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Yamareco

記録ID: 3853829
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現岳 ☆天女山入口から、今季最初の雪山歩き☆

2021年12月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:03
距離
13.8km
登り
1,475m
下り
1,465m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
1:35
合計
7:59
6:59
7:00
17
7:17
7:23
3
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2
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9
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1
14:58
ゴール地点
天候 晴れ 稜線上では場所により体を強く揺さぶる強風
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天女山 入口ゲート前駐車スペースを利用。
8台程駐車可能、トイレ無、登山ポストは冬季閉鎖ゲート脇に有り。
天女山のトイレは冬季閉鎖です。
朝到着時は既に5台、権現岳登山者のは3台、天女山までのハイカー1台、車中で寝てたおっさん1台は7時頃何処かへ走り去った。
コース状況/
危険箇所等
序盤はそれほど積雪無いですが標高2,000m過ぎると登山道は雪に覆われていました。標高1,900m辺りから前三ツ頭までは急坂、三ツ頭を過ぎて山頂への最後の登りもなかなか急登。
山頂直下の急坂は登りではさほど危険は感じなかったけれど下りでは滑落リスクがゼロではないと感じました。
この時期の登山道の状況は天候等により大きく変化するので事前の状況を確認するとともに厳重な雪山装備で臨まれることをお勧めします。
天女山入口交差点の冬季閉鎖ゲート
駐車場はこの左手、登山ポストはゲートの右端にある。
2021年12月22日 06:56撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 6:56
天女山入口交差点の冬季閉鎖ゲート
駐車場はこの左手、登山ポストはゲートの右端にある。
ゲートのすぐ先に天女山登山道入り口がある。
2021年12月22日 06:57撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 6:57
ゲートのすぐ先に天女山登山道入り口がある。
駐車場出発前からガスがかかり始め眺望が見られない。
ここを目的に訪れるハイカーさんもいらっしゃる。
この時点で1名と1匹、下山時にも数人いらっしゃいました。
2021年12月22日 07:23撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 7:23
駐車場出発前からガスがかかり始め眺望が見られない。
ここを目的に訪れるハイカーさんもいらっしゃる。
この時点で1名と1匹、下山時にも数人いらっしゃいました。
天の河原まで来たが雲に遮られて眺望は開けない。
2021年12月22日 07:40撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 7:40
天の河原まで来たが雲に遮られて眺望は開けない。
1時間ほど歩いてようやく青空が広がって来た。
目の前の右のピークが三ツ頭。
2021年12月22日 08:01撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 8:01
1時間ほど歩いてようやく青空が広がって来た。
目の前の右のピークが三ツ頭。
標高が2,000m辺りから登山道の歩く部分は雪に覆われるようになる。
雪山はこうでなくっちゃ!
2021年12月22日 08:43撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 8:43
標高が2,000m辺りから登山道の歩く部分は雪に覆われるようになる。
雪山はこうでなくっちゃ!
2,000mの標識。
2021年12月22日 08:45撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 8:45
2,000mの標識。
おなじみの「ここがいちばんきつい!」の標識。
2021年12月22日 09:16撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:16
おなじみの「ここがいちばんきつい!」の標識。
前三ツ頭が正面に見えるあたりまで標高を上げてきた頃、眺望を遮っていた雲が流され・・・・
2021年12月22日 09:26撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:26
前三ツ頭が正面に見えるあたりまで標高を上げてきた頃、眺望を遮っていた雲が流され・・・・
待望の富士山の姿が見えてきた。
何度見ても惚れ惚れ・・。
2021年12月22日 09:28撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:28
待望の富士山の姿が見えてきた。
何度見ても惚れ惚れ・・。
この場所からの南アルプスは実に壮大。
真ん中辺に北岳、右に甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳。
左には地蔵岳のオベリスクも見える。
2021年12月22日 09:29撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:29
この場所からの南アルプスは実に壮大。
真ん中辺に北岳、右に甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳。
左には地蔵岳のオベリスクも見える。
前三ツ頭まで登り切った。
富士山の右に天子山塊の姿。
2021年12月22日 09:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:55
前三ツ頭まで登り切った。
富士山の右に天子山塊の姿。
南アルプス
2021年12月22日 09:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:55
南アルプス
中央アルプス方面の眺望を遮っていたガスも徐々に動き始めた。
2021年12月22日 09:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:55
中央アルプス方面の眺望を遮っていたガスも徐々に動き始めた。
これから向かう三ツ頭方面。
まだまだ厳しい登りが待ち構えている。
ここでしっかり装備を整えて権現岳を目指す。
2021年12月22日 09:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 9:55
これから向かう三ツ頭方面。
まだまだ厳しい登りが待ち構えている。
ここでしっかり装備を整えて権現岳を目指す。
三ツ頭に到着。
権現岳山頂方面や奥の赤岳や阿弥陀岳の辺りは雲が激しく動いている。
時折頂が見えるが次の瞬間にはガスに隠れてしまう。
2021年12月22日 10:51撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 10:51
三ツ頭に到着。
権現岳山頂方面や奥の赤岳や阿弥陀岳の辺りは雲が激しく動いている。
時折頂が見えるが次の瞬間にはガスに隠れてしまう。
左手には編笠山とその右に西岳。
左奥には中央アルプス。
2021年12月22日 10:52撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 10:52
左手には編笠山とその右に西岳。
左奥には中央アルプス。
山頂方面のガスが消えた。
左からギボシ、権現岳、阿弥陀岳、赤岳。
揃って姿を見せてくれたのはこの時だけ。
2021年12月22日 10:57撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 10:57
山頂方面のガスが消えた。
左からギボシ、権現岳、阿弥陀岳、赤岳。
揃って姿を見せてくれたのはこの時だけ。
先ほどまでいた前三ツ頭とその先に富士山。
2021年12月22日 11:27撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 11:27
先ほどまでいた前三ツ頭とその先に富士山。
権現岳山頂への最後の急坂。
先行者の姿が見えています。
2021年12月22日 11:33撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 11:33
権現岳山頂への最後の急坂。
先行者の姿が見えています。
自分も随分標高を上げて先行者の背中が見えてきた。
山頂まであと少しです。
2021年12月22日 11:50撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 11:50
自分も随分標高を上げて先行者の背中が見えてきた。
山頂まであと少しです。
山頂下の登山道脇の山梨百名山の山頂標識。
2021年12月22日 11:57撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 11:57
山頂下の登山道脇の山梨百名山の山頂標識。
山頂がガスに覆われてしまった。
しばらく下で順番を待ちます。
2021年12月22日 11:57撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 11:57
山頂がガスに覆われてしまった。
しばらく下で順番を待ちます。
先行者さん達が下山始めたので山頂に登ってみる。
ガスが晴れるまで待ってみましょう。
2021年12月22日 12:08撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:08
先行者さん達が下山始めたので山頂に登ってみる。
ガスが晴れるまで待ってみましょう。
少しガスが薄くなってきた。
一瞬富士山見えたのでシャッタ切ろうとしたらコンデジが寒さで不調、チャンスを逃す。
2021年12月22日 12:10撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:10
少しガスが薄くなってきた。
一瞬富士山見えたのでシャッタ切ろうとしたらコンデジが寒さで不調、チャンスを逃す。
待つこと数分で一気に視界が開けた。
カメラの広角側はだめだけど望遠側ならシャッター切れた。
2021年12月22日 12:12撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:12
待つこと数分で一気に視界が開けた。
カメラの広角側はだめだけど望遠側ならシャッター切れた。
富士山見えると嬉しい!
2021年12月22日 12:12撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:12
富士山見えると嬉しい!
南アルプスもガス消えた!
2021年12月22日 12:13撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:13
南アルプスもガス消えた!
間近にあるギボシですら見えたのは一瞬。
2021年12月22日 12:14撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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12/22 12:14
間近にあるギボシですら見えたのは一瞬。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:1.56kg

感想

雪山はいつも怖いけどシーズン最初は特に怖い。
低山でのスタートも選択肢だったが、師走の雑用も一段落してようやく得たチャンスなので少々歩き応えのあるお山にしようと権現岳を選択した。

駐車場にいるときに湧き始めたガスは標高2,000mを越える頃には徐々に消え、左手の開けた空間に南アルプスや富士山が姿を現す。
初めてではないがここからの眺めは格別美しいと思う。

前三ツ頭への登りは2,000m付近からは全面雪が付いた急坂になり実に楽しい気持ちにしてくれる。
・・しんどいけど楽しい!・・

樹林帯を抜けて前三ツ頭で稜線に出ると体を強烈に揺さぶる冷たい強風の洗礼。
ここでハードシェル、ヘルメット、バラクラバ、ゴーグル、オーバーグローブ・・・とりあえず持ってきた装備を全部投入。
最初だからなおさら全部使っとこうと思ったわけだが、かつてなく快適だった・・過去はいつも何かしら手抜きしてた・・。

稜線上でも風が強い個所と無風地帯が交互に現れる。
その後三ツ頭への登りも権現岳山頂への登りもどちらも急坂でしんどい。
こちらも「雪道歩けて楽しいなあ!」と考えることにするが実際脚の方はよれよれ。

三ツ頭過ぎると権現岳山頂への急坂に取り付いている先行者の姿が初めて確認できた。
ソロ含む3つのグループで6人の方。
急坂を一歩一歩登って行かれるそんな姿見てると自分も元気が湧いてくる気がする。

山頂エリアまでピッケルに持ち替えることなく登ったが、山頂に立つための残り数メートルでストックからピッケルに換装。
そこも含めその後の下りでの滑落リスク減らすにはピッケルが必要と思われたからだが、この日の雪の状態ではそれでよかったと思っている。

自分が山頂エリアにたどり着いたときには既にガスガスで眺望なかった。
山頂が空くのを待ち最後に山頂に立たしていただく。
自分より後がいないので眺望が開けるのをじっくり待てたのは実に幸運だった。
しばらく待った後強風がガスを動かし、まず富士山がわずかに姿を現し始める。
一瞬のことで撮影チャンスを逃す。
その後何度もチャンスは訪れやがて富士山や南アルプス中央アルプスも姿を現す。
背後の赤岳や阿弥陀岳も姿を見せるがじきに次の雲の塊がやってくる。
目まぐるしい雲の動きもこの時期の山の景色のひとつなんだと感じながら楽しい時間だった。

下山中に山頂を振り返ると小さな雲の塊が山頂にかかったり動いたり・・あの中にいたんだと納得でした。

最後に前三ツ頭で先頭を歩かれていたソロの男性の方と楽しく山談義させていただく機会を得ました。
景色もいいけど、こういう出会いはさらに素敵ですね。
どうもありがとうございました。

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