名郷〜鳥首峠〜大持山(南西尾根)周回 脚が攣りそうで武甲山は割愛


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:名郷BS→飯能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大持山西南尾根は、一般登山道ではありません。地図及びコンパスは必携です。 325号鉄塔までは鉄塔巡視道がありますが、踏み跡が薄いため落ち葉の積もるこの時期では消えてしまう箇所が多く、周囲を良く観察しないとルートを見失う可能性が高いです。 その他のルートは、ガイドブックに載っていますが、鳥首峠〜旧冠岩部落間では、尾根の乗越しの際尾根を直進してしまいそうな箇所があり、注意が必要です。 |
写真
感想
先日大持山の西尾根を登った際、南側に見える尾根にも鉄塔が立ち、傾斜も同じ様に見えた。地図でも岩場マークが見えず登れそうなので、登って見ることにした。
この尾根の名前は、ネット上で調べてもわからなかったので、勝手に大持山・南西尾根と呼ぶことにした。
前回名郷から鳥首峠を越えて浦山大日堂付近から西尾根を登った際、大日堂バス停手前に鉄塔巡視道入口を示すポールがあったので、そこから取付くことにした。
飯能7:10発のバスは、7割方の席が埋まる程度で出発、途中さわらびの湯などで半分ほどが下車、名郷では10人前後が下車した。
名郷バス停でトイレによったり身支度して8:15頃出発した。
快晴ではあったが、気温が低く日陰では、上着を着ても寒くほほや耳が冷たく感じられる。
JFEミネラルの工場脇の鳥首峠登山口につく頃はようやく体も温まってきたので、上着を脱ぎ熊鈴をつけ、登山道に入る。
この時単独行の2人が追い着いてきたが、1人は間違って工場前の道を声をかけるまもなくそのまま進んで行ってしまった。もう1人もそちらに行こうとしていたので、違うよと声をかけ一緒に工場脇の登山道に入る。
旧白岩部落の廃屋の横を通り過ぎ、沢を3回渡り鳥首峠の直下に出たところで先行者に追い着く。
鳥首峠に到着し休憩しようとしたが、風が冷たく体が冷えてしまいそうなので、少し冠岩方面に下ったところで休憩する。
登山口から一緒に登ってきた人は、この山域は初めてだそうだが、今回は大持山・小持山から出来たら武甲山まで行きたいと話していた。一緒に登ってきた足取りから十分いけるだろうと思った。
鳥首峠からの道は、落ち葉が厚く積もり道がわかりにくいところもあったが、前回通っているので迷うことなく下り、旧冠岩部落を経由し11時前に林道終点に出た。
林道終点から5分程行ったところに、「秩父17号、安曇野325号に至る」の東電のポールがあるのに気が付いた。ここから取付いても南西尾根に上がれると思ったが、そこからの斜面は見上げる程急な斜面で地図上の検討もしてなかったので、見送り先に進む。
広川原林道に出て大日堂方面に5分程下った林道脇の「秩父17号、安曇野325号に至る」の東電巡視道のポールから再び山道に入る。入り口近くの道は杉の落ち葉(枝)に隠れ不明瞭で、周囲を良く確かめ巡視道の黄色いポールを探しながら進む。平らな地形を過ぎ傾斜にかかってくると、道も明瞭になってくる。さらに進み枝尾根に乗ると傾斜が増し踏み跡も落ち葉に隠れ不鮮明になってくる。さらに進み尾根が広がるあたりにくると踏み跡も消えてしまった。地図上の検討では、この辺で南側の主尾根に移ると思われたので、そちら方向に進むと、はるか前方に黄色の巡視道ポールが見える。急な斜面を踏み跡と思しきトラバースルートをたどり巡視道ポールに着き折り返す様に主尾根に乗った。
ここからは、尾根を追って行くだけになるが、傾斜がきつく時には露岩の細尾根をへつる様に登るところも出てくる。
一旦傾斜が緩みしばらくすると17号鉄塔に到着する。鉄塔根元の冠岩側に道らしきものが見える。旧冠岩部落近くの巡視道入口を入るとここに出てくる様だ。
ここからは、有馬山方面と矢岳方面が見渡せる。
さらに緩やかな尾根道を進み、325号鉄塔に到着するが、ここからの眺望はないので鉄塔の写真を撮って次に進む。
鉄塔を過ぎ、コルに下った後からは急登が始まる。登るにつれ自然林が増えてきて、右側が植林、左側が自然林と分かれてくる。
急登の途中で、尾根の真ん中に大きな岩が立ち塞がるところが4箇所出てくる。4箇所とも、岩の左を巻いて通過するが、小潅木を掻き分けなければいけないところもあった。
その後の道の脇に、陽だまりの小さな平らな場所を見つけ昼食休憩とする。目の前は急な斜面で道具を落としたら回収できそうも無いので、気をつけながら昼食を摂る。
休憩後再び急登をこなし登りきると、一旦平坦になり馬酔木のトンネルをくぐり進む。その後再び傾斜がきつくなり、1142m直下では立ち木につかまり上がるほど急傾斜になる。12時50分頃ようやく1142mピークに到達する。この時、珍しくも大持山から下ってくる人に会う。ここからは、前回通っているので一安心と休憩した後、大持山に向かい進み始めるが、足の筋肉がパンパンにはり攣りそうな感じがしてきたので、だましだましゆっくりと登る。大持山直下の急登で下の方から鈴の音が聞こえ、はるか下を登ってくる人が見えた。このルートで2人にも会うとは思ってもいなかった。30分程かけてようやく大持山頂上に到着した。
時間的に余裕があったら大持山から小持山・武甲山にも行く予定でいたが、時間的にも微妙で体力(脚)にも不安を感じたので、おとなしく名郷に下ることにし、大持山の肩についたところで、横倉山方面から上がってきた男性と会い話を交わした。この男性は、冠岩から沢を登り詰め上がってきたとのこと。年齢も70歳近いと思われるのに、急な沢を詰めあがってくるとは恐れ入る。
通りなれた道を妻坂峠・山中林道と下り、3時45分頃名郷バス停に着き、直ぐ来たバスに乗り飯能に5時頃着いた。
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