長瀞アルプス・宝登山(野上駅から長瀞駅へ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 434m
- 下り
- 430m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ 最高気温:14.7℃/最低気温:-2.5℃(アメダス秩父) 予報ではあまりよくなかったが、実際は十分に好天だった。 気温が上昇した上に、風が穏やかなので、春と勘違いするくらいの陽気。 秩父エリアは、盆地のためか他地域の天気が悪くても、好天に恵まれることが多い気がする。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(復路)長瀞1522-1732池袋 ※池袋〜長瀞間は、所要時間は東武線経由の方が優位なことが多いが、運賃と乗り換え回数では西武線が優位。今回も西武線利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。 長瀞アルプスは穏やかな道が続くが、宝登山直下の登りは階段の急登で、体力を消耗する。 また、宝登山から長瀞駅へ向かう道は、単調な砂利道が延々と続くので、 ロープウェイの利用もいいかもしれない。 |
写真
感想
天気が微妙かなと思いつつ、朝に予報が上方修正されたことを受け、
2週連続で秩父に行くことにしました。秩父エリアは盆地のためか、他が悪天でも好天のことが多く、
今回のターゲットである宝登山は、観光地ゆえ混雑が激しそうなので、
あえて微妙な予報の日に行った方が混雑を回避できる、と考えたからです。
朝、家を出ると空には高層雲が広がっていました。
多少降られることはあれど、大崩れはなさそうと思いながら西武線に乗っていると、
正丸トンネルを越えて秩父盆地に入った瞬間、少し晴れ間が見えました。
長瀞に着く頃には雲が多いものの文句なしの晴れで、気持ちよくハイキングスタートです。
「長瀞アルプス」と呼ばれる山域ですが、なだらかなハイキングコースが続きます。
「アルプス」の名を返上せよ!と突っ込みたくなるところです。
ご当地アルプスでも、三浦アルプスや沼津アルプスはかなりのハードコースなのに…。
ま、それはさておき、気持ちよく歩ける稜線です。
道中もそれなりにハイカーがいましたが、宝登山山頂は予想外の混雑。
蝋梅がちょうど見頃なので、蝋梅を熱心に撮影しようとして、道を塞ぐ人多数(私もですが…)。
とてもよい香りがし、完全に春のような気分になり、あまりにも気持ちいいので、
山頂付近で1時間近くぼんやりと過ごしました。
また、展望は全く期待していなかったのですが、西〜南〜東方面がよく開けていました。
少々曇りっぽさが残ってもやっとしていたおかげで、
武甲山の傷が見えず、かえってかっこよく見えたのが印象的でした。
すぐ近くの蓑山や破風山に加え、両神山や奥秩父の稜線の展望も楽しめました。
長瀞駅に降りたら、その周辺でも楽しもうと思ったのですが、肝心の温泉がないとのこと。
ネットで調べた民宿も廃業しており、唯一入れるところも、非常に入りづらい雰囲気。
また、一歩商店街から外に出ると、廃墟が続々と。
諦めて、適当に食事をした後は、ひたすら石畳を踏みしめながら電車を待つのでした。
ハイキング自体はよかったのですが、
長瀞の街がもうちょっと元気であれば、さらに楽しめたかなと思いました。
観光資源としては、山と川とそれぞれに見所が多く、
ポテンシャルは高いので、このままではとても惜しいところであります。
埼玉の秩父エリアはだいぶ登った山が増えてきており、
山頂からの展望が既に登った山が多くを占めており、なんだか嬉しい気分になります。
今は池袋起点でハイキングに行ける恵まれた環境なので、
秩父エリアはホームグラウンドとして、どんどん制覇していきたいと思います。
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