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記録ID: 38103
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雪山ハイキング
富士・御坂

石割山・・・ダイヤモンド富士

2009年01月17日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.4km
登り
448m
下り
448m

コースタイム

石割神社登山口13:05--13:20階段上13:30--14:00石割神社(八合目)14:15--14:40石割山16:15--16:45石割神社登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2009年01月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
山中湖から登山口までの道は雪があり、スパイクタイヤかチェーンが必要。
(私はノーマルタイヤで恐々と運転した)
登山口はかなりの駐車スペースがあり団体用のバスも2台、停まっていた。
駐車場は雪が車で圧雪され固く滑りやすい。
登山口の長い階段はアイスバーン状態なのでアイゼンを着けたほうが良い。
階段上から山頂までも雪道であるが日中は雪も柔らかくなっているのでアイゼンは
着けなくても大丈夫。(私は上り始めから下るまで簡易アイゼンを着用した)
ダイヤモンド富士は16時過ぎから始まり16:10には太陽は富士の陰に隠れて終了となる。
薄氷の張った山中湖畔からの富士山
2009年01月17日 11:47撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 11:47
薄氷の張った山中湖畔からの富士山
登山口石割神社の階段
2009年01月17日 12:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 12:50
登山口石割神社の階段
階段上の桂の巨木の云われ
2009年01月17日 13:56撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 13:56
階段上の桂の巨木の云われ
八合目石割神社
2009年01月17日 14:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 14:02
八合目石割神社
神社の名前由来の石の割れ目
2009年01月17日 14:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 14:10
神社の名前由来の石の割れ目
神社の奉納されていた鉄の下駄
2009年01月17日 14:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 14:11
神社の奉納されていた鉄の下駄
石割山頂
2009年01月17日 14:38撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 14:38
石割山頂
山頂からの山中湖と富士山
2009年01月17日 14:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1/17 14:41
山頂からの山中湖と富士山
ダイヤモンド富士開始前
2009年01月17日 15:48撮影 by  HDR-HC3, SONY
1/17 15:48
ダイヤモンド富士開始前
16:04 ダイヤモンド富士の始まり
2009年01月17日 21:28撮影 by  HDR-HC3, SONY
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16:04 ダイヤモンド富士の始まり
2009年01月17日 21:25撮影 by  HDR-HC3, SONY
1/17 21:25
16:10 ダイヤモンド富士終了
2009年01月17日 16:11撮影 by  HDR-HC3, SONY
1/17 16:11
16:10 ダイヤモンド富士終了

感想

 サンセット・ダイヤモンド富士を見たくて見られる場所をインターネットで探していたら1月17日に石割山から見えることが判った。だいぶ前から計画したが週間天気予報では17日から曇りになる予想でやきもきしていたら前日になり快晴の予想に変わった。
17日朝、起きて富士山を見るといつもの朝日に輝く富士山が見えたので勇んで出発する。駐車場が満杯になり停めることができるか不安だったので早めに家を出る。路面は大丈夫であるが朝霧高原付近から雪が多くなり、河口湖、山中湖に向かうほど積雪が増えている。
ノーマルタイヤなので国道413号から石割神社までの側道が雪で通れるか心配になってきた。側道は所々、圧雪があり恐々、ゆっくりと走り抜ける。幸い、雪の部分は短かったのでなんとか駐車場に到着する事ができた。しかし駐車場は圧雪状態であり既に、小型バス2台、乗用車11台が駐車していて雪の状態があまり良くない所が、1ケ所だけ空いていたので滑りながらもバックで駐車する。今は昼間で雪も柔らかくなっているからノーマルタイヤでも駐車できたが帰りに雪が凍ったら抜け出すことができるか心配であったが他に停める場所がないので仕方がない。駐車場は皆、すでに出発したのか誰も居ない。早く出発して寒い山頂で待つよりはここでのんびりした方が良いのにと思い、りっぱなトイレもあるので用を足したり、弁当を食べたりして時間をつぶす。そのうちにバスのツアー団体客を始め、次から次に降りてくる。山頂でダイヤモンド富士を見るために来ていたのではなく普通の登山客ばかりのようである。これならば山頂も静かで良いなと内心喜ぶ。そのうちに、後から来た4人組みが出発して行った。
 私もまだ1時間ほど、早いがゆっくり歩きながら時間をつぶそうと出発する。下山者が皆、アイゼンを着用していたので私も購入したばかりの6本爪の軽アイゼンを取り付ける。静岡近辺では今までの本格的な、装着も面倒くさいアイゼンは不要と考えて脱着が簡単な軽アイゼンを選んで3日前に購入した。やはり脱着は簡単でしかも靴に馴染み易い。
神社鳥居からの石段は殆んど凍った雪が付着していたがアイゼンが効いて気持が良い。所々、陽だまりは雪が無くなっていてアイゼンの爪で石段を傷つけそうで申し訳ない気持になる。400段以上の階段を登りきったらうっすら汗を掻く。ズボン下を穿いているので暑いくらいである。汗を引かせるために階段上の休憩所で休む。ここには大きな桂の木が立っていて謂れの説明文が掲示されている。またここからが石割の湯分岐となっていた。
雪の気持の良い、傾斜の緩やかな道を陽に照らされながら歩くのは本当に気持が良い。雪は良く踏まれていて歩き易い。八合目の石割神社に到着する。社の横には石割の名前の起因となった大きな石が割れ、割れ目を人が通れるようになっている。最初、ザックを背負って通ろうとしたら狭くて通れずザックを置いて通り抜けてみた。メタポの人では通り抜けるのは苦しいかもしれない。社には鉄の重い下駄が1対、置かれていたが誰かが履いて登るのだろうか?神社でのんびりとしていたら2人組みが先行して行った。
神社からは急登となる。急な部分は雪が付いていないが黒土で滑りそうなのでそのままアイゼンをつけて登る。山頂には先に出発した4人組みと神社で先行した2人組みだけしか居なかった。そのうちに4人組みも下山してしまいダイヤモンド富士を見にきたのは私と埼玉県草加市からきた2人組みの3人だけであった。日没まで1時間30分ほどあったが山頂は陽だまりで暖かく防寒着を着込む必要もなかった。のんびりと回りの景色を楽しむ。南アルプスがぼんやりと見える。甲斐駒は山頂に雲があったが、仙丈岳、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳と全部が見える。午前中ならばはっきりと見えたであろうが今は逆光と重なり写真やビデオには写らない。目の前に高座山から杓子山、鹿留山目立つ。その右隣には奥秩父、大菩薩方面の山並みが見える。
眼下には山中湖が横たわっているが河口湖などの他に湖は見えなかった。ようやくダイヤモンドショーが開始され、ビデオの撮影を始める。デジカメではあまり旨く撮れなかったのでビデオ中心に撮影する。16:10、あっという間にショーは終了した。急に寒くなり急いで荷物をまとめ下山開始する。雪も凍り始めていたがアイゼンが効いて滑る事も無く快調に下る。階段は滑らないように手摺を握みながら慎重に下り、30分で着いてしまった。そのため、まだ明るくてヘッドライトも必要なかった。
車をスタートしようとしたら懸念した通り、雪が凍っていてスリップ、空転する。降りてストックの先でタイヤの前の雪を少し取り除いた後、少しバックしてからゆっくりと再発進したら動き出し無事、雪面を脱出することができた。国道に出るまでの雪面は絶対にブレーキを踏まないように事前にスピードを極端に落として通過する。国道に出たときはこれで大丈夫とホットした。家には夕食前に帰りつくことができた。

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