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Yamareco

記録ID: 3656037
全員に公開
ハイキング
丹沢

みんなで軽く歩いていた@佐久間東幹線鉄塔ルート-鉄砲木ノ頭

2021年10月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
8.7km
登り
495m
下り
483m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
1:11
合計
4:49
8:31
18
8:49
8:52
33
佐久間東幹線鉄塔No.292
9:25
9:30
55
佐久間東幹線鉄塔No.293
10:25
10:35
77
佐久間東幹線鉄塔No.294
11:52
11:52
16
12:08
13:01
17
13:18
13:18
2
13:20
ゴール地点
各鉄塔下で小休止していますが、No.294で15分ほどの休憩を取っています。
昼食は鉄砲木ノ頭山頂でゆっくり取りました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR松田駅で待ち合わせし、車5台に分乗して三国峠駐車場へ
コース状況/
危険箇所等
佐久間東幹線鉄塔No.292から一ノ沢への下り区間でルートが崩れていますが、トラロープをくくり付けてありますので、問題ありません。
沢の渡渉では岩が滑りやすいので要注意です。
トラバース区間は崖側の土が踏み抜きやすいので、なるべく壁側を歩く必要があります。
支沢に掛けられた3つ目の丸木橋は古くなって危険ですから、渡る時は左端のしっかりした木のところを歩くと良いでしょう。
No.293鉄塔から先のトラバース区間は崩れてルートがs落ちたところがありますが、5mほど戻って左の壁側に巻き道の踏み跡があります。
No.294鉄塔からもトラバースルートはありますが、2ヶ所で地滑りしていて危険ですから、今回は利用せずに幅広になる尾根を登って三国林道に向かいましたが、林道手前で新たに掘られたブル道が横切っていますから、それを三国林道と間違える恐れがあります。
三国林道と甲相国境国境尾根をつなぐ道は、国境尾根がすぐ上に見えるところに至ったら左側に斜めに登る踏み跡があり、20mくらいの高低差で上に出られます。
甲相国境国境尾根は特に問題ありませんが、従来の踏み跡は雨水の通り道になってえぐられ、枝や根っこ等で歩きづらいので、適宜脇の歩きやすいところを進みます。
鉄砲木ノ頭からの下りは、現在本来の低木の中の区間が荒れているので、火山灰のススキの間のところを下るようになっています。
前日の雨から一転して快晴に。
富士山くっきりですので、山頂からの眺めも素晴らしいものになるでしょう。
2021年10月23日 06:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/23 6:27
前日の雨から一転して快晴に。
富士山くっきりですので、山頂からの眺めも素晴らしいものになるでしょう。
7時半に松田駅で待ち合わせし、三国峠に到着したのが8時20分。
スタートは8時30分になります。
Facebookグループの「丹沢ハイキング」メンバーの14人での山行です。
2021年10月23日 08:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8
10/23 8:30
7時半に松田駅で待ち合わせし、三国峠に到着したのが8時20分。
スタートは8時30分になります。
Facebookグループの「丹沢ハイキング」メンバーの14人での山行です。
まずは県道を明神峠方面に1.5km程戻ります。
途中、日の当たらない壁面に白いキク科の花が群生していましたが、花の乏しい今の時季では何か嬉しくなりますね。
2021年10月23日 08:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/23 8:34
まずは県道を明神峠方面に1.5km程戻ります。
途中、日の当たらない壁面に白いキク科の花が群生していましたが、花の乏しい今の時季では何か嬉しくなりますね。
上に送電線が見えたら佐久間東幹線鉄塔の巡視径路入口になります。
ガードレールの左側を下ります。
2021年10月23日 08:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:46
上に送電線が見えたら佐久間東幹線鉄塔の巡視径路入口になります。
ガードレールの左側を下ります。
結構勾配の急なところをまず下りて行きます。
2021年10月23日 08:47撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:47
結構勾配の急なところをまず下りて行きます。
すぐにNo.292鉄塔に到着。
2021年10月23日 08:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:49
すぐにNo.292鉄塔に到着。
丹沢中央の山々を一望しつつ、ススキの藪のような中を進みます。
2021年10月23日 08:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:51
丹沢中央の山々を一望しつつ、ススキの藪のような中を進みます。
ふと下を見るとリンドウが咲いていました。
2021年10月23日 08:52撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:52
ふと下を見るとリンドウが咲いていました。
森の中に入るとこうして杭ではっきり作られた径路が現れます。
2021年10月23日 08:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:55
森の中に入るとこうして杭ではっきり作られた径路が現れます。
少しして尾根から左に逸れる形で経路が分かれますが、土留めの杭が並んでいるので、それを気にしつつ左側を意識します。
2021年10月23日 08:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 8:58
少しして尾根から左に逸れる形で経路が分かれますが、土留めの杭が並んでいるので、それを気にしつつ左側を意識します。
すぐにトラバース区間からつづら折れして沢に下る形になりますが、中間地点で経路が崩れた箇所があります。
ロープがあるので、特に危険というほどではありません。
2021年10月23日 09:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:07
すぐにトラバース区間からつづら折れして沢に下る形になりますが、中間地点で経路が崩れた箇所があります。
ロープがあるので、特に危険というほどではありません。
土沢一ノ沢を渡渉します。
ここは沢下りでも使える沢ですが、もちろんトレッキングシューズでは滑るので、渡渉は慎重に。
2021年10月23日 09:13撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:13
土沢一ノ沢を渡渉します。
ここは沢下りでも使える沢ですが、もちろんトレッキングシューズでは滑るので、渡渉は慎重に。
細かい支沢・涸れ沢を越える丸木橋がいくつか出てきます。
使われている木は細いので、一人ずつ渡らないとみしみし鳴って薄気味悪いです。
2021年10月23日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:17
細かい支沢・涸れ沢を越える丸木橋がいくつか出てきます。
使われている木は細いので、一人ずつ渡らないとみしみし鳴って薄気味悪いです。
登り返す形で一ノ沢二ノ沢中間尾根の尾根から一時逸れた区間に合流します。
ここを左に登ります。
2021年10月23日 09:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:19
登り返す形で一ノ沢二ノ沢中間尾根の尾根から一時逸れた区間に合流します。
ここを左に登ります。
鉄塔No.293に到着。
軽く小休止します。
2021年10月23日 09:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:25
鉄塔No.293に到着。
軽く小休止します。
今の時期の花と言ったら、粘り強く咲くトリカブトが多いですね。
2021年10月23日 09:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:37
今の時期の花と言ったら、粘り強く咲くトリカブトが多いですね。
鉄塔の先の尾根も登れますが、ここは右のトラバース径路をもう少し楽しみます。
2021年10月23日 09:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:39
鉄塔の先の尾根も登れますが、ここは右のトラバース径路をもう少し楽しみます。
二ノ沢の左俣を横切りますが、橋が崩落しています。
右脇を通って対岸の径路に取り付きます。
2021年10月23日 09:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 9:43
二ノ沢の左俣を横切りますが、橋が崩落しています。
右脇を通って対岸の径路に取り付きます。
一ヶ所径路が崩れて落ちたところがあり、ちょっと戻って左側の上を高巻きするポイントがありますが、踏み跡がはっきりしているので問題ありません。
2021年10月23日 09:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/23 9:53
一ヶ所径路が崩れて落ちたところがあり、ちょっと戻って左側の上を高巻きするポイントがありますが、踏み跡がはっきりしているので問題ありません。
三つ目の丸木橋は奥の丸木の中央部が朽ちかけていますから、左側の木の上を歩かないといけません。
2021年10月23日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/23 9:56
三つ目の丸木橋は奥の丸木の中央部が朽ちかけていますから、左側の木の上を歩かないといけません。
そうこうしているうちに佐久間東幹線鉄塔No.294までやってきました。
ここで15分ほどの休憩にしました。
2021年10月23日 10:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 10:22
そうこうしているうちに佐久間東幹線鉄塔No.294までやってきました。
ここで15分ほどの休憩にしました。
尾根の右側にもトラバース径路は続きますが、この先は2ヶ所で地滑りしているところがあり、今回は使いませんでした。
この尾根をそのまま登ります。
2021年10月23日 10:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 10:27
尾根の右側にもトラバース径路は続きますが、この先は2ヶ所で地滑りしているところがあり、今回は使いませんでした。
この尾根をそのまま登ります。
ふと見ると、まだアザミがド根性で残っていましたが、ほとんどはもう枯れ果てています。
2021年10月23日 10:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 10:28
ふと見ると、まだアザミがド根性で残っていましたが、ほとんどはもう枯れ果てています。
途中から幅広尾根になって三国林道手間では新たにできた作業用のブル道を横切るようになります。
2021年10月23日 10:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 10:34
途中から幅広尾根になって三国林道手間では新たにできた作業用のブル道を横切るようになります。
三国林道に登って出てきました。
ここを右(北)にしばらく進みます。
2021年10月23日 10:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 10:40
三国林道に登って出てきました。
ここを右(北)にしばらく進みます。
林道歩きは皆歩くスピードが同じになって気楽におしゃべりしながら進めますので、ついつい話に夢中になって甲相国境尾根に登る地点を通り過ぎてしまい、150mほど戻る羽目に(笑。
左に国境尾根が近くなるところをきちんと目でとらえておかないといけません。
2021年10月23日 11:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 11:12
林道歩きは皆歩くスピードが同じになって気楽におしゃべりしながら進めますので、ついつい話に夢中になって甲相国境尾根に登る地点を通り過ぎてしまい、150mほど戻る羽目に(笑。
左に国境尾根が近くなるところをきちんと目でとらえておかないといけません。
高低差は20mほどで国境尾根に登れます。
2021年10月23日 11:14撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 11:14
高低差は20mほどで国境尾根に登れます。
そこから大岩のピークまではそれなりの勾配の道が続きます。
そこそこ疲れますが、決してキツい登りという訳ではありません。
2021年10月23日 11:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 11:24
そこから大岩のピークまではそれなりの勾配の道が続きます。
そこそこ疲れますが、決してキツい登りという訳ではありません。
大岩のピークで記念写真。
2021年10月23日 11:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 11:49
大岩のピークで記念写真。
そこからはわずかに緩く下ってから、やんわりとした登り返しで、最後に低木のトンネルを抜ければ鉄砲木ノ頭山頂になります。
2021年10月23日 12:04撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 12:04
そこからはわずかに緩く下ってから、やんわりとした登り返しで、最後に低木のトンネルを抜ければ鉄砲木ノ頭山頂になります。
開けた山頂に出るといきなり富士山ドーーン!
ここからの富士山の眺めは本当に最高ですね。
2021年10月23日 12:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 12:08
開けた山頂に出るといきなり富士山ドーーン!
ここからの富士山の眺めは本当に最高ですね。
左に雲が見えてきたので、昼食前にまず記念写真をば。
2021年10月23日 12:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 12:12
左に雲が見えてきたので、昼食前にまず記念写真をば。
そして風の影響の少ないところで「出前山頂」タイム。
皆さん思い思いの昼食を用意して、富士山を見ながら楽しみました。
2021年10月23日 12:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 12:34
そして風の影響の少ないところで「出前山頂」タイム。
皆さん思い思いの昼食を用意して、富士山を見ながら楽しみました。
今回持って行ったフィルムカメラは、最初のクイックリターンミラーを装備したアサヒフレックスIIAで、標準レンズとこれ用の唯一の広角レンズのフジタ光学製の35mmを持って行きました。
2021年10月23日 13:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 13:00
今回持って行ったフィルムカメラは、最初のクイックリターンミラーを装備したアサヒフレックスIIAで、標準レンズとこれ用の唯一の広角レンズのフジタ光学製の35mmを持って行きました。
昼食後に下山しますが、三国峠までは15分もすると着いてしまいます。
途中、他ではなかなか見られない光景が広がる地点に至り、皆さん撮影タイムに。
2021年10月23日 13:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 13:08
昼食後に下山しますが、三国峠までは15分もすると着いてしまいます。
途中、他ではなかなか見られない光景が広がる地点に至り、皆さん撮影タイムに。
下に真っ白くススキ野原が広がるのを上から眺めつつ、その後ろには富士山が見える、今の時季ならではの絶景ビューポイントになります。
2021年10月23日 13:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 13:07
下に真っ白くススキ野原が広がるのを上から眺めつつ、その後ろには富士山が見える、今の時季ならではの絶景ビューポイントになります。
そして三国峠に戻ってきたの午後1時20分。
2021年10月23日 13:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 13:15
そして三国峠に戻ってきたの午後1時20分。
最後に駐車場で記念写真を撮って、それぞれの車に乗り込んで松田駅まで戻り、電車組の皆さんを送り届けて解散しました。
2021年10月23日 13:18撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/23 13:18
最後に駐車場で記念写真を撮って、それぞれの車に乗り込んで松田駅まで戻り、電車組の皆さんを送り届けて解散しました。
これが今回歩いたコースMAP。
鉄塔巡視径路はまだ先まで進めますが、No.295方面へは2ヶ所で地滑り区間があります。
2021年10月24日 16:12撮影
1
10/24 16:12
これが今回歩いたコースMAP。
鉄塔巡視径路はまだ先まで進めますが、No.295方面へは2ヶ所で地滑り区間があります。

感想

 Facebookのグループ「丹沢ハイキング」の中で、相模太郎さんの呼びかけで14名での緩いトレッキングの企画があり、私も声をかけて頂いたので前回の宮ヶ瀬南山に続いて参加させて頂きました。今回は富士山を見たいので丹沢西端に行くとのことで、こちら側は歩き尽くしていることもあって、私がコースを組み立てることになりました。条件は緩く歩けて、鉄砲木ノ頭を入れることでしたが、三国峠を拠点にすると甲相国境国境尾根のピストンか、三国林道を絡めた周回コースになりますが、それだけですと確かに緩いけれども面白味に欠けるので、3年前に歩き尽くした鉄塔ルートのうち、ほとんど危険区間のないところを組込んで、普段ではまず歩かないようなところをちょっとだけ体験してみてもらうことにしました。もちろんメンバーにはバリエーションルートはお手の物な方や、沢登りに長けている方もいらっしゃいますので、そうした方では物足りないでしょうが、それでもちょとはいつもとは違った楽しみがちりばめられていたかなとは思います。
 7時30分にJR松田駅北口に集合し、5台の車で計14名で分乗し、三国峠に向かいます。8時20分ちょっとに三国峠駐車場に到着し、30分には登山を開始します。まずは県道を明神峠方面に少し戻る形で歩きます。この舗装区間も歩きでは各自和気藹藹でおしゃべりしながらのなごみの時間になります。
 1.5kmほど歩いて送電線が上に見えてきたら、そのガードレールの左下が鉄塔巡視径路の始まりです。ここに道がるとはちょっと気付きづらいですが、しっかり踏み跡があります。ただし、前日の雨で倒れて敷き詰められたススキの茎が濡れて、勾配もキツいために滑りやすかったです。そして程なく最初の佐久間東幹線鉄塔No.292に出ます。そこから一見藪みたいになったススキの間を抜けて、森の中を下りますと、少しして左に折れる径路が現れます。土留めの丸木を支える杭が並びますので、分かりやすいです。そこから尾根を逸れてトラバース区間になりますが、すぐにつづら折れして沢に下る区間になります。ここの中間地点にルートが崩れて滑りやすい急勾配のところがありますが、トラロープがあるので安心でしょう。
 下の沢は世附の土沢一ノ沢になりますが、ここを渡渉して対岸の径路に移ります。そのまま登って行くと、一ノ沢二ノ沢中間尾根の尾根から逸れた区間に合流しますが、そこを左折して登り続けると鉄塔No.293に出ます。そこから先の尾根でも三国林道に出られますが、尾根の右に続くトラバース路をもう一区間進みます。そこでは一ヶ所崩落区間があり、軽く高巻きしないといけないところがあります。そうしたところを体験するのも、バリエーションルート未経験の皆さんの場合、ちょっとして実体験となって以降役に立つかも知れませんね。
 鉄塔No.294に出たら15分ほどの休憩。行動食を取ったり、おしゃべりしたり、写真を撮ったりして各々くつろいでいました。そして、今度はトラバース径路から離れて尾根を登りますが、途中から幅広尾根になって勾配が緩みます。三国林道に出る手前にいつの間にか新たな作業用のブル道ができていて、それを横切ってもう一段上のところに登り、正規の三国林道に出られます。そこからはしばらく北向きに林道歩きをします。最初の県道と同じく、ここでも歩くスピードに差が付きませんから、ストレスなくおしゃべりしながら気楽に進めますので、意外と林道歩きもグループトレッキングでは有効ですね。
 左に甲相国境国境尾根が近付いてきたら斜面に取り付くんですが、ついついおしゃべりしていて取り付きポイントを見落として150mほど先に進んでしまいました。林道ではおしゃべりできるのは良いですねと言っておいて、おしゃべりのあまり入口をを見失うなんだから世話ないですね(^∇^)。
 甲相国境国境尾根は大岩までそこそこの勾配が続きますので、ちょっと疲れます。大岩のピークになると先はもうやんわりと下って軽く登り返せば鉄砲木ノ頭山頂に至ります。目的の富士山は、朝と変わらずにくっきり青空の下でドーンと構えています。ここから見る富士山は本当に最高ですね。時間的にも昼食にぴったりで、各自風の影響を受けないところにシートを敷いて談笑しながらお昼を取りました。
 ゆっくり1時間ほど休んだ後にいよいよ下山ですが、ここから三国峠までは15分ほどになります。その途中に、ススキ野原が一面に広がるところがあり、それを上から見ると真っ白な穂と富士山が同時に楽しめ、今の時季ならではの絶景ポイントになっています。
 駐車場に到着したのは午後1時20分。そこから松田駅まで電車組の皆さんを送り届けて帰宅しましたが、ゆるゆるながら皆でワイワイやりながらのトレッキングは楽しいものですね。またまたお呼ばれしたら参加したいです。

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