青梅丘陵、三角点訪問「二俣尾」
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 428m
- 下り
- 387m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回はチッと山登り。青梅丘陵にしてみました。
以前、多摩川分水嶺一周というのをやっておりまして、一応、青梅駅から高尾駅まで、微妙に外している所もありますが、グルッと繋がってます。が、青梅駅から青梅鉄道公園に上がったため、青梅丘陵の東端部分(今や住宅街ですが...)が入ってない。そこも多摩川分水嶺の一部。赤線を入れないと、チト気分がよろしくない。
青梅丘陵の北側って行ってないなぁと思い、適当な所で黒沢川におり、川の北側尾根に登り返して辿り、二等三角点「二俣尾」に行って、これまたトレースを入れてない石神前駅に沢筋を降りて見るかと思って出掛けて見ました。
黒沢川へ降る小径はありましたが、入口に伐採中立入禁止の表示が。これであっさり黒沢川へ降りるのは断念。平日なので、作業をしているでしょう。何事であれ、トラブルになって帰ると次のお出かけが億劫になる。今は安易に流れても息災で続ける方が優先。今回は尾根沿いを行く事に。元々ショートコースだったのに、登り下りも少なくなってしまった。これでは日々のお散歩と余り変わらない。一応ハイキングの範疇には入ってるかだろうから、まぁいいかぁ。
青梅丘陵は矢倉台までずっと林道あり。以前は林道を行った気がするので、今回は丹念に小径を辿り、極力尾根沿いを通るようにしてみました。多摩川分水嶺に拘るならそれが正統派。結果、ほとんど林道を使わず矢倉台へ。細かいながらも登り下りがあって、足慣らしにはそっちの方が好ましい。が、落ち葉の堆積には閉口。以前なら下りでも調子よくヒョイヒョイ足が出たと思うのですが、滑りそうで一歩一歩確かめつつ下る事に。足の置き場に迷ってたどたどしい。まぁ、そのうち慣れて足も出るようになるでしょう。
さすがに結構寒い。で、マスクをするとメガネが曇る。特に登り。必然的に人がいないと顎マスクにせざる得ない。う〜〜ん。人が一杯の所は行けないなぁ。
二等三角点「二俣尾」
選点と造標が明治32年(1899)、田中岩松測量手。埋石と観測が明治33年、宮崎和作測量手。改埋された記録は見当たらないので、標石は121年前の埋石当時のままの筈です。
順路:西多摩郡三田村大字二俣尾「石神宮」ノ傍ヲ石神沢ヲ上ル七八町(車ヲ通ス)右折、更ニ七八町(稍急)ヲ上リ本點ニ達ス。又青梅町西端ヨリ山腹山背ヲ上リ本點ニ達シ得ルモ最初ノ通路ヲ便トス。
石神沢は今回降ってきた沢でしょう。水場が「石神沢ヲ上ル七八町」の所と読めるので、「更ニ七八町(稍急)ヲ上リ」は尾根に取り付いたのではないかと思います。最初の林道の分岐の所でしょうか?。後半の別路は、多分宮ノ平駅辺りから登ったのでしょう。
一二等点はそこから観測した先の三角点名がわかります。二俣尾からどの辺が見えていたのか?ちょっと調べてみました。
一等、物見山(奥武蔵):12.23km
一等、高根(瑞穂町):12.10km
二等、上谷ケ貫(入間市):10.47km
二等、菅生村(あきる野市):7.00km
二等、大岳(奥多摩大岳山):10.26km
二等、火打石(奥多摩川苔山):12.39km
二等、南(奥武蔵豆口峠):10.78km
残念ながら現在は樹林に囲まれ展望が全く無く、実際に見て確かめる事は出来ません。ちなみに設置当時は、松44本、檜60+21本を伐採したそう。今でも120本位伐れば見えそうな気はする。10km位なら視通線さえ確保出来れば見えたでしょうけれど、川苔山と豆口峠は途中の尾根が邪魔になりそうにも思えます。実際に見てみたいもの。
で、答え合わせ。
国土地理院:北緯35°48.3556′、東経139°13.9428′、標高454.26m
当方測定: 北緯35°48.349′、 東経139°13.933′、 標高477m。衛星7個捕捉。
南に12.2m、西に14.9mズレました。合わせて19.2mズレた。20mを越えるズレは赤点なのでスレスレ。追試にならなくて良かった。標高は22.7mも高く出た。なんか再開してから調子悪いなぁ。
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