白毛門


- GPS
- 06:26
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 549m
- 下り
- 546m
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
ファイル |
非公開
3603.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
12月27日(土)
夜、松戸の新婚FURU家でおいしいお夕食をご馳走になってから、KURIちゃんと合流して谷川ロープウェイ駅を目指す。
今回の募集がかかった時には、雪が無いかも?なんて心配していたのに、
リーダーの募集文には「ラッセルしたい人!」なんて文句があった為か、
お天道様がご丁寧に本番3日も前から深々と雪を降らせてくださった・・・(^^;)。
う〜ん。間違えなくラッセルだね。
高速を走る途中から雪が降り始める。水上インターで降りなくてはいけなかったの
に、降り忘れてしまった。谷川岳と万太郎山をつなぐ尾根の下を通る長い関越トンネ
ルを抜けた途端、凄い雪!山のこっちとあっちとでは雪の降りっぷりが違うのにびっ
くりだった。
RW駅待合所は消灯はされているものの、24時間開いているし、暖房も入ってる
し、お手洗いも広いしで、とてもよい仮眠所になる。シュラフも夏用で充分。床から
ポカポカと暖かい。
12月28日(日)
朝も雪。準備をして出発。7人だ。雪は降ってるけど、あまり風もなくてそんなに
寒くない。車はRW駅の駐車場に置きっぱなしにして、歩いて白毛門の登山口まで坂
道を下る。RW駅までの道路にはラッセル車が入っているので、問題なく歩ける。そ
ろそろ白毛門の登山口への分岐では?と思うと・・・
え・・・ここだよね・・(^^;)。
その分岐の先は、足跡一つ無い、一面真っ白美しく素敵な雪景色・・・・・。
わ〜、登山口に行く前からラッセルである。
そこへ、ラッセル車が脇を通りかかる。
「ラッセル車のおじさま〜〜!ここもラッセルしていって〜〜!!(><)」
と言ったって無理だよね・・・・・。
さっそくワカンをつけて出発。平らな所では雪の深さは腿の真ん中くらい。
先頭は足を一生懸命上げて進む。これがかなり疲れる。
登山口につくまでにもう雪だらけ。
橋を渡り、木々の間を尾根を外れない様にラッセルして登っていく。
別グループの男性2人も加わり、9人で交代しながらだ。
自分の先頭の番が廻ってきた。白毛門は以外に急登。平らな所では腿でも、登りは
目の前が雪の壁に見える。ホントに目の高さに雪・・・「目の前」っていうのはこう
いう時に使うのか・・・?こんなラッセルは初めて。これ、どうしたらいいの・・・
・?と一瞬呆然。気が遠くなりそうである。沢登りで滝を登る際に「少しの間だけで
いいからこの水を止めて〜〜〜!!」と心から思う時があるのだけど、今回は「この
雪、上から50cm消えちゃって〜〜!!」っていう感じ。
ピッケルの端を両手でもって右・左に目の前の雪をはらい、さらに足で右左と固め
ていく・・・・が、ぜんぜん進まず。足で踏んでもほぼそのままその場で埋まるだけ
なのである。しかも、木があっても尾根の両側はかなり急。ツリーホールを踏み抜い
たら、そのまま沢まで雪といっしょに流れ落ちちゃうんじゃないかととても恐い。
モガくこと約5分?(ちなみにみんなは多分10〜15分以上先頭を行ってくれてた・・す
みません。。感謝です。)5〜10mくらいしか進まず。交代してもらう。
交代してもらったら、最後尾。みんなが踏んだ後はそれはそれはラクチンである。
行動食を取り、お湯も飲んで、木々に積もるきれいな雪と私達以外にいない真っ白な
世界をのんびりと楽しみながら追いかける。ラッセルで進む速度は遅いし、途中から
さらに1人加わって、10人ラッセル。次は1時間以上先頭は廻ってこないのである。
ので、先頭以外はぜんぜん疲れず・・(^^;)。
後ろから、みんなのラッセル方法を見ているとこれまた楽しい。手と足をぐるぐる
廻す人。体全体で雪を上から潰すように進む人。地道に雪を掻き分け進む人。いろい
ろである。それぞれのモガき方。
自分もあんな感じろうな〜って思うとおかしくなってしまった(^^)。
どの方法が一番早かったかわよく分らないけれど、やっぱり両手両足を常に同時に動
かしてる人が早かったような気がする。
結局松ノ木沢ノ頭までもぜんぜん行けずに時間オーバー。PM12:30。少し休
憩して下山。下山し始めたらあっという間に、登山口までついてしまった。約5時間
半登って、下りは45分くらいである(^^;)。マイッタ!!
白毛門登山口への分岐から、また道路を登ってRW駐車場を目指す。何気にこの途
中が風が強くってしかも、凍ってツルツル。ここが今日の核心かしら??
その後は湯テルメでお風呂に入り、食事をしてから帰路へ。
今回は終始雪の降る中、ラッセルお疲れ様でした。頂上へはもちろん、稜線にもい
けなかったけれど、ラッセルのとても良い体験になったし、雪の中を歩くのはとても
楽しめました。リーダーを始め、みなさんどうもありがとうございました!
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