中崎尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 593m
- 下り
- 593m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中山道が2ヵ所位崩れていました。 稜線手前高度1500m位からアイゼンを着けました。 |
写真
感想
土日祝日千円ETCを利用して遠出をしてみようと、今回初めての北アルプス初級編を挑戦して見た。
当初は夕方出発して平湯温泉辺りに泊まり、朝、穂高ロープウェイに乗り、連れを西穂山荘へ残し、一人で行ける所までと予定していたが、調べるとロープウェイは点検のため運休、、、
結局考えのまとまらないままドタドタで朝出発し、隣の中崎山を目指すことにした。
ここだと頂上まで行くことができたら視界が開け槍ヶ岳まで見えそうだ。
登山口を見つけるのに少しウロウロしてしまい、歩き始めたのは11:30過ぎになってしまった。
登り始めると、すぐに新緑が鮮やかな森の中。さっと何か黄土色のものが目の前を逃げた。
尻尾の先だけ白かったが、おそらくキツネ?
急な斜面につづらおりの山道が刻んである。ここをゆっくりと登っていくが、どうも連れの体調がよろしくないくご機嫌も斜めのよう。もう切り返して降りるかと聞くとまだ行くと言う。
やはりそれ程メジャーなラインでは無いのか、途中斜面が崩れてほとんど山道が消えている場所が一ヶ所有り、上も下も厳しそう。さすがに此処で止めようかと思うが、よく見ると意外と行けそうにも見える。
先に私が歩き付いて来ることが出来そうなら行こうと試してみると、何とか付いて来た。
もうしばらく進むと今度は完全に崩壊している箇所が現れた。
ここは流石にとりあえず自分で上やら下やらを登ってみるが、その先に明確な道らしきものも見当たらない。
連れにはとても無理。ここで昼食にして帰る事に決め食事タイムに入る。
食事も終わり帰路に着こうと戻り始めると、何とすぐ上に赤いリボンを発見する。古い山道が崩れ、新しく道を切り返していたのか?しかし時間はもう14:00。
ここで連れが、このままだと中途半端で充実感が無いからもっと上の稜線まで行くと言うので、まあ、あと150〜200m位高度を上げれば到着しそうなので登ることにする。
此処から残雪が残り、凍っている所も有るのでアイゼンを着け、15:15に稜線上へ出た。
上は高度1600m位だが意外と雪が残っている。1m位は充分有りそう。
根上りの木や枯れた木も多く落とし穴だらけで「どわ〜」「うぉ〜」「おゎ〜」の連続、、
根上りの木の穴など、まさに熊のおあつらい向きの寝床で、怖くて中を覗けなかった。
此処まで来ると木々の間から見える穂高などの山々もぐっと近くなり、雪をかぶった3000mの山々を真近で始めて見た連れの機嫌はここで一気に良くなった。
下りは思ったより早く1時間50分位で下りる事ができた。
下まで降りてくると雪解けの沢水が大量に流れてきている。その澄みきった水をたらふく飲んで平湯温泉へ向かうことにした。
http://www.hirayunomori.co.jp/index.htm
古民家を移築したここの温泉は、65℃の火薬のような匂いのする源泉で湯量も豊富。サウナや水風呂も有り、その冷たさは思わず「イェ〜イ」と、非常にお薦めです。他は車もまばらでしたが、此処の駐車場だけ一杯だったので人気のスポットなのでしょう。
中々楽しい初級北アルプスでした。
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