗を流し、帰路に着きました。当初の予定より時間も早かったので、近所の居酒屋で反省会。クマの話題で大盛り上がりでした。そして、感染対策を万全にして、2時間飲み放題コース…浴びる程、生ビールを頂きました。
クマと遭遇後、風で木の葉が擦れ合う音でも、クマか?…。上空を飛んでいるジェット機の音でも、クマか?…。若者が下りて来ても、クマか?…。5人組の若者達が上って来ても、クマか?…。ってな感じで、耳がダンボになり、何でもクマかと思っちゃいます。
正に ❝クマのトラウマ!❞です。
皆さんに早く日常が戻ります様に…。
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